今更ながらルビサファ時代に入手出来た旧ポケの選出基準を考察してみた
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特に第三世代では水タイプのポケモンが新旧共に他のタイプよりも多く登場している関係もあって前世代以上に遺伝要員としての活用が期待されたのが続投の理由になったと思われます。
2019-10-08 23:08:08【傾向その4:ルビサファでは既存の水ポケモンの続投が多かった一方で、氷やゴースト、悪の既存ポケモンは軒並みハブられている】 さて、先述の通りルビサファでは水ポケモンが新旧共に多く登場しているという風に説明しましたが、
2019-10-08 23:08:08こうなった一番の要因はルビサファの舞台であるホウエン地方はそれまで登場したカントーやジョウトと比べて段違いに海が広く、その冒険範囲は水上どころか水中にまで及んでいることにあります。
2019-10-08 23:08:08水中にまで冒険範囲が広がっているということは当然ながらそれだけ作中に登場させる水ポケモンも多くする必要があるという訳です。 その結果他のタイプでは概ね数自体が少なめでそこまで単体タイプのポケモンが多く残っている訳でもない傾向が強いのに対し、
2019-10-08 23:08:09水タイプの方はただでさえ数が多いのに水単体の最終進化系だけでゴルダックやアズマオウにマリルリと3種も残っており、進化前を含めた場合に至っては明らかに水単体の方が多いという事態になっています。
2019-10-08 23:08:09その水単体続投組のうちマリルリは新規進化前であるルリリの存在、ゴルダックは進化前がかの増田順一さんのお気に入りとそれぞれ妥当な続投理由がちゃんとありますが、
2019-10-08 23:08:10アズマオウに関してはおそらくつのドリル使いであることがNPC視点で見ればバトルタワーの連勝ストッパーとして最適だと判断され続投に至った可能性が高いと思われます。 ついでに既に述べたスターミーやキングドラ、サニーゴを除いた水複合続投組にも目を向けてみますと、
2019-10-08 23:08:10まずギャラドスが続投されたのは種族値配分や進化前の性能からして明らかに彼の対になることを意識したと思われるミロカロスの存在が非常に大きかったのが一番の理由でしょう。
2019-10-08 23:08:10次にランターンの場合は当時一致水技と雨乞い一致雷コンボを両立できる唯一のポケモンだった点が続投する上で有利に働いたと言えます。 あとドククラゲをわざわざ「ヘドロえき」という吸い取った相手の体力を減らす特性を与えた上で残したのは、
2019-10-08 23:08:11その特殊耐久の高さや水受けに適したタイプ耐性、そして草ポケモンを一致毒技で狩れる性能をヒントに、彼を新たな強豪草ポケモンとなったルンパッパの天敵に仕立てようという意図があったのではないかと考えられます。
2019-10-08 23:08:11その一方でルビサファに続投された旧ポケに存在していないタイプとしては氷やゴースト、悪の3種類が該当しており、このうちゴーストタイプについては当時の旧ポケだったゲンガーとムウマがどちらも一致技を上手く活かせない状態だった為に選考から外れたと先程述べました。
2019-10-08 23:08:12んで、氷タイプの方はその性質上野生で該当タイプのポケモンを出現させるには氷系のダンジョンがほぼ必須になるのですが、困ったことにホウエン地方はカントーやジョウトと比べて明らかに南国的な雰囲気を漂わせている地方である為、
2019-10-08 23:08:12既存の氷ポケモンを続投させるにはとても厳しいものがあると判断したのでしょう。 それを考慮したのかホウエン地方では氷系のダンジョンだとハッキリ言えるのは浅瀬の洞穴の最深部だけで、それも干潮時限定という小規模なものに留まりました。
2019-10-08 23:08:13そして悪タイプの場合は第一世代で大暴れしたエスパータイプの抑制と何かと不遇だった格闘タイプの救済を目的に登場したのはいいものの、この頃では一致悪技をまともに使いこなせていたのはヘルガーとバンギラス位で、正直なところまだまだ不十分だと言わざるを得ない状況でした。
2019-10-08 23:08:13しかもシナリオ攻略においても殿堂入りまでに入手できる悪ポケモンは金銀ではブラッキーしか存在せず、いざクリスタルが発売されたと思ったら当時特攻が極端に低いせいで碌に自身のタイプを活かせなかったニューラが氷の抜け道で野生出現するようになっただけという有様でした。
2019-10-08 23:08:13それらを深く反省したのかルビサファでは最序盤から悪ポケモンが入手できるようになったり、既存ポケ全ての代わりに出した新ポケモンの種族値をグラエナやアブソルを除いて両刀気味にすることで一致悪技の威力を確保したり等とかなり思い切った変更が行われています。
2019-10-08 23:08:14【※おまけ:上述の項目で全く振られなかった続投ポケモンの続投理由】 サンドパン、ドンファン:この二系統を除いた当時の地面単体、つまりダグトリオとガラガラは一軍レベルで活躍した経験があった為外された レアコイル:当時電気複合の一般ポケモンはランターンとこいつしかいなかったから
2019-10-08 23:08:14ベトベトン、マタドガス:第三世代では新規追加された毒ポケがドクケイル、ロゼリア、ゴクリン一族、ハブネークのたった5種だけなのでその補完という形で入れた マルマイン:シナリオでは初代、金銀共に罠要員を担当していたので、その流れで続投が決まった可能性が高い
2019-10-08 23:08:15サイドン:自身がつのドリル使いであると言う時点でお察し(ぇ ネイティオ:当時はこいつが一般ポケで唯一のエスパー・飛行複合であった為 マグカルゴ:当時存在していた炎複合の中でこいつだけ実用に耐え得るレベルではなかったので、そのお情けで残した
2019-10-08 23:08:15……まあ色々と異論はあるでしょうが、先程私が今までお伝えした続投ポケモンの続投理由はあくまでも個人的な考察を通して出した一つの結論ですのでそこはご了承下さい。 ということでこれにて今回の考察は終了となります。長文お付き合いありがとうございました。
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