スーパーマン・ミュージックはどうしてああもかっこいいのか？

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そこを一気に引き上げて急上昇っ！ pic.twitter.com/CVFGnl9Xlg

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「それ機種が違う！」とか「それは離水や節子！」といった瑕瑾を私は気にしない。

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♪ラッソファソー　 はこのイメージです。ジェットコースターの大胆さ。 pic.twitter.com/Eq3c7VQk4G

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続く

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するとこんなイタズラをしたくなる。 　♪ラソファソー♪ を 　♪ファソラソー♪ にしてみてもええんちゃうの？と。

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しかし 　♪ファソラソー は手堅いというか堅物的というか、いちおう上昇しているのだけど、面白みには欠ける。 pic.twitter.com/A1cWC0BfrK

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旋律分析を続けるよ。ほぼ同じ旋律が反復されるのですが、わずかに異なる。 pic.twitter.com/jLhWqBfO6L

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実際の演奏を聴いてみましょう。youtu.be/BTqRo8RTAgs

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ニ回目で微妙に旋律が変わっている。 pic.twitter.com/AuZTosW0wX

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どうしてかわかるかな？

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カギは「ラ」です。一回目では一度しか鳴らない。 しかしニ回目では二度鳴る。 pic.twitter.com/Yxgx9dofKh

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しかもニ回目の二度目の「ラ」は、「レ」からのジャンプです。 　レ　➚　ラ そう、五度音程です。「ド➚ソ」も五度音程。同じ音程がここでそっと仕込まれている。 pic.twitter.com/os0kmuVVzx

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この後、旋律はこう進む。 　シ　➚　ド この大らかな上昇線、わかりますね。 pic.twitter.com/5wmtavMNHe

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冒頭から見ていきましょう。 ド➚ソと駆け上がって、ソの地平線が続くなか、ラがちらっちらっを顔をのぞかせる。 pic.twitter.com/Jw7srGPlcC

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続いて「シ」が粘りだす。 そしてついに「ド」にたどり着く。 pic.twitter.com/phQ4DaAvz5

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改めて冒頭から。 青でくくった三連符は「ソソソ」。しかし赤のは「ドドド」。 同じ音型ですが、違うことを表現しています。なんだと思う？ pic.twitter.com/yCUl0UH5CT

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「ソソソ」は助走。空に飛び立つまでの助走。 pic.twitter.com/2sXRDZF575

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「ドドド」は違う。これは「駆ける」ではなく「馬力」の表現です。

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この後「シ」が粘りだす。 「ドドド」の馬力が、何かを押し破ろうとしているのです。♪ドドドシーソ、ドドドシーソ pic.twitter.com/63rwKa4UtO

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♪ドドドシラシドー １オクターヴ高い「ド」が鳴って「ああ、とうとう押し破ったなスーパーマン！」とわかる。

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まとめると、主旋律部の前半は「飛行」を歌っていて、 youtu.be/BTqRo8RTAgs

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後半は「怪力」と「飛行」を同時に歌っているのです。 youtu.be/qkf8Ixq3S1c

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