フィギュア野外撮影者がポケモンの指人形を連れて、朱色の千本鳥居に幻惑された島根・津和野旅行記
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ポケモンキッズを用いたフィギュア野外撮影を、1都市1キャラのポケモンを分布させるべく、ロケ都市数にして380箇所。それらを旅行記という形Twitterに連載し始めたところ、改めて旅先のことを調べ直してみるまで知らないままであったことに出会えることがまた愉しいなど、堅い言葉遣いしかできない私にとって、旅行記という形態が元からあるべき姿だったのではないかと思われるほどに。
Twitterへの投稿は紀行番組の本放送、トゥギャッターまとめは紀行番組の書籍版という、異なる趣旨を持たせることができた。その流れで、当企画を「不定期放送の教養番組『ポケモンキッズと巡る旅行記』シリーズ」と銘打ってみた。
はい、次の旅先はこちらです。 今回の旅のお供はマグカルゴ。 鮮やかな色をした千本鳥居ですね。でも、最も有名な千本鳥居の場所ではないんです。こちらはどこでしょうか? pic.twitter.com/ASgFy2wNnK
2020-01-29 19:27:11ということで、不定期放送の教養番組『ポケモンキッズと巡る旅行記』シリーズ第26章、島根・津和野の投稿を始めましょう。 今回の旅のお供はマグカルゴです。 果たしてどんな出会いが待っているのでしょうか? pic.twitter.com/XwTAqbj0SH
2020-01-29 19:28:09では、次ツイートからは、いつもように #マグカルゴ の #ポケモンキッズ を連れて写した写真を貼りつつ、来歴について話したり、写真の構図自体について話したりしていきましょう。 今回のロケ地は山陰の西端、島根県津和野町の太皷谷稲成神社です。 pic.twitter.com/0K0rdNnRYi
2020-01-29 19:30:36マグカルゴのポケモンキッズを連れて、津和野の太皷谷稲成神社へやってきました。 朱色の千本鳥居があるということで、その色合いに最も合ったフォトジェニックな写真が撮れそうだと思い、この地へ連れてきたお供はマグカルゴに選定しました。 pic.twitter.com/ptX4OOxMno
2020-01-29 19:33:03太皷谷稲成神社の最初の鳥居をくぐり、振り返って反対側を撮る。 この辺りは川の削った津和野の盆地と同じ高さですね。 ここから山を登ることとなり、その途中の参道にはずっと鳥居が続く千本鳥居という構造になっています。 pic.twitter.com/oowvnXFFMw
2020-01-29 19:36:47太皷谷稲成神社の最初の鳥居からマグカルゴのポケモンキッズ越しに外側を見る。 こうして見ると、朱色の鳥居の色と、マグカルゴの色が実に近い色で、よく合っていますね。 まるで同化したかのように。 …同化は言いすぎかな(汗) pic.twitter.com/7hm0k5iAas
2020-01-29 19:39:15そして、太皷谷稲成神社に一歩足を踏み入れると、こんな感じ。 登り坂となっている参道に、ずっと鳥居が続いている千本鳥居になっています。 稲荷神社の総本社、京都の伏見稲荷大社を彷彿させますね。 pic.twitter.com/4cje8Vmq7f
2020-01-29 19:41:07さて、「太皷谷稲成神社」という神社名を見て違和感を持つかもしれません。 「太皷谷」は地名として、「稲成」の表記はおかしくない?と。 一般的には「稲荷」と表記されるところ、ここは願いが叶うという意味で「成」の漢字を使っています。 「成就」の意ですね。 pic.twitter.com/5ZouyVZkNM
2020-01-29 19:44:17ちょっとした千本鳥居の登り階段を登りきると、階段の踊り場のような形で鳥居の途切れた平坦な場所に出ます。 太皷谷稲成神社の参道はずっとこんな感じなので、鳥居をくぐりぬけて出る踊り場のたびに津和野の街がどんどん小さくなっていきます。 常にマグカルゴを写しこんでいるので比較しやすい(?) pic.twitter.com/wd0LwzL4bq
2020-01-29 19:48:49次に「太皷谷稲成神社」の「太皷谷」という地名は? 江戸時代に時刻を知らせる太鼓が鳴り響いていた谷間だったことから、この地名になったと言われています。 pic.twitter.com/PHrElj62VI
2020-01-29 19:51:15本日の投稿はここまで。 次回は参道を登りながら、もっと広い範囲の津和野藩の内容まで含めて見て行きたいと思います。 ありがとうございました。 pic.twitter.com/O4NGWXaixm
2020-01-29 19:53:28では、マグカルゴのポケモンキッズを連れての津和野旅行記、本日の投稿を始めましょう。 マグカルゴ越しの写真を撮りつつ、太皷谷稲成神社をどんどん登っていきます。 pic.twitter.com/Cw4TkSfPmY
2020-02-11 19:25:04太皷谷稲成神社は千本鳥居をくぐりつつ、263段の石段を登る形となっています。 石段の通路に断続的に千本鳥居が続くという点も、総本社である伏見稲荷大社を彷彿とさせますね。 pic.twitter.com/fBsBGB2gJC
2020-02-11 19:27:48太皷谷稲成神社の千本鳥居の隙間からは、津和野の風景を垣間見ることができます。 こちらの写真は、千本鳥居から太陽光が漏れているさまが、まるで木漏れ日のよう。 柔らかな光でした。 pic.twitter.com/GYNYM1WweB
2020-02-11 19:30:07マグカルゴのポケモンキッズ越しに撮影してみたこちら、太皷谷稲成神社の千本鳥居の隙間から見える柔らかな光。 近い色合いの朱色で、同化していて綺麗な空間になっています。 それはそうと、鳥居が木造だということがよくわかりますね(汗) pic.twitter.com/Q0LdqpGPhE
2020-02-11 19:32:18太皷谷稲成神社の千本鳥居は参道にびっしりあるわけではなく、断続的に続いている。 そういった構成なものですから、繰り返し繰り返し絵になる風景が、微妙に構造の角度を変えて訪れます。 pic.twitter.com/WuXJ7W225L
2020-02-11 19:35:44こういった石段の千本鳥居を撮影するには、しゃがんで撮影すると迫力のある写真になります。 マグカルゴのポケモンキッズ越しですが、遠近法であたかもその場所にいるような写り方も、際立っていますでしょうか…? pic.twitter.com/IfN66rh7Ou
2020-02-11 19:38:34太皷谷稲成神社の千本鳥居は、一本道で山を登るため、このように折り返す場所もあります。 片方は登り千本鳥居、片方は下り千本鳥居となるわけですね。 すごく、空間の歪みのような何かを感じます。 pic.twitter.com/EaIG8OBL4c
2020-02-11 19:40:49こちらは今までとうってかