圧力鍋に限らず、加圧気体を扱う容器は総じてバクダンみたいなものであり、使用者は爆死の危険に曝される。 見てくれ素晴らしいぞ、圧力調整錘に安全弁が二つに緊急放出ピンと、実に四重の安全装置だ。文明人に相応しい優れた鍋だ。 なお自分は野蛮人なのでこの安全装置のうち二つを潰す。 pic.twitter.com/iTEMPioX7C
2019-11-30 23:04:55まず、容器内圧力を一定に維持する圧力調整錘のノズルを外す(蓋中央 文明人が穴をD型にしているので、野蛮人らしく中国製の怪しい超硬ビットとリューターで丸穴に矯正する。 pic.twitter.com/unaKkHgXOC
2019-11-30 23:08:29自分のような野蛮人に捕まらなければ充分に役目を果たしたであろうタイヤチューブ。 すまぬ。使うのはバルブだけなのだ(あとはゴミ pic.twitter.com/bs9zbwC4l1
2019-11-30 23:46:25ゴムワッシャーと金属ワッシャーをかまして先ほど開けた穴に通す。 オシレーチングエンジン関係でこのワッシャーだけは売るほど持ってる。 上は酒のあて(賞味期限切れ pic.twitter.com/ehQjkrrIsr
2019-11-30 23:48:15こんな姿だ。次に、文明の最たるフールプルーフ(救いがたい愚か者でも生きていていいシステム)の結晶たる安全弁(右上の半球)を取り外す。野蛮人なので。 pic.twitter.com/RCbLRZlVqx
2019-11-30 23:50:54おいクソ!この穴10ミリじゃねえぞもっと大きい。圧力計のネジ径に合わねえじゃねーか! と先人を罵りつつ圧力計を取り付けるよ。 10ミリ径でなんとかなった。すまん先人。 pic.twitter.com/2EBUOmmzE4
2019-11-30 23:57:28この角度だと圧力計がクソほど見にくい。ジョイントは発注してあるんだが届くのがかなり先になるから仕方ない。 圧力計は規定圧に対し1.5倍から3倍のレンジのものを使え。ブルドン管式圧力計はその範囲以外では精度を保証できないぞ(本職 pic.twitter.com/3hrbVyMvgZ
2019-12-01 00:02:39だいたい25回ぐらいのポンピングで規定圧力0.08MPa に達する感じ? pic.twitter.com/4dJcmOswhl
2019-12-01 00:25:48まずシリコーン型の用意。離型剤なんかを塗っておく。 その後当て板と輪ゴムとクランプでガチガチに拘束する。 pic.twitter.com/gfMnyh4syw
2019-12-22 23:07:44レジンを計量して型に流し込む。 この際、きちんと行き渡ってから鍋INしないと残った空気が縮んで湯量が足りなくなるで、注意すべし。 pic.twitter.com/gNRTaQ0NFt
2019-12-22 23:08:01そしたら急いで鍋にIN。鍋には掃除しやすいように養生しとくといい(なお想定が甘かった模様 pic.twitter.com/QAeTFrkcrW
2019-12-22 23:08:13フタを閉めたら空気入れでポンピング30回。鍋の常用圧力である80kPaまで加圧する。 pic.twitter.com/jJTAw1tBxB
2019-12-22 23:08:19適当な時間待ったら型を取り出し製品をチェック。 今回もSライフルが不良だぜコンチクショー! pic.twitter.com/labz8Me9oC
2019-12-22 23:08:55以上。 <メリット> 気泡は減る。特にクリアーレジンに顕著。 真空引きより圧倒的に安上がり <デメリット> 型のサイズや個数に制限がかかる。シリコーン側に気泡があると、そこまでレジンが流れ込む。
2019-12-22 23:08:56たぶん、極小サイズの複雑な部品をキレイに抜くのには向いてる。 大きくてシンプルな部品なら無理に適用しなくてもいいかも。 pic.twitter.com/jPQ6PWxNLb
2019-12-22 23:19:35