- kaidan_oogiri
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笑いをとらずに怖がらせろ!新感覚ゲーム『怪談大喜利』! この画像と「#怪談大喜利」タグをつけて、あなたの考えた最恐のオチをお答えください。 秀逸回答はツイキャスにて発表します。 締切は10/4(金)23:59、秀逸回答発表は10/5(土)22:30~23:00です。 pic.twitter.com/8qN6eL6Ef0
2019-09-29 21:39:51寺に着いた時点で気づく。 よく考えたら祖母は生きていた。 ……いや、なぜ「よく考えないと」分からなかったのか。 そんなことを思いながらも、私の脚はなぜかお墓の方への歩みを止めない。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/PiLvwXlhu0
2019-09-29 21:46:25墓に刻まれた祖母の名前が、私の、二歳になる娘の名前になっていた。 そういえば娘は1ヶ月ほど前から、夜泣きもパニック泣きも一切なくなった。それどころか、おしめを替えて欲しい時は知らせてくれるようにすらなった。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/aKrPTqM8Fp
2019-09-29 21:47:27祖母が亡くなって間もない、私が幼稚園生の頃に墓石に触れたら、迸るような熱を感じた。 都会の大学に進学した頃に触れたら、優しい温かみを感じた。 地元の企業に就職した頃に触れたら、墓石独特の冷たさを感じるだけに変わっていた。 さっき触れたら、何故かその場に膝を突いた。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/LkFxfObQSk
2019-09-29 21:58:13#怪談大喜利 よく見ると墓が前あった場所と違うところにあった。 前よりも祖母の自宅に近い付いているみたいだっだ。 pic.twitter.com/LkkwdrOShH
2019-09-29 22:02:35墓に行ったらそこは更地だった。近隣住民に聞いたら、あそこは戦争で空襲にあった時に更地になってしまいそのままだという。唖然しているとその近隣住民が再び口を開いた。「そうそう戦前には家が建っててあんたと同じ苗字の人が住んでたよ。まあ空襲で一家全員亡くなってしまったけどね」 #怪談大喜利 pic.twitter.com/BSL62Iaiqi
2019-09-29 22:06:39今までは、墓参りなので皆静かにしているのだと思っていたが 違う。 墓参り中、決して喋ってはならないようで皆目配せや手ぶりで会話していたのに気づいた #怪談大喜利 pic.twitter.com/skrYMJTsyJ
2019-09-29 22:07:31#怪談大喜利 あれ?お祖母ちゃんはまだ父方も母方も元気だけど…なんで私は祖母の墓参りなんかしたんだろう。 スマホが震えた。 『いいから早くお帰り』 両方のお祖母ちゃんの声が重なって聞こえ、私は病院で目を覚ました。 父方、母方双方の祖母が「連れてかないで」とご先祖様に祈ったのだと聞いた。 pic.twitter.com/qHGrEB0oQL
2019-09-29 22:18:53実家に帰ってきたはいいものの、喉のいがらっぽい感じが着いてからずっと抜けなかった。 いがらっぽさは吐き気へと変わり、親戚に連れられて墓に行ったが、墓前で戻してしまった。 黒い吐瀉物が撒き散らされ、人型を形成して祖母の墓石に浸透するようにして消えた。 体は何ともなかった。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/QFD3SAqTEZ
2019-09-29 22:28:20蝉が鳴いていない。 この時期この地域はいつも蝉の声でうるさいのに、鳴いていない。 祖母の墓前に、大量の蝉の死骸が転がっていた。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/0NWu8PtH0i
2019-09-30 00:49:39たしか前の時は雨の日だった。 傘が邪魔で大変だった記憶がある。 そして今回も雨。祖母の命日ってわけでもないし、日付も前回と違う。 わざわざ雨の日を選んで墓参りに来ているのだろうか。 疑問に思い、父に聞いた。 「傘をさしていれば余計なもの見なくても済むだろ?」 #怪談大喜利 pic.twitter.com/3N1YiIJYWD
