「国際ネタを詰め込んじゃう小賢しい少年系作家」はラノベ作家に流れていっている?

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@S_Nakatsu

知っておくべき世界事情の一つ/伊藤計劃・高野和明両氏のSFより悲惨な世界の現状だ/昔は新谷かおる・ゆうきまさみが週刊少年サンデーにこういうネタ書いていたけど、もうそういう作家はサンデーに居ないね / 「赤ちゃん製造工場」を摘発、少女32… http://htn.to/Sn7CJd

2011-06-02 12:06:21
@S_Nakatsu

人身売買用の赤ちゃん製造工場の話だけど、昔だったら週刊少年サンデーの、小賢しい少年系作家:新谷かおる・ゆうきまさみ、あと抜けていたけど七月鏡一あたりが国際ネタあたりで書いていたよね。今だとそういうのを書こうという作家・読みたい読者ってどのあたりの生息しているのだろうという疑問

2011-06-02 12:10:38
@S_Nakatsu

漫画家志望者が減ったという話題が、先日流れていたけれど、こういう「国際ネタを詰め込んじゃう小賢しい少年系作家」の多くは、実は電撃文庫などのラノベ作家に流れていっていると思う。

2011-06-02 12:13:31
@S_Nakatsu

ところが、困ったことにライトノベルが、萌えにどんどん特化していったために、そういう場所が無くなっているという現状もある。もはや電撃文庫ですら、そういう毛色の変わった「小賢しい少年系作家」の居場所が無くなっている。メディアワークス文庫はそういった位置で機能しているのかな?

2011-06-02 12:15:46
@S_Nakatsu

「いや!メディアワークス文庫のこの作家なんかは、週刊少年サンデーであったような、小賢しい少年作家系列にポジションしているよ!」なんかの情報があったら、ぜひ教えてください~。読む読む~。

2011-06-02 12:18:38
@S_Nakatsu

こういうふうに「こんなニュースがあるとは!」世界は間違っている、くそこれを知らしめなければ!」というのを、サンデー系作家やラノベ系作家で書くのはわりと重要なんでないか?というのは、それこそヘッドギアの伊藤和典とか、雁屋哲なんかがやっちゃう、まぁ伝統芸なんすよ。

2011-06-02 12:21:38
@S_Nakatsu

こういう国際ネタの思い出の一つに、伊藤計劃さんの虐殺器官で「ナイルパーチ」ネタが書いてあったときは、個人的に「うーむ、町山智浩さんがネットとかで大々的に書いているネタを引っ張ってくるのは、もうちょっと新味が欲しいかなー」と思った記憶があるなー。

2011-06-02 12:25:42
@S_Nakatsu

本当、こういうネタは「鮮度」と「アンテナの高さ」、あと「深度」が重要なんで難しい。でもハマったときには、一気に読者を深いとこまで引っ張っていけるので、アンテナ高くしておくのって、ほんとに重要だよね。昔はBS、CNN見てるぐらいで良かったんだけど、最近、すぐネットに載るからなー

2011-06-02 12:28:05
ooi@n_m @JDSDE214

@S_Nakatsu 逆に古いネタを掘り起こして脚色修正の上出し直しているのはある意味興味深いなと、ガンスリンガーガールの舞台がイタリアだった辺り良く出来てンなと感心した覚えがあります。

2011-06-02 12:54:56
@S_Nakatsu

@JDSDE214 忘却された過去ネタってのもイイよねー。それを使うと著者よりも年代上の読者を掴めるという点でもおいしい。ただ国際ネタも過去教養ネタも、「そういう教養自体に興味ねぇー」と言われると機能しなくなって困るんだけど。その意味で週刊少年サンデーではどうなんだろうと心配。

2011-06-02 13:01:25
@S_Nakatsu

@JDSDE214 あー、あともう一つ、「そういう外的な教養知識よりも、僕のセカイ系的な内的世界のほうが重要なんです!」と言われても機能しなくなったというのもある。うーむ、難しい。

2011-06-02 13:03:53
ooi@n_m @JDSDE214

@S_Nakatsu 興味ねえと言う層もあると思いますし、ガンスリンガーガールの場合特にアレの読者層の内、イタリアの政情不安とか南北対立なんてのをどの程度理解しているかと言えば(^^;>その辺を上手く舞台の脚色に使ってかつ架空感と現実感の両方を出しているのは偉いと思うんです。

2011-06-02 13:08:24