- Dam_midorikawa
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戦艦大和ほど、国や国民の「念」「思い入れ」「象徴性」をたっぷり背負い込み、継続して世間的議論のテーマになってしまうフネって、実は珍しいのでは? という議論で盛り上がる。 例えば戦艦ビスマルクは、超有名ではあっても、大和ほどいろいろ一般論的に「背負い込んで」はいないかもしれない。 pic.twitter.com/dQy2isDe7J
2019-11-21 11:53:49@KlHein 「それを通じて何をどれほど語れるか?」という話題的な間口が、そもそも大和ほど広くないような気もします。優劣や良し悪しの問題ではなく。
2019-11-21 11:59:35@marei_de_pon 「ヤマト」は「倭」とも書いて、日本そのものの名前ですから
2019-11-21 12:01:37@marei_de_pon 艦隊決戦ができなかったという戦艦としての無念さが、後世の人の心に残ってる感じがしますね。神社に神様として祀られている歴史上の人物も怨念とか無念さを抱えた人が多そうですけど、その辺と共通するものがありそうです。
2019-11-21 12:05:14@ZF_phantom 「巨大ポテンシャルのまま終わりました」感が何か効いてるかも、というのは確かに、呪術的な文脈でも何かありそうですね。
2019-11-21 12:07:26@marei_de_pon 沖縄特攻の悲劇も大和は絶対敵の手に渡したくはない、敵に指一本触らせる訳にはいかないという理由だったと思っています。
2019-11-21 12:08:08@marei_de_pon 興味深いのは、大和は戦時中には国民の間で余り知られておらず戦後(つまり喪われてから)思い入れが強まっていったらしいとこですな。 twitter.com/marei_de_pon/s…
2019-11-21 12:09:51ベクトルは違うけど、ドイツ的に「背負っている」度が高いフネといえば、第二次世界大戦末期、世界海難史上最大の犠牲者を出した、東部戦線からの西方脱出船「ヴィルヘルム・グストロフ」かもしれない。 諸般の史的経緯ゆえ、悲劇であっても単に被害者的な立場を主張しにくいあたりが「重い」のです。 pic.twitter.com/tOwVbAbbHm
2019-11-21 12:10:01@marei_de_pon 特定の船がフィクションの題材になるという点では、日本語世界だとタイタニックより多いかもしれないですね。タイタニックはふつうイギリスの悲劇、ミステリーというよりは汎ヨーロッパ、あるいは大西洋に面した世界での悲劇になって、よりインターナショナルですし。
2019-11-21 12:11:18@marei_de_pon @KlHein ビスマルクは戦争中盤でそこそこ活躍して沈みましたからね。ティルピッツは、ノルウェーに引き篭もったまま攻撃されて転覆しました。悲壮感とドラマが足りないかなあ。ドイツの場合、東方戦線の悲惨さが突出してますしね。
2019-11-21 12:22:54@umenosuke_tani そのへんぜんぶ、ヤマトみたく、干上がった海底から拾ってきて改造していたりしていたら凄い。
2019-11-21 12:27:01@marei_de_pon ですね。 それらに加えて発音のしやすさ、語呂の良さもあるかもしれません。
2019-11-21 12:36:12@marei_de_pon およそ、類感呪術ってやつですかね。 万葉集の時代から何かに念を込めるのが好きですから。
2019-11-21 12:42:16@umenosuke_tani @marei_de_pon 菊水作戦の趣旨から考えても、大和の片道出撃は「宇宙戦艦ヤマトが国民的作品となった」ことで最終的に成功したのではないか
2019-11-21 12:45:52@marei_de_pon @Mossie633 時期や作戦、アメリカに勝つための船がアメリカに沈められたこと、そう簡単に沈まない防御力を持つ船があっさり撃沈されたことなど、大和の最期には敗北を象徴する要素が詰まっていると思います。 だからこそ敗北寸前の地球を救う宇宙戦艦になれたのかもしれません
2019-11-21 12:47:02@marei_de_pon 波動砲、明らかに核兵器の暗喩ですが、ヤマト (大和)は広島(呉)、武蔵は長崎生まれなのが因縁めいてます。長門がビキニ水爆、その姉妹で謎の爆沈した陸奥が放射線測定器に使われるというのもまた、因縁かと。 こじ付けですけどね(笑)
2019-11-21 12:52:05@umenosuke_tani @marei_de_pon 忠臣蔵が永遠に語られ続けるように、大和も永遠に語られる物語になるんだと思う。別に日本に限らず、「敗北寸前の海軍に残された最後にして最強の戦艦の悲劇的な結末」は物語としての普遍性があるのでは
2019-11-21 12:55:26@marei_de_pon 旧作ヤマトでは戦艦大和への憧憬が描かれていましたから、興味を持った人を吉田氏の「戦艦大和の最後」へ走らせたのかも知れませんね。 FF外から失礼しました。 . youtube.com/watch?v=9NLL2x…
2019-11-21 12:59:17@marei_de_pon ヤマトシリーズのビスマルクはかつての宇宙戦艦ヤマトが設計された最初に与えられた任務、「地球に代わる人間の住める星」探しに出ていってました。
2019-11-21 13:02:37@marei_de_pon 軍機扱いだったようなので知名度は戦後に「悲劇的な話」として「ふわっ」とかと…… 艦船で言えば「エンタープライズ」は背負ってますね命名規則が変わっても例外ですし、何よりワープしちゃいます!
2019-11-21 13:03:10@marei_de_pon 人間で言うと、いろいろ無念残念なことを抱えて亡くなった、いわゆる化けて出る、幽霊になりやすい人ですね。 その意味では、いろいろな無念残念の怨念を晴らした宇宙戦艦ヤマトよりも、小沢さとる「青の6号」における「ヤマト・ワンダー」のほうが、大和の亡霊にふさわしい。 pic.twitter.com/xmX10sxeS3
2019-11-21 13:22:18