ネオ・オバチャンの新生

プライバシーを踏みにじる存在として嫌われ、絶滅しそうなオバチャン。しかし人の孤独を和らげ、苦しみを軽減するオバチャンの機能は捨てがたい。よい形で新生できないものか。
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shinshinohara @ShinShinohara
「お節介おばさん」。プライバシーにヅカヅカと乗り込む存在として敬遠され、「オバタリアン」とまで呼ばれてすっかり姿を消し、もはや絶滅寸前。しかし実はとてもありがたい存在だったのではないか。プライバシーとの距離をうまくとった「ネオ・お節介おばさん」の再生はどうだろう。
shinshinohara @ShinShinohara
私は40歳まで独身。ほとんどの独身男性は心優しい。だから、恐がらせないように若い女性には近づかないようにし、子どもにも不審者だと思われないように距離を置き、年上の男性は「まだ結婚しないのか」と自慢めいたマウンティングを仕掛けてくるので距離を置き。優しいからこそ、孤独に陥りやすい。
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そんな中、「オバチャン」はありがたい存在だった。気軽に声をかけ、あれこれ心配してくれ、人とのつながりを失わずに済む、一本の糸。他人だけど「オカン」みたいな存在は、独身男性が完全な孤独に陥らせない、最後の砦。そんな「オバチャン」がいなくなることは、独身男性には危機的。
shinshinohara @ShinShinohara
この記事にもあるように、昔は世話焼きおばさんがお見合いの話を持ってくることが多かった。しかしそのようなお節介おばさんが消えてしまったことが、この記事にあるように、お見合いが消滅しつつあることからも窺われる。 jbpress.ismedia.jp/articles/-/580…
shinshinohara @ShinShinohara
結婚あっせんまでやってもらうかどうかは別として、「オバチャン」の消滅は、心優しい独身男性にとって、痛い。孤独に陥りやすいから。気軽に声をかけ、人柄を知り、励ましてくれるオバチャンの存在は、独身の私にもありがたい存在だった。なにしろこちらからも話を振りやすいから。
shinshinohara @ShinShinohara
子育てについても「オバチャン」の存在はありがたかった。前にもまとめたが、赤ちゃんや子ども連れのお母さんは、電車に乗るとき、子どもが騒がないように必死にしている。迷惑をかけないように。そんなとき、「オバチャン」が声をうまくかけると、車内が優しい空気になる。 togetter.com/li/1367738
shinshinohara @ShinShinohara
日本の至るところで空気がギスギスし出したのは、オバチャンがいなくなったためではないか。オバチャンは、それなくしては歯車がきしみあって動かなくなるのを、スムーズに回すための潤滑油そのものだったのではないか。
shinshinohara @ShinShinohara
オバチャンはある意味、最強の立ち位置にいる。男性は女性に警戒されがち、若い女性は言い寄る男性を撲滅しきれないなど、いろいろ問題がある。オバチャンはそのような問題を超越し、ヒョイと誰とでも打ち解ける絶好の存在であり得る。
shinshinohara @ShinShinohara
独身男性に声をかけるにも、引っ込み思案の子にはあれこれ無理に話しかけず、「これ、持って行き」とだけいって食べ物を持たせたり、スーツを着てる様子を見たら「今日はパリッとして格好がいいね」と励ましたり、「あそこのお店は親切だよ」と街の情報を教えてくれたり。
shinshinohara @ShinShinohara
子連れのお母さんには「小さい子抱えて大変ね。えらいね」といたわったり、騒ぐ子どもがいたら「元気元気!いいね!」とか声をかけ、周りに迷惑じゃないかと気が気でないお母さんの心を軽くするような声かけをしつつ、知らない人に声をかけられてキョトンとし、静かになる効果をうまく引き出したり。
shinshinohara @ShinShinohara
人と人の和をつなぐ、そんな不思議な力を発揮するのがオバチャンのパワーだと思う。もちろん、プライバシーにヅカヅカ踏み込むようなオバチャンが昔はいたので、そういうオバチャンを復活させる必要はない。しかし、人と人の和をつなぐオバチャン機能は、復活させてもよいのではないか。
shinshinohara @ShinShinohara
プライバシーには踏み込まず、本人が心開いて口にしてくれた場合を除き、聞こうとしない。聞いたプライバシーを他人に話さない。親切なら人は喜ぶべきという押し付けをしない。嫌がられた場合は「イヤだったのにごめんね」とサッと引く。こうした距離をとりつつ、人の和をつなぐネオ・オバチャン。
shinshinohara @ShinShinohara
人が孤独で苦しんでいるときは、不快でない程度に声をかけ、気に病んで苦しんでる母親がいれば「大丈夫よ」といたわり、励ます。そんな、苦しみと孤独を和らげる、けれど不快なことはしようとしないショック・アブソーバーみたいなネオ・オバチャンが新生すると、私はいいな、という気がする。

コメント

Kyon-C @rosetail513 2019年10月31日
そういうおばちゃんになりたい
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