オークション懇談会（第３回）質疑応答ver.

hiroeda @hiroeda

周波数オークションに関する懇談会（第３回）＠キャピタル赤坂　今日はオークション導入に関する移動・通信事業者のプレゼンと質疑・応答。※全ての内容を理解／聞き取れたわけではありませんので、ご出席された方で訂正等ございましたら、ご指摘よろしくお願いします。

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次に質疑・応答（以下も敬称略します）。〓〓：日本と海外の事情の違いについて、どのように考えているか？　鬼木：関連した質問で、先進国で通信目的でのオークション制度が導入されていないのは、日本だけこの状況をどのように見ているか。

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ドコモ：まず日本と海外をどのような観点から比べるかによって話が変わる。例えば、日本ではケータイの普及率は高く、コンテンツ内容、価格も世界並みで、諸外国に引けを取らない。基本的には、周波数の有効利用は為されているのではないか。ＫＤＤI：ドコモさんとほとんど同意見。（続く）

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ＫＤＤＩ：サービスも充実しており、料金も世界とそれほど変わらない。水準以上になっているのでは。ソフトバンク：〓〓。ヨーロッパではシステムが統一されており、オークション制度の導入が結果としてやりやすかった。イー：感想、感覚的な回答になるが、３Ｇの黎明期に周波数を割当できた。（続く）

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ウィルコム：オークションの目的の一つに、新規参入による活性化があるが、競争政策的に見れば、全てに６社あることから成功しているのではないか。ＵＱ：サービス、技術では世界と差はないのではないか？各国でできていて、日本でできていないことはないのではないか。

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鬼木：もう少し突っ込みたい。私はオークションをもっと早く導入していれば、より良いサービスがユーザーに提供できていたのではないかと考えている。例えばコンビニ。コンビニ業界は自由参入で競争が激しい。それによって世界に冠たるサービスが提供できている。

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ドコモ：これまでも激しい競争にされてきた。電波というリソースがないと事業不可能な通信業界は、コンビニ事業とは少し違うのではないか。ＫＤＤＩ：自由に参入する枠組みは通信事業にもあるのではないか？〓〓。ソフトバンク：コンビニとの比較は面白い観点。（続く）

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ＵＱ：周波数を買ったからと言って、それが有効利用につながるわけではない。

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吉川：各社に聞きたい。３年後にはどれぐらいの周波数が必要だと考えているか。また、売り上げはどれぐらい上がることを予想しているか。概算値で構わないので、お答え願いたい。

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ドコモ：周波数＝〓〓、売上げ＝回答を差し控えたい。ＫＤＤI：周波数＝２０MHzは確実に必要、売上げ＝予測値を出すのは難しい。ソフトバンク：周波数＝３０MHz、売上げ＝差し控えたい。イー：周波数＝２０～３０MHz、売上げ＝差し控えたい。ウィルコム：増やす必要は基本的にはなし（続く）

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UQ：周波数＝最低でも２０MHzは必要。トラックでは〓〓、売上げ＝差し控えたい。

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森川（懇談会メンバー）：仮にオークション導入が決定されたとして、懸念事項は色々あるわけだが、制度設計をうまくすれば、解決できると考えているか？またオークションのメリットは「新規参入」にあると考えているか？

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ドコモ：１点目だが、現時点で、かなりの法人税を国に納めているという現状がある。〓〓。２点目だが、制度設計によるものが、全てデメリットではまずい。しかし、設計次第では、透明性の確保にはつながると考えている。

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KDDI：１点目がだが、制度設計において、既存の電波利用料とオークション料の２重負担は事業者としてかなりつらい。２点目だが、新規参入は良いことだが、価格高騰などのネガティブな面があることも確か。 ソフトバンク：色々な検討が必要だが、がちがちの制度設計では、今と変わらない。〓〓続く

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ソフトバンク：良い所は透明性が高まる点。若い新規参入も増えるかもしれないが、資金が必要で、そこが難しい。 イー：競争によって、本当に寡占状態にならないか懸念。さら地でのオークションにはメリットがあると思っている。 ウィル：スピードが速くなるところがメリットで、制度設計で可能。続く

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UQ：新規参入は良い点ではあるけれども、実効的に見た場合に、難しいのではないか。

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林（懇談会メンバー）：３点質問したい。１．オークションの免許期間の長期化をすべきかどうか。２．落札可能な周波数範囲を設けるべきか。３．〓〓 各社：１．ついては、長期化すべき。 各社：２．ついては、何らかの上限は設けるべき。 各社：〓〓（質問内容が聞き取れなかったので、理解不能）

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大谷（懇談会メンバー）：３点お聞きしたい。１．事前に開示すべき情報は何か？２．事前検討に必要となる期間はどれぐらいだと考えているか？３．ペナルティについて。 ドコモ：１．プレゼンで発表させて頂いたことと同じ。２．具体的な数字は一概には言えない。３．〓〓

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KDDI：〓〓（すいません、聞き取れませんでした。） ソフトバンク：１．隣接との干渉問題についての情報。２．〓〓。３．〓〓。 イー：１．できるだけ長期的なオークション情報。２．１年ぐらい。３．〓〓。 ウィルコム：１．周波数帯域。２．１年ぐらい。３．〓〓 （続く）

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UQ：１．周波数帯域、政策的な用途がある場合の情報。２．１年以上。早めの開示が望ましい。３．〓〓。

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平岡副大臣：電波利用料についてどう考えているか？今の利用料制度は、国の一方的な決定になっている。オークション導入では、これが事業者の価値判断に従って決定されることになる。事業者にとって、次の内どれが最適だと考えるか？ １．オークション２．電波利用料とオークション３．別の方式

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ドコモ：２については適用から除外すべきだと考えている。３については、案はない。 KDDI：まず、３については、案もないので、回答できない。いずれにしても、過度な負担にならないことが重要。会計処理上の問題も考慮して頂きたい。

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ソフトバンク：まず現状の電波利用料は高いという認識がある。オークション料の中に利用料を組み込むということで、１番目はありうる。２．は負担が大きい。３．としては冗談で、電波利用料を安くして頂いて、利用料だけに。 イー：〓〓。 ウィルコム：１．は事業の寡占状況を導く可能性あり（続く）

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ウィルコム：２．では負担が大きい。 UQ：現状として、電波利用料だけでもキツイ状況にある。これにオークション料金のプラスはきつい。１．がありえるかもしれないが、価格が高騰すれば、今と変わらないのではないか。

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オークション懇談会座長：色々な懸念が提出されたわけだが、基本的にはこれらの問題は供給側の問題。すなわち、経営的な判断が強い。ご指摘された懸念とは、オークションが導入された場合に、この懸念は可能性の問題なのかどうか？