墨東公安委員会氏と私とのあいちトリエンナーレをめぐるやりとり
- phenixsaber
- 3435
- 112
- 0
- 0
更にリアルタイム当時は、河村市長などのトリエンナーレの内部の権力構造やシステム的な事が外部からは分からない、実際、墨東公安委員会氏自身もリアルタイム当時は言及していなかった状態で、山田太郎氏は何故動かなかった?と無理くりな批判まで展開です。呆れます。この状態で権力が介入する方が問題でしょう。
@bokukoui リアルタイム時にあんたも「脅迫」を何度も言っていたように、リアルタイム時はそういう情報は外部から見えなかった。それだけだよ。
2020-02-14 23:58:15@bokukoui 第一、リアルタイム時に分かっていたのは脅迫や大量電凸(これがソフトテロと命名)。河村市長や津田氏の権力構造の問題は介入できるレベルのことは分かっていなかった。その中で君は「山田太郎は何をしていたんだ?」ってアホか?
2020-02-14 23:37:01墨東氏は前述したように大本の議論が「中止になるまでの手段が脅迫か、ソフトテロか?」だったのに、この時点では関係のない論点「権力構造=河村市長の意向云々」へのゴールポスト移動、当初は論点になかったこれを言及しなかっただけで私が無視したと印象操作の捏造です。悪質極まりないです。
前述したように、トリエンナーレと碧志摩メグ等の萌絵排除行為の共通手法とした根拠は「脅迫的言動のない大量抗議の物量で運営が対応できなかった」からです。それなのにわざわざ、「放火などの脅迫が碧志摩メグなどにあったか?」をわざわざ、言うのは論点無視の悪質なねつ造、印象操作です。(脅迫は刑事事件で逮捕できてもその他が逮捕ができないので、大量抗議の物量は防げない)
これは、美術の手帖の検証委員会会合報告の委員会メンバーの太下氏も指摘です。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/20553
何度も指摘しますが、検証委員会の「安全上の問題」は脅迫だけを指しているのではありません。何度も紹介した検証委員会メンバー、太下氏も「対応で職員の精神ダメージ」の問題を指摘し対策を呼び掛けています。だから、これは脅迫を指しているという墨東氏の指摘は当たりません。
この脅迫行為とそれ以外の分類については、美術の手帖の会合報告の太下氏の報告(下記リンク参照)を踏まえてです。
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/20553
また、補足資料の「憲法、その他の法律の補足資料」(下記リンク参照)でも最後にわざわざ「合法手段でも、集まれば暴力になる」事態を指摘しています。
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/259465_883963_misc.pdf
墨東氏は規模を根拠に、碧志摩メグなどとトリエンナーレは別の者としています。確かに単純な規模でははるかに下です。問題は、対応した碧志摩メグなどの運営企業も小規模で小規模でも、麻痺してしまう事です。
下記の青識氏のツィートが全て物語っています。
大規模な電話抗議は物理的に県庁や事務局の業務を麻痺させ、実質的に屈服するしかなくなる……これ、実際には同じことがフェミニストの抗議活動などでも同じことが発生してますよね。 あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」に関するお詫びと報告 by @tsuda link.medium.com/YgjxG19MaZ
2019-08-15 23:58:05トリエンナーレに寄せられた苦情は多いかもしれませんが、その分、事務局や県庁の体制も手厚く、多額の予算がつけられていました。一方、萌え絵ポスターは役所の観光課の一業務であったり、場合によっては観光協会の仕事であったりしました。そういう「小さな委縮」の積み重ねが今回につながっている。
2019-08-16 12:33:27碧志摩メグなどの運営企業は中小企業、場合によっては家族経営の零細企業です。そんなところに、小規模でも組織だった電凸(検証委員会メンバー太下氏の意見参照)が来れば一溜まりもありません。規模の大小は違っても、構造的には相似形です。
墨東氏はやたらと抗議者が市民と言う点を強調していますが、碧志摩メグの運営企業が政府機関や大企業ではないという点では、運営企業も同じです。碧志摩メグなどの運営企業は中小・家族経営の零細企業です。法務部のある大企業や政府機関ではありません。
その意味では、抗議者と同じ立ち位置です。権力者でない一般市民が、同じ一般市民へ電凸です。だから、仮に墨東氏の論に乗るとしても「通常抗議ではあっても」「一般市民への加害行為」であって、政府機関への抗議ではありません。
言うなれば、一般市民が別の一般市民への嫌がらせと言う図式です。言論封殺云々は一切、通用しません。墨東氏の論に立てば。
また、異議申し立てもあくまでもSNSや既存の雑誌媒体などでの意思表明などを言うのであって、BPOなどの苦情受付を目的とした窓口以外での電凸は当てはまりません。百歩譲って、墨東氏の定義する強者である国家機関や大企業なら許されるとしても、中小・零細の碧志摩メグ運営企業などでは、弱者へのリンチでしかありません。
この墨東氏の理屈なら「あいちトリエンナーレなら許されるが、碧志摩メグなどは許されない」となります。
(参考)
検証委員会2回目会合まとめ
フェミや左派の電凸抗議が表現の不自由展中止を招いた。