エースコンバット、7～3までの考察

バートレットP @JackBartlettP

XFA-27が環太平洋戦争前にベルカ(グランダー)製とバレると都合が悪い。そこでクーデター騒ぎのときは試作段階のFALKENとXFA-27の開発元を伏せた上で、それぞれ統合軍とクーデター軍に使用させようとした。

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ところが肝心のXFA-27の開発が遅れた。ロールアウトはクーデター騒ぎの後になり、実戦投入ができなかった。やむをえず、グランダーは当初の予定通り、クーデター側にFALKENを与えた。もちろんデチューンを施した上で。TLSや気化ミサイルが搭載されていないのはそれが理由と考えられる。

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2020年のオーレリア戦争では、戦争序盤からオーレリア側にXFAナンバーが配備されたことが確認できている(エースコンバットXiで確認)。もちろん、XFA-27も運用されていた。おそらく生産体制が整ったのだろう。だが、当代のXFAナンバー最新機種はまず、レサス側に配備された。それがフェンリアだ。

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フェンリアは北欧神話関連の命名規則となっている。これはレサスが開発に携わっていたこと、開発コンセプトが「戦闘機サイズまで小型化したグレイプニル」だったことが理由だろう。ナバロはフェンリアをレサスが開発した最新鋭機として大々的に発表しており、そこにゼネラルの存在は見受けられない。

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だが、XFA-33という型式番号が付与されたことは、ゼネラルが関わっていたと疑うに足る証左である。そして、グレイプニルの抜けた穴を埋めるかのような戦闘機にあるまじきオーバースペックは、まるでオーレリア側に傾いたパワーバランスの均衡を取ろうかとしているようだ。

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ゼネラルは、フェンリアによってオーレリアとレサスの戦争の長期化すら狙っていたのではないだろうか。もっとも、実戦配備が整う前にオーレリア戦争は終結してしまったが。むしろ、ゼネラルはあの最終決戦の段階でナバロに見切りをつけていたとも言える。

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何故そんなことが言えるかというと、戦争末期にはオーレリア側にあのFALKENが実戦配備されていたからだ。それも、ユージア大陸のクーデター時とは違い、フルスペックのFALKENが。ゼネラルはすでに、オーレリア戦争を通して大量の試作機の運用をしていたオーレリア側に協力することを選んでいたのだ。

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オーレリアはXFAナンバーやRナンバーの試験機を続々と運用していた。国土を奪還するためには形振り構っていられなかった。その結果、ゼネラルには大量の試作機の運用データが蓄積された。しかも、各種カスタムパーツの開発により、今後の機体開発に必要なデータすら集まった。

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果てはナバロが持ち去ったフェンリアの開発データを、オーレリアが独力で復元。もちろん不完全な復元ではあったものの、むしろゼネラルにとってはコストダウンの利点もあり、制式量産機として売り込むに十分だったはずだ。

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フェンリアを解き放ち、既存の世界秩序の終わりの始まり、ラグナロクの引き金を引いたのは、実はオーレリアだったのかもしれない、そんな想像さえできてしまう。

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アリコーン飛ぶ説は流石にふざけすぎたので真面目なエスコン考察をしよう エスコン7でもちらほらその影が見え隠れするゼネラルリソースの歴史でも考察してみるかな

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ゼネラルリソース(General Resource)これを直訳すると日本語で直訳すると「一般資源」。もともとゼネラルリソースはいわゆる「資源メジャー」か「運輸会社」から始まったと思われる。 時系列上一番最初に明確に存在を確認できるのはエスコン6の2015年で、陸揚げされたコンテナに「GR」のロゴがある。

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で、エスコン3で言われているゼネラルリソースが強い業界が「重工業」「都市開発」「エレクトロニクス」「建設」で、重工業系が強いことを考えると、資源メジャーが企業城下町を形成する過程で建設や都市開発の業界に進出したと考えるのが自然かもしれない。

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で、重工業関連でエレクトロニクスや機械系の業界に進出するためにグランダーを吸収。 グランダーが発展解消してゼネラルリソースになったと昔は考えていたが、2015年にゼネラルリソースが存在していて2019年にグランダーが存続していることを考えると、2019年以降にグランダーを吸収した公算が高い。

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ゼネラルとグランダーの関係性はもう散々言われている通り自社製戦闘機のナンバリング規則とニックネームの命名規則が一致していることからで、今回はもう触れない。

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むしろ7で新たに出てきたミミック隊がすごく面白い考察材料で、こいつらの無線表示に思いっきり「GRGM」という部隊略称が記載されている。 頭の2文字からGeneral Resourceがすぐ思い浮かぶ。 すると後ろの２文字が気になる。 部隊略称から察するに、「M」は「ミミック」の頭文字と取れるが……。

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じゃあ３文字目の「G」ってなによ、と。 これは推測だが、おそらく「Guardian」かな、と思っている。 で、ここから先はだいぶ妄想が入るが、おそらくミミック隊は対外的、あるいは体面的にはゼネラルリソースの警備員扱いと考えていい。

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何故かというと、彼らがゼネラル関係者の場合、いわゆる私兵組織、いうなれば民間軍事会社扱いになるということ。で、民間軍事会社はイメージ戦略の一環として、「警備会社」であることをアピールすることが多い。

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特にゼネラルの場合、General Resource Defence Forceという存在が後世出てくる。実際やってることはともかくとして、体面的には対テロ自主防衛を掲げ、業務内容にもユージアの治安維持協力やSARFへの装備供与など、PMCsの業務に通ずるところは多い。

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実はストレンジリアル世界で不思議に思っていたのが、「傭兵」という考え方があるにも関わらず、それを斡旋したり、傭兵自らが法人化する「PMCs」やそれに準ずる存在が21世紀初頭の段階でほとんど出てこなかったこと。 出てきたのは現実世界を部隊にしたX2とインフィニティだ。

バートレットP @JackBartlettP

当然その流れをくんで7でそういうPMCsが出てくるかと思いきや本編では一切出てこない。影も形もない。 そこへ来てDLCのGRGM表示である。ゼネラルがストレンジリアル世界で史上初のPMCsを立ち上げた可能性が高いのだ。

バートレットP @JackBartlettP

ただ、その後にゼネラルとニューコムがあの世界における覇権を取ってしまったので、ストレンジリアル世界、ひいてはUGSF世界ではPMCsという考え方が育たなかった可能性もある。 UGSF作品の「バウンティハウンズ」の傭兵たちは企業組織化されているようには見えないし。

バートレットP @JackBartlettP

話を戻すと、今回のアリコーンの一件後にファーバンティ攻めがあり、そこで通信衛星が破壊されることになるが、 その後の復旧作業でゼネラルが果たした役割は大きいはずだ。既存ネットワークに取って代わる新規格「エレクトロスフィア」とOS「データスワロー」が登場したのだから。

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さらに、第二次大陸戦争が最終的にあの形で結末を見た以上、既存のオーシア・エルジア両大国の兵力は弱体化。加えてXではオーレリアにXFA-27やらRナンバーやらが配備され始めたり、ナバロへの資金や兵器提供の元といい、どうも背後にゼネラル(もしかしたらニューコムも)の影がチラつく。