HPVワクチンの積極的勧奨中止は産婦人科医が一人もいないところで決まっていた

そんなこととは全く知らなかったので、驚いてまとめました。婦人科の領域の病気で、しかも女性がこどもを生む能力を大きく損なう可能性があるどころか場合によっては命さえ奪う病気の治療法に関わる話なのに、参考人としてすら産婦人科医が誰も呼ばれていなかったとは。 積極的勧奨の中止が決まった2013年6月14日開催の第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同開催)の議事録 https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000091965.html 副反応検討部会と安全対策調査会の委員名簿(参考人込み) https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000034g8f-att/2r98520000034hpb_2.pdf
勧奨中止 hpvワクチン 定期接種
13

巻頭言

あつこ @ope_atsuko_day
モラ気味の夫氏は外科医な訳で。彼のHPVワクチンに対するスタンスは 👨『外科医の願いってさ、がんがなくなることなんだよ。仕事がなくなるって思うかもしれないけど、そうじゃなくて、悲惨な顛末を知ってるからね。ワクチンでがんが予防できるなんて、外科医からしたら神なんだよ。』だそうです。
ふ ろ 仙 人 🛀🏻 @ 胆 膵 内 科 @doctorhirosan
がん診療に携わると、例え早期のがんを治療したあとでさえ、患者さんは常に再発に怯えているように感じる。 がんは早めに見つけてすぐ治療すれば済むという人がいるが、それは違う。 そんなに単純な話ではない。 1番いいのはそもそも起こらないようにすること。HPVワクチンは本当にすごいのである。
たぬきち @TOTB1984
これ。 "子宮頸がんは死亡率も低いから検診だけで大丈夫。ワクチンは不要" という誤った暴論は、実際の患者さんへの想像力が欠如している。 常に再発リスクに悩まされ、一部の方は実際に再発・死亡する。 ワクチンが存在しない世界ならばやむを得ないが、子宮頸がんにはワクチンが存在する。 twitter.com/doctorhirosan/…

巻頭言2:連携なくして子宮頸がんの撲滅は望めない

io302 @io302
これ、小児科医と産婦人科医でも言える事で、小児科医が伝える子宮頸がんの実態は、産婦人科医が伝える威力には敵わない。でもHPVワクチンの接種主体となるのは小児科が結構多い訳で、HPVワクチン接種開始時から、接種に懐疑的な小児科医は多かった。で、あの副反応騒ぎ。
io302 @io302
その際に矢面に立ったのは小児科医。『思春期の事は分からない』『ワクチンに詳しいのは小児科医だから』と隠れる産婦人科医は多かった。『子宮頸がん実際診る訳じゃないし』と接種から撤退した小児科医も多かった。岩永さんの件同様、産婦人科だからこそできる事、はあったはず。
io302 @io302
副反応騒ぎの中、HPVワクチンを勧めるツイをして誹謗中傷の嵐に遭っていた小児科アカウントはいくつかあった。最近は産婦人科医の先生達もTwitterでHPVワクチン勧めるツイをしてくれるようになり、接種する医療機関も増えてきた。やはり産婦人科医でなければできない事、影響力ってあるからね。
io302 @io302
たぬきち先生が産婦人科医として、峰先生が病理医として、HPVワクチン啓蒙活動を頑張ってるので、小児科垢としてHPVワクチン啓蒙は最近少なくなった。これが本来の形。なので、岩永さんに限らず、メディア垢はメディアとしての役割を果たして欲しい。メディアにしかできない事があるのだから
nao @parasite2006
子宮頸がんの診断治療にあたる産婦人科医、予防手段であるHPVワクチン接種にあたる小児科医、筋肉注射後の万一の健康状態変化に対応する慢性疼痛の専門医や児童精神科医、総合診療医、情報伝達にあたるマスコミがそれぞれ役割に応じて連携できない限り子宮頸がん撲滅は望めないtwitter.com/io302/status/1…

