あいちトリエンナーレ2019国際フォーラム「『情の時代』における表現の自由と芸術」2日目の配信中ツイート集
林:それはネイションを相対化する。感情を喚起するアートによって、自分が何者であるかを問われる。その複雑さ、芸術の重要性。taming、暴走する情をコントロールすること、そして情動の再配置。国境の問題もRefreedomも。
2019-10-06 17:52:49林:クアウも触れたエーコのopen work。エーコが言うのはモダニズムの文脈で、それは抽象絵画を指すが、意味にたどり着けない、それがopen work。そこに情動は考慮されていない。抽象絵画は情動をシャットダウンするというニュアンス。しかし今回の問題でのオープンは情動を媒介に開かれていくもの。
2019-10-06 17:54:35林:エーコとは反転しているが、共通するのは「難しさ」。ハリウッド的な分かりやすさ、ひとつのナラティヴに行き着き、安心することは切り取りによる炎上と似ている。エデュケーション、ラーニングに自分は抵抗感がある。専門家が素人に語るという居心地の悪さ。もっとオープンなエデュケーション。
2019-10-06 17:57:24林:「そうではない」という答えの問題。慰安婦だ→そうではない、天皇を焼いている→反天皇ではない、というのでなく、ユニヴァーサルな問題として捉える。同時に捉える。ストラテジーが必要。後退せざるを得ないし、トラップがある。
2019-10-06 17:59:01昨日の録画プレゼンの原稿を公開しました。 あいちトリエンナーレ2019国際フォーラム「『情の時代』における表現の自由と芸術」での講演原稿 - Bienvenue sur le blog de masahiro sogabe masahirosogabe.hatenablog.com/entry/2019/10/…
2019-10-06 18:00:03林:最終的なノックアウト、文化庁の補助金の問題。結局、この問題は検閲の問題になってしまった。あいトリだけでなく、科研費、研究助成にも関わる問題。表現、研究の現場が萎縮する。声を上げていかなくてはならない。
2019-10-06 18:00:26林:表現の自由。多様な人々がいることを喚起する問題。不快と思われる表現も守らなければならない。公的機関こそがそうすべきだと思った。ありがとうございました。
2019-10-06 18:01:40