2019-09-30 07:10:22色々偏屈で型破りだった祖母は、それでも私には良くしてくれた。 「アンタは優しすぎるから心配だよ」 言いつつ、私の頭を不器用に撫でてくれた祖母。 久しぶりに墓参し、不義理を詫びつつ墓石を洗っていると 私の、元彼氏や男友達の名前が、小さく乱雑な文字で刻み込まれていた。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/udjnN0uP7C
2019-09-30 08:12:50数年ぶりだというのに、キレイに掃除されたような状態だった。お供えの花も枯れていない。 本来なら隣のお墓のように雑草だらけになり、土埃や雨によって汚れているはずだ。 寺の住職に聞いたところ、毎月80歳くらいのお婆さんが掃除にきているそうだ。 誰だろう。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/g1snyj1fs8
2019-09-30 12:21:51明らかに別人の墓なのに 家族は全員当然のように花を生け、線香をあげ、 両手を合わせて拝んでいる。 私の記憶にある一族の墓は、 雑草が生い茂り、 雨風にさらされ続けたのか、 かなり風化が進んでいた。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/avrlvwyCVp
2019-09-30 16:52:41#怪談大喜利 数年ぶりに訪れたというのに祖母の墓は雑草もクモの巣のひとつもないまるで新しい墓のように綺麗な状態だった。 両親も姉も誰も掃除した覚えはないらしい。 pic.twitter.com/he6rVz7qoM
2019-09-30 17:33:29家族での墓参り。 自分は帰省するのも数年ぶりだ。 帰宅し、夕食が始まる。 …食器の数が一組多い。 風呂に入ろうとして父に止められた。 『今入ってるから』 …風呂の明かりがついていて、シャワーの音も聞こえる。 …家族全員、ここにいるのに。 みんな、当然、という顔をしてる。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/6mdLuObSAK
2019-09-30 20:26:24誰かに見られている感覚がある それも、一人だけではなく大勢に囲まれているような だが、周囲におかしな様子の人物は一人もおらず、ただ墓石が並んでいるだけだった しかし、辺りを見回した時に気が付いてしまった 佐藤家、田中家、山田家、中村家…… 墓石が全て、こちらを向いていた #怪談大喜利 pic.twitter.com/xlKwAGgLx8
2019-09-30 22:08:37お墓の前にあった土の山が無くなってる…? 「言わんかったけ?ここいら土葬じゃけ、埋めた棺や遺体が土に還るんよ。したら、その分、土が沈んで平らになるん。土の山が無くなったんはなーんも不思議じゃねぇんで?」 いや…でも…凹んでる。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/CXdimkjogn
2019-09-30 23:47:47数年前来た時は荒れ放題だった祖母の墓には、キレイに花が生けてあり、雑草も抜かれ、私が着いた時点でまだ線香からは煙が出ていた。 胸に去来した違和感はやがて一つの疑問に収束した。 『他人の墓を勝手に管理した上、毎日墓参りまでしている人物は誰だ。』 #怪談大喜利 pic.twitter.com/ETOgUjWUvi
2019-10-01 03:30:41前回はこちらを見て優しく笑っていた祖母の霊が、今回もこちらを見て笑っている。 ただし荒れ果てた墓前で祖母の顔の大きさは1メートルを優に超えている。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/Ce17za3t4V
2019-10-01 04:06:29先客がいたようで、すでに百合の花が飾られていた。 お坊さん曰く、 「お姉さん想いの妹さんが毎年お参りに来られるんですよ」 ちょっと待て、 うちの祖母は末っ子のはずだ。 #怪談大喜利 pic.twitter.com/15wyH5P5ha
2019-10-01 18:05:01その墓は何年も手入れがされていないかの様に荒れていた 私以外の親族が今日も含め、毎年墓参りに訪れていたにも関わらずに、だ 彼らは一体誰の墓に、いや、一体何に参りに行っていたのだろうか? #怪談大喜利 pic.twitter.com/1h8iyfwCJb
2019-10-01 21:16:59