HPVワクチン接種の積極的勧奨中止が決まった2013年6月14日の検討会の議事録を見る

コビットファイター@22世紀Dr @oita_gim
HPVワクチンについてツイート 1)積極的勧奨中止を決めた検討部会では、2対3の僅差だった。 2)座長から出席者の意見を解釈する形で積極的勧奨中止の言葉が出た。 3)座長はワクチンの防止効果を「たかだか何十パーセントの予防率」と軽視していた。 pic.twitter.com/I6Sygl4tyg
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コビットファイター@22世紀Dr @oita_gim
座長の責任今さら問わないし、事務方がどうやら影で動いた責任も言わない。それが民主主義回すコツだからね。でも、議論でしっかりと5年後の状況予測してあったんだから、そのとうりに勧奨中止を止めようよ。
コビットファイター@22世紀Dr @oita_gim
すべてが始まった検討部会、2013年6月。技術的な詳細は直前の検討会でなされていて、そこで座長持ち回りが決まった。 pic.twitter.com/oF0HoVykXf
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(↑「直前の検討会」とは、2013年5月16日に開催された第1回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(第1回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同開催)のことです。この日が初会合で議事録https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000091959.html
冒頭で各委員の紹介が行われ、議決参加の可否が理由とともに説明されました。
毎回の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の記録は厚生労働省ホームページの特設コーナー
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_284075.html
でまとめて見ることができます)

nao @parasite2006
twitter.com/oita_gim/statu… 2013年6月14日の議事録mhlw.go.jp/stf/shingi2/00… 副反応検討部会委員10名中7名、安全対策調査会委員5名中4名出席(委員名簿mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9… )HPVワクチン関連議論は休憩後の後半、副反応検討部会の部会長が座長を務め勧奨中止の議決には副反応検討部会委員のみ参加
nao @parasite2006
2013年6月14日副反応検討部会委員10名中熊田委員(都立神経病院神経小児科医長)、多屋委員(国立感染症研究所感染症疫学センター第三室長)、永井委員(国立病院機構東京病院外来診療部長)が欠席(前ツイの議事録と委員名簿参照)桃井部会長は座長。議決参加6人のはずが勧奨継続2中止3でHPVワク中止
zorori @hshinz
HPVワクチンについて2013年6月14日副反応検討部会議事録を読むと,岡部委員が「勧奨の度合いを緩める」と発言し,桃井座長がそれを「積極的勧奨」と表現している。それ以前には存在しない考え方のように思う。 mhlw.go.jp/stf/shingi2/00…
zorori @hshinz
またA類のまま「積極的勧奨」を外すことが可能かということも議論になっている。(結核感染症課長が可能と答えてあっさり決着しているが)このことから,「積極的勧奨」とはこの会議で初めて出てきた妥協的考え方だと思う。
nao @parasite2006
2013年6月14日の議事録mhlw.go.jp/stf/shingi2/00… 勧奨継続か中止かで議決をとる直前のくだりをみると、当日出席の副反応検討部会委員7人(委員名簿mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9… )のうち、桃井座長を除く6人が議決に参加したのかと思ったら「薗部先生を除いて議決権がおありになりますので」で5人で議決
nao @parasite2006
なぜ薗部友良委員mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9… にHPVワクチンの積極的勧奨中止を決めた副反応検討部会の議決権がなかったのか不思議に思って調べてみたら、「VPDを知って子どもを守ろうの会」というワクチン接種をすすめるNPO法人の理事長をつとめていたのかkanjyakai.net/database/1203
nao @parasite2006
なぜ薗部友良委員mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9…… にHPVワクチンの積極的勧奨中止を決めた副反応検討部会の議決権がなかったのか、正しい理由は前回検討会(これが初会合)の議事録mhlw.go.jp/stf/shingi2/00… 冒頭に。「(ガーダシルの製造元)MSDから50万円以上500万円以下を受領」とあった。
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コメント

zorori @hshinz 2020年1月7日
「積極的勧奨」はこの会議で初めて出てきた言葉と書いたが、日本脳炎ワクチンの時にも使われたいたことに気づいたので、11:35 AM - Jan 3, 2020 にツィートした。ただし、HPVワクチンでは「個別通知」の意だが日本脳炎ワクチンの時は「勧奨」の強調に過ぎないようで意味合いが違う。この件につきもう少し調べている最中
aki.egg @Aki20140101 2020年1月7日
外国含めて疫学的データの蓄積もあるし、勧奨中止の中止含みで再検討する期は熟していると思うけどね。
zorori @hshinz 2020年1月8日
Aki20140101 2013年でも、ワクチンの効果(利益)を上回る害はないというデータはあったのに「積極的勧奨」が差し控えられたので、それ以上のデータが必要ですが、それがどういうものか想像できません。差し控えは疫学的データの不足ではなく、風評(訴訟リスク)を恐れた結果だとしたら、風評がおさまらないかぎり再開しないような気がします
zorori @hshinz 2020年1月8日
厚労省元健康課長のインタビューでの発言「マスコミの側で責任を取って、世論を戻せばいいじゃないですか。メディアが世論を変えてしまった責任まで行政にあるのでしょうか。」積極的勧奨再開には、国民の気持ちの変化がないと無理で、世論を動かすためにはマスコミなどの報道も考え直してもらわなくてはならない、と言っている。疫学的データ不足の問題ではないようだ https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/shoubayashi-3
zorori @hshinz 2020年1月8日
積極的勧奨が差し控えられた2013年の記事には「健康被害が起こっても国家賠償法第1条に規定する違法性を問われることがなくなりました。」と身も蓋も無い書き方をしているものがある http://www.know-vpd.jp/news/1498.php
nao @parasite2006 2020年1月8日
hshinz なるほど、健康被害を理由に国家賠償法に基づく損害賠償請求訴訟を起こされるのが厚労省は一番怖かったわけですか。
bn2 @bn2islander 2020年1月10日
parasite2006 定期接種に関しては無過失補償制度整えてるわけで、訴訟が起こる可能性は低いと思います
bn2 @bn2islander 2020年1月10日
HPVワクチンの報道あれこれ読んでると、感染症の専門家の方のHPVワクチンに対する関心自体が低いように感じられるので、その辺りが積極的勧奨がなかなか再開されない理由なのかも知れない(極端に言えば公衆衛生の対象とは考えてないのかもですね)
nao @parasite2006 2020年1月10日
「付録2:「勧奨」と「積極的勧奨」は違うそうです」の項を追加しました。
nao @parasite2006 2020年1月10日
@natsumex0087 さん、@3V0zCHzxrGAHvpX さん、どうも有難うございました。
nao @parasite2006 2020年1月12日
「付録2:「勧奨」と「積極的勧奨」は違うそうです」の項の@natsumex0087 さんのスレッドを@3V0zCHzxrGAHvpX さんのスレッドに差し替えました。
nao @parasite2006 2020年1月12日
@natsumex0087 さんのご指摘に感謝いたします。
nao @parasite2006 2020年1月12日
あわせて@nonbeepanda さんのツイートを1件追加収録させていただきました。有難うございました。
nao @parasite2006 2020年1月27日
「付録3:「積極的勧奨の中止」は「定期接種の中止」とも違う」の項を追加しました。
nao @parasite2006 2020年1月31日
「第2回(積極的勧奨中止)と第44回(勧奨再開論が出る)の検討部会議事録を読み比べる」の項を追加しました。
nao @parasite2006 2020年2月1日
@rdmasud さんに(はじめて複数委員から勧奨再開の意見が出た)第44回厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)(2019年11月22日)の議事録の公表をご教示いただきましたことをお礼申し上げます。
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