被曝を避けるべき人は誰?(6/7小出裕章先生インタビュー、最後の質問から)
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岩「日本全国に食品の内部被曝の危険が広がっているがどう考えるべきか?」小「ものすごく広範に汚れている。私は福島栃木茨城、、の農家を守るべきという立場。原発のせいで農業をダメにしてはいけない。今まで原発を許してきた大人たちが、食べることで彼らを支えるべきとも考えている(つづく
2011-06-09 19:21:11岩「大人の定義。30歳や25歳でも成人だけど未来がある。まだ子供を産む人もいる。その人たちはどれだけ被曝を受け入れていいのか?とくにこれから妊娠出産する女性は避けたほうがいいのでは?逆にいくつから被曝していいといえるのか?」
2011-06-09 19:24:29小「全年齢の被曝危険度の平均は約30歳。30歳より若ければ平均より危険を多く負う。30歳以下の人、特に女性は気をつけるべき。病院のX線撮影室は、"関係者以外無断立ち入り禁ず、妊娠する可能性がある女性は医者に言え"と書いてある。」
2011-06-09 19:26:08小「それほど妊娠する可能性のある女性を被曝から守らなくてはならないのは、こういう仕事に携わっている人間の常識。是非ともそうしてほしい」
2011-06-09 19:28:21小「男の大人であるなら、30を過ぎれば平均よりは感受性が鈍くなっている。特に鈍くなるのは50歳を過ぎてから。50歳を過ぎたら被曝なんかしたって大したことはないと思ったほうがいい。平均に比べれば何十分の一も鈍感」
2011-06-09 19:30:12(参考)「放射線被曝で受ける危険の年齢依存度」(p.12図7) 小出裕章先生論文:「悲惨を極める原子力発電所事故」(2011/4/29) PDF直リン http://bit.ly/lhhyzz
2011-06-10 02:29:00岩「ただ子供を作るのは男性の助力がいる。男性が被曝したことによって、産まれる子供への遺伝的な影響は?」小「生物物理学的にいえば必ず出ると予測はされる。だが疫学的には証明されていない。広島長崎の原爆2世を調べると今のところ影響は見えないとなっている。(つづく)
2011-06-09 19:33:39つづき)ただこれは疫学という学問の難しさを示していると思って、原理的には(男性が被曝した影響は子供に)出る。なるべく子供をまだ作ると思ってたら大人の男性もできる限り被曝はしないほうがいい」(小出先生)
2011-06-09 19:35:15岩「自分自身は細胞分裂のスピードが遅くなって、放射線感受性が鈍い年齢になったとしても、特に男性は女性より長く子供が作れるので、まだ子供を作りたい人はできるだけ被曝を避けるべきということですね?」
2011-06-09 19:38:57小「まあ岩上さんはどうか知らないけど私はもうそんなんじゃないので、私のような人間は全然構わない。今私が福島に行って被曝する(として)、元々被曝による発癌感受性が低いし、癌になるのはようするに10年20年後、その頃は死んでるかもしれないわけだし」
2011-06-09 19:42:21小「50を過ぎて子供を産もうと思わない男性は、今回のような事態を引き起こした責任も一番ある世代。被曝に関してはむしろそれなりの責任を負うべきだと思う」(6/7小出先生インタビューby岩上安身氏)
2011-06-09 19:43:15岩「東電の会見で一緒に追求してきた比角さんという方。弁護士でもありNPJの編集長。彼が突然癌になって入院した。大変ショックで。数字で発生率とか扱いますけど、癌になると、比角さんにはまだまだ先があると思うけど、本当に人生をここでは立たれる可能性もある。(続く
2011-06-09 19:49:25続き)比角さんは被曝によってなったわけではないと思うけど、これからの人にそういう形で癌の可能性が現れると、胸が塞がれる思い。」小「できるだけ被曝は避けなければいけないし、特に若い人は気をつけなければいけない。」(6/7小出先生by岩上氏)http://bit.ly/jAGTPe
2011-06-09 19:51:10