とりわけ文字通り狼の鬣волчья гриваと呼ばれる丘はクピノから上流(と言うべきかは分からない)方向300km足らずにあるマンモス遺骨群集の遺構だそう。展示があるわけではないので行かないが。それにしても異様な航空図ではある。ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%92%D0… pic.twitter.com/JdcTuwMLAx
2019-05-10 08:04:56また例えばそのすぐ近くにある湖は広さ37×17kmで水深1m(!)という、河川由来の湖沼ならあり得ない造りになっている。 pic.twitter.com/MQjAnp736x
2019-05-10 08:08:36さてそれらを考慮のうえ今後の路程を組むが、緩やかで単調なアップダウンが何日も続くわけでもあるし、気候も炎天に向かいつつあり、かなり精神を引き締めて進む必要があるように思う。鳥の声を楽しめる気分を保ちたい。warbler.ru/birds-of-the-u… pic.twitter.com/834jobKofJ
2019-05-10 10:49:219日目(5/9日)。戦勝記念日。いなか道を行くだけなのでイベントには行き当たらなさそう、ラジオをかけて歩こう。バガンбаганという5000人ほどの町へ。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%91%D0… #волк pic.twitter.com/hSDu1FhT2H
2019-05-10 11:02:14駅が使えれば駅で寝る。夜中の発着はないよう。スーパーは23:00までやってるのがある。連日長めの路程になるので欲張らず早めに休む。 pic.twitter.com/J0bL2B1991
2019-05-10 14:15:1310日目(5/10月)。振替休日。線路伝いにオゼルノエ・プリヴォリエозёрное прнволиеという駅へ。名前通りгриваの大量の沼に囲まれている。集落名でもあるようだが2010年の国勢調査で人口19人なお減少傾向と村のていを成していないよう。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%9E%D0… #волк pic.twitter.com/0TgcLaSRWQ
2019-05-11 07:21:2211日目(5/11火)。何もない所で寝る。雨宿りが必要な場合は5kmほど手前のグラモチノграмотино(ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%93%D1…)という集落に「396км」という名の駅がある(こういう距離だけの駅名はシベリアによくある)。途中カラスクなど補給できそうな町あり。 #волк pic.twitter.com/CmdUlpJSP9
2019-05-11 08:08:1412日目(5/12水)。アクセニハаксенихаという500人ほどの村へ。これは車道未整備という意味の表示だろうか。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%90%D0… #волк pic.twitter.com/DNsFS5chiR
2019-05-13 04:15:2213日目(5/13木)。ツェントラリニ(中央)という駅へ。なぜ中央かは分からない。表示されない道が線路沿いにあるので実際の路程はやや短い。#волк pic.twitter.com/A5PKa1JW0U
2019-05-13 11:26:3614日目(5/14金)。まばらな民家のある畑の横で寝る。住所は以下。 指定した地点 Unnamed Road, Altayskiy kray, ロシア 658795付近 maps.app.goo.gl/6eVTf81KAigJU2… #волк pic.twitter.com/Q09Fdn1eeJ
2019-05-14 07:56:50アルタイ地方最初の村はコロトヤクといい、駅がある。シベリアの鉄道は時間に正確。 pic.twitter.com/UY4c2ACsmf
2019-05-15 18:17:5415日目(5/15土)。パンクルシハпанкрушихаという5000人近い町へ。ひたすらグリーヴァと並行に歩いて最後に大きな低地にたどり着く路程。この低地、実に差し渡し150kmほどもある。東北端はノヴォシビルスクの貯水池になっている。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%9F%D0… #волк pic.twitter.com/7xp2wfyS17
2019-05-15 19:23:3716日目(5/16日)。61歳の誕生日はгрива低地沿いに900人ほどの町、プリガンカпрыганкаへ。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%9F%D1… これより大きな低地をいくつか越えてゴルノ・アルタイスクを目指す。 #волк pic.twitter.com/XKn5E5gSwN
2019-05-17 06:54:4417日目(5/17月)。4大河の先鋒、オビ川に到達。クルチハкрутихаという3600人ほどの町へ。「かっこいい」という意味?露wiki→ru.wikipedia.org/wiki/%D0%9A%D1… #волк pic.twitter.com/LNLXbdFpiv
2019-05-18 09:34:49グリーヴァの沼とオビ川というふたつの巨大な水源がたまたま接した地点の下流を堰き止めたのが「ノヴォシビルスク貯水池」(ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%9D%D0…)で、クルチハやカメニ・ナ・オビはほぼその最上流部に位置する。
2019-05-20 06:10:5218日目(5/18火)。カメニ・ナ・オビへ。オビ川を眺めて骨休め。投宿。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%9A%D0… #волк pic.twitter.com/ce4ebMBXIw
2019-05-21 03:16:23東北方向に岩山の連なりが見えるためкаменьというよう。近隣にカメンカという地名もカメンスキーという呼び方も見られるので、鳥のカメンカも「岩のヒタキ」という意味なのかも知れない。 pic.twitter.com/i6bw1KyO8a
2019-05-21 03:30:531年目の主題なのでメモにとどめるが、おとぎ話сказкаを追うと、カメンカという鳥の民俗的意味が見えてくる可能性は大いにあると思う。例えば→proza.ru/2017/06/08/1275 #kamenka pic.twitter.com/WDG7VjpdlR
2019-05-21 05:55:3619日目(5/19水)。リブノエрыбное(魚)という800人ほどの村へ。きわめて平坦な土地で、名前から想像されるほどの川や湖沼は見当たらない。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%A0%D1… #волк pic.twitter.com/NZixzzqouw
2019-05-21 06:59:3920日目(5/20木)。チュメンツェヴォтюменцевоという5000人ほどの村の南の林で寝る。川の合流地点で釣魚が豊富とのこと。オイカワ、ゴビオゴビオ(羅、写真)、ドイツゴイ、淡水スズキなど。露wiki→ru.m.wikipedia.org/wiki/%D0%A2%D1… #волк pic.twitter.com/QlrQpV3dWY
2019-05-21 08:26:00途中で通過するオゼロ・ゴーリコエ(苦い湖)という鹹湖は巨きなグリーヴァ沼。薬効高い鉱水のため保養地になっている。観光案内→na-yarovoe.ru/ozera/gorkoe.p… pic.twitter.com/6ku4xcV59u
2019-05-21 10:06:31