パズルについては、ただやみくもに解空間を探索するのではなく、理屈に基づいて正解にたどり着こうとすることを「理詰め」と呼ぶべきなんですかね。
2019-09-11 23:35:17なので、場合分けして探索するのも、見通しのいい方法なら一応「理詰め」と呼べる。一方で、「探索の道を歩むときただ一方のみに正解があると理屈で明確にわかる」ようなものを理詰めと呼ぶ傾向もあり、これはなんというか「狭義の理詰め」とも呼ぶべきか。
2019-09-11 23:37:48パズルの場合は作者がいるため、作者が意図しているかどうかというのも大きいかもしれない。作者が明確な意図をもって探索の道を作っているのであれば(そしてそれが解き手からみて妥当なら)、理詰めと呼んでいいかもしれない。
2019-09-11 23:40:19当然作者の意図しない理屈が出てくることもあって、それも妥当なら理詰めと呼んでいいだろう。自動生成でも同様で、解き手が理屈を持って探索の道を進めるなら理詰めの問題と呼んでいい。
2019-09-11 23:41:50その意味では、薄廻さんの問題は、今のところ僕から見て「理詰めがある」とみなせる問題が大半を占めています(たぶん)。いいねは実はラフに押してるけど、特にいいものには言及してることが多いです。
2019-09-11 23:45:23基本的な認識として、(ペンシル)パズルを解くとは、たくさんの成立可能盤面(いわゆる解空間)の中から、与えられた条件を満たすただ一つの解を見つけ出すという試みである、というものがあります。もちろん、実際に解くときはそんなこと意識してないけどね。
2019-09-11 23:53:39パズルを理詰めで解く過程では局所的に決めていくわけだけど、これは解空間の中で正しい部分と異なる部分を分離し、異なる部分を捨てる、という操作に対応します。ゲームの木を意識するとよい?そうすると、今いる頂点から、正しい辺に向かって進むイメージでもいいかも。
2019-09-11 23:57:57最近はパズルだとぬりみさきばっかりやっててだいぶ速くなったけど、解くときには実はあんまり理詰めという意識はなくて手がかり探すマシーン/それっぽい盤面引くマシーンになってる。たぶん他のパズルでも似たような感じでやってくしかないんだろうな。
2019-10-02 03:32:12「解答用の盤面」という表現を選んだのは、盤面を変形させてから解く場合もあるからです。 対称性が非常に高い問題があったら、あえてヒントを消して完全対称にして解き始めて、「対称性からここを○○としても問題ない」というワザを使って、最後に向きを合わせる、というのも自分の中では理詰め。
2019-10-02 23:03:43@puzzle_pencil 枝道に入って確かめる必要がない、という点に個人差があるんですよね。 目で見て1,2手先で行き詰まるとすぐわかるから枝道に入らないのはいいのですが、そこが3手、4手、5手 どこまでが試行錯誤と呼ばないか、となると個人差(というか能力差)が出てくる。
2019-10-03 07:26:49@puzzle_pencil ペンシルパズル黎明期からある「定理」の議論を思い出します。 カックロ とかスリリンで「定理」だけで解き進めていけるのを理詰め、ほんの少しだけ先読みさせるのは難問ならギリOKとかいうときに 「では定理はどこまで複雑なものまで許容するか」みたいな話。
2019-10-03 07:36:26@puzzle_pencil そういう状況のパズルの場合、商業的には「判ってる人向け」というのは避けます。同人誌では好きな方向に進めばOK。 シンプルですがそれだけです。
2019-10-03 07:56:44@puzzle_pencil 少し補足。 「(判ってる人にとっては)理詰め」というのは、判ってる人同士でしか通用しない。 判る人が集まれば理詰め、そうでない人も居る場合は試行錯誤。 と理解していただければ。
2019-10-03 08:04:25パズルにおける理詰めの話。昔は「決定的な」(?)ものだけを理詰めと呼んでいたが、最近では(たとえ2択などが残っても)仮定の枝を大幅に絞れることも偉い気がしているので、「解法を聞いた人が総当たりより有意に早く解ける。」が割と自分の基準に近いかなぁと。
2019-10-03 15:11:06