アペリティフ・ブックトーク第22回『小説は、真実を語る?;経済小説の‘虚実皮膜’』

2011年06月09日 (木) 19:15から,六本木ヒルズ49階アカデミーヒルズ六本木ライブラリーで開催された澁川雅俊フェローによるブックトークの実況ツイートのまとめです。
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ik @ikumarl

サブプライムローンによる破局をテーマにした作品や,通貨・貨幣など『お金』自体を素材にした作品も少なくない。『ピコラエヴィッチ紙幣』『ウルトラ・ダラー』『悪貨』『偽装通過』など。#6649bt

2011-06-09 20:35:34
ik @ikumarl

金融小説には,金銭欲に対する倫理観をモチーフにすることもある。飽くなき金銭欲に対しては違和感を感じていたのだが,それは「ガンジーの七つの大罪」を思い出してしまうからだろう。#6649bt

2011-06-09 20:39:17
ik @ikumarl

流通やスーパーマーケット,ハゲタカも経済小説の素材として扱われている。真山仁『ハゲタカ』,楡周平『異端の大義』。自動車など製造業も経済小説の素材の一つ。梶山季之『黒の試走車』は自動車産業小説の古典で,岩波現代文庫で再版された。#6649bt

2011-06-09 20:46:56
ik @ikumarl

その他,メディアを素材にした経済小説など,経済小説は多様なものを素材にし,多様な経済小説が世に出まわっています。#6649bt

2011-06-09 20:49:30
ik @ikumarl

次回予告:『アリスが日本に来て101年』 たくさんのアリスを手にとってご覧いただきます。8月頃を予定しています。#6649bt

2011-06-09 20:51:21