秋月探偵事務所について

キノコアザラシP @kiraradake0125

飲酒アザラシ

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いい感じに酔っ払ってるので、前々からやりたかったのを今日やります

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Q.何やるの？ A.制作を断念したシリーズの話

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断念したのはこちら #秋月探偵事務所 下にぶら下げてくので邪魔になったらミュートしといてください

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去年の食えない卓のキャンペーンセッションで、探偵の律子が登場、彼女の事務所として秋月探偵事務所として名前が出たのが一番最初。その後、頭の中でぼんやりと出来ていた「恭平ルートラストから2年が経過し、探偵として活躍している」って設定で恭平くんのキャラシを作ったのが全ての始まり。

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RIDDLE JOKER本編での彼の活躍を見て恭平ルートを作り、彼がメインとなる話を作りたかった。書き上げ、完結させた俺の中に次に浮かんだのは、「恭平にも幸せになってほしい」って思いだった。そこから全体の話を考え始めました。秋月探偵事務所。

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コンセプトとしては、「ヒロインや登場人物との触れ合い、関わり合いを通して、恭平が胸を張って暁と再開出来る様に成長する」でした。

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メインの登場人物、秋月探偵事務所のメンバーは、 ヒロインは ・所長の律子（アイマス） ・吸血鬼の600歳ロリババア、エヴァンジェリン（ネギま） ・一般人、神谷奈緒（モバマス） の3人

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その他メンバーとして ・桜の精霊、サクラ（Fortissimo） ・魔法使い、霧崎剣悟（Fortissimo） ・作られた生命体、ポーラ（艦これ） の3人を想定してました。

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書く上で最も悩みそして制作断念の決定的原因が「恭平の戦闘力」でした。ほとんどバトル物を原作としたキャラなので、本編通りの恭平くんだとどう頑張っても戦闘能力が無さすぎます。なので考えたのは、「共通ルートで戦う力を身に着けてもらおう」というものでした。

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考えていたのは ・エヴァンジェリン指導のもと、ネギま世界の魔法を習得する ・エヴァンジェリンとの話し合いor事故を経てネギま世界の禁呪である闇の魔法を習得させる。 この2点です。

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個人的には調整は出来たと思うんですよね。魔法と言っても、ネギま世界の初等魔法である「魔法の一矢」だけにすれば、白兵戦の工夫は出来ても、他のヒロイン達の活躍の場を奪わない。そして闇の魔法も、運用は「魔法を自身の身体に取り込む」なので、身体能力強化程度にしか使えません

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そしてこの2点を前提に各ルートを組んでいきました。 共通ルートでは、持ち込まれる事件を解決していく中で、街を騒がせている「人に危害を加える機械人形」に関する情報を集め、各ルートでそれぞれ異なるその黒幕と戦うという流れでした。

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一番最初に決まったのは奈緒ルートでした。というのも、恭平ルートラストで恭平が助けた女の子は奈緒で、「両親を無くしていた為事務所に居候している」って設定でした。

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奈緒ルートでは、ラスボスである奈緒の姉によって自身の記憶を弄った物を埋め込まれた機械人形って設定でした。自身のアストラル能力の認識阻害と、魔法による幻覚によってずっと隠されていました。奈緒の姉、神谷美紀は恭平の両親達がいた研究所のもう一人の生存者という設定でした。

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そこで恭平に惚れており、彼を手に入れる為に全てを計画しました。過去の研究所の襲撃も狂っていた彼女が首謀者です。彼がアストラル使いとして人を助けている事を知り、機械人形を作ってそれと恭平が仲良くなった所で、その身体に自分の意識データを入れる事で、彼を手に入れようとしました。

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ルート終盤で美紀からその真実を明かされた奈緒は、恭平達の元から離れます。自分は人間ではないからと理由をつけて、全てを諦めようとします。そして助けに来た恭平と話をし、一緒に同じ道を歩いていきたいと告白、恭平が美紀を倒してハッピーエンドって流れ。

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恭平ルート書いてた時から奈緒ルートは考えてました。その火災で死者は0だって言われてるのに、奈緒がその事故で両親を失ったって設定は、「そもそも奈緒は人間ではないので両親なんているわけない」んですよね。

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次に思いついたのはエヴァルート。機械人形として生み出されたポーラを保護し、彼女の成長を見守りつつ、エヴァンジェリン自身が自分の過去と向き合って、恭平と一緒に前へ進んでいくってのがコンセプト。ぶっちゃけ元ネタはなのはStS。終盤でポーラは攫われ、エヴァと共にアジトへ乗り込みます。

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そこで洗脳されたポーラを二人で救い、みんなの元へ戻ってきてハッピーエンド。これも自分の性癖全開でシナリオ組みましたね

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最後の律子ルートですが、結局最後まで決まりませんでした（） 自分の一番好きなキャラクターだからこそ、しっかり話を作りたかったんですけど、どう頑張っても前の二人のルートを超える話を書けませんでした。

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そして断念した最大のの原因が、最初の方に書いた「恭平の戦闘能力」です

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別にバトル物なんだから問題ないって思ってたんですけど、律子ルート悩んでる時に思っちゃったんですよね。 「他作品の力でパワーアップした周防恭平。それって本当に、恭平でやる意味あるの？」って。

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今まではストーリーの根幹については「俺がやりたいからやるんだ！」って納得は出来てたんですよね。ユギマスとか、今書いてるガンプラバトル物とか。だけど、登場人物一人、しかも主人公にご都合主義でこういう事やるのはどうなんだろうって思っちゃったんですよ。

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そこから手が完全に止まっちゃいました。必死に考えても先に進めなくて。元々は律子の誕生日である6月23日に1話を投稿しようと思って、2話の途中までは書いたんですけど、最後まで書ききる自信が全く無かったので、残念だけど制作断念。そして今日、酒の勢いでこうやって暴露した次第です。