定性化・定量化・定数化

定性化・定量化・定数化の反復構造とその運用方法について。
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佐藤未悠 @miyou_satou

@DashNaka 私は「定性的」「定量的」ともう一つ「定数的」という概念を導入したいと考えます。 人はまず定性的な判断をする。 後に定量的に判断しようとするが、「どれだけの量か」という判断は主観によってブレる(Xのメリット/デメリットの量をAさんは10/5と言いBさんは7/10という)。

2019-12-20 01:33:21
佐藤未悠 @miyou_satou

@DashNaka そうすると、今度は「(Xの下位項目としての)メリット/デメリットがいくつあるか?」という議論になる。この水準の判断が定数的判断。 Xのメリットがa,b,c,d,e,f の6個 デメリットがp,q,r の3個だった場合 数の多い方を人はより量が多いと判断する。

2019-12-20 01:37:10
佐藤未悠 @miyou_satou

@DashNaka しかし勿論このabc…についても定量的な判断をする必要がある。 そしてその結果 【メリット】a=10,B=3,C=5,d=8,e=2,f=15・・・合計43 【デメリット】p=25,q=12,R=18・・・合計55 だったとしても、この定量判断をしなければ(する前は)、個数的に多いXのメリットの方が優勢になるのだ!

2019-12-20 01:44:18
佐藤未悠 @miyou_satou

@DashNaka 定性的判断で止めておいたほうが自説に都合のいい場合は定量的判断には踏み込まない。 その定性的判断に疑いを持った人はアイレベルを一段下げて定量的な観察をする。 その定量的判断に不満のある人は下位項目の定性化を行い定数的判断によって自説を養護しようとする。 それに納得しない人は更に…

2019-12-20 01:48:35
佐藤未悠 @miyou_satou

@DashNaka 例えば「将棋の駒を振ったらどの面が出るか」という問題。 将棋の駒の面は 表面 裏面 右側面 左側面 右上側面 左上側面 下面 の7面あるけど、定量的には表面と裏面が圧倒的に出やすい。 でも 表面裏面=2面 それ以外の面=5面 と「数」で見るとなんだか後者のほうが強そうに思える(笑) pic.twitter.com/66F2ypt3K5

2019-12-20 01:59:09
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佐藤未悠 @miyou_satou

@DashNaka 私はその手の詐術をなるべく気にかけるようにしてます。 でも本当の問題は、それを詐術として見る視点もまたどこまでも定性化→定量化→定数化(=一段下の定性化)→定量化…の反復運動の中で相対的な妥当性しか持ち得ない、というところです。 なんだか哲学的だな(笑)

2019-12-20 02:04:19