わああ。これは『李衛公問対』にも同じことが書いてありました。「虚と実、敵味方あっての虚実が分からなければ、どん底(死底)の虚実であって、生きた(活底の)虚実でなないんだ」つまり、敵が実であったら虚にするし、味方が虚であったら実にする。
2020-01-24 10:06:28これは単純な強弱、厚薄ではなくて、優劣・明暗の虚実だったのですね。この虚実が中医に混ざっていたら分かるわけないじゃないですか!補瀉も根本から考え直さないと。
2020-01-24 10:06:29そんな虚実を掌握して自在にするのに必要なのが「致されない」ということ。ここに挙げられたのはその一例ということです。 ちなみに私は致されまくりな属性・硝子なので、もうすでに読んでて自信がない
2020-01-24 10:06:30うん?ここなんだか分かりづらいな。不致於人の致の字には至らしむるという意味があって、それは呼びよする、の意味だと。呼びよするとは、引きつけること?ほうほう。
2020-01-24 14:06:59総じて不致於人は敵のように引き付けられないという意味。前に言った先回りとか、引きつけての攻撃は、敵に引き付けられないからこそできるんだね。後から向かうなんてのは、すでに敵に引き寄せられてるんだ、なるほど。
2020-01-24 14:07:00徂徠先生はこの部分を剣術に例えています。敵味方が向き合って、一歩早く踏み出したときに当たらないで、何故か後から踏み出した方が当たる場合があるんだと。
2020-01-24 14:07:00いま、唐突に中学校時代剣道部だった頃のころのことを思い出したんですが、相手の攻撃を引き出してから、出鼻の面小手てありましたわー、懐かしい。これって相手が格下か疲れさせないと引き出すこともできないんですよね。そういう駆け引き苦手でとにかく反射神経に頼る系の剣道でした、なんだか悔しい
2020-01-24 14:07:01誘い出すように、間合いで待つ戦法は軍においても同じで、お互い相対しているときに奇襲部隊に横槍入れさせるのは、負けるパターン。奇襲部隊も間近にいきなり現れて、横っ腹を叩くからこそ効果がある。あと敵の合図にも気付ける。この感覚が「神」に近いですね。この合図は・・・て気付けること
2020-01-24 14:25:28そっか、これ横からって言ってるけど、視野を広げて、横の横から手を打てばいいんだよ、てことか。「善く戦う者」って出てくるけど、本当に戦上手の人を指してるんだね。そうじゃなかったらこんな芸当出来ないから。ちょっと、怖い。でも、徂徠先生の本は視野が広がるなあ。勉強になります。
2020-01-24 14:25:28相手に思うようにやらせて、実はそれも思い通りに掌握されていると気づかれなければ大丈夫ということだね。なんだか読めば読むほど疑心暗鬼になっていくんだけど、私が孫子国字解読んでるのも誰かに操られて・・・ヤバイ、過剰に心配になってくるgkbr
2020-01-24 14:40:59『李衛公問対』の「千章万句、人を致して人に致されずを出でざるのみ」は敵に対してってことか。主観的すぎなのが否めないけど、前を読んでいけば分かることなのかな??とりあえず進もう。
2020-01-24 14:41:00たとえば私たちがスマホをいじろうとしたら、主は自分であって然るべきなのに、いまはスマホに見せられてる。主になっているのは自分じゃなくなってるから、体を壊す。疲れる。疲弊する。合図に気づけない、事故を起こす、病気になる。
2020-01-24 14:41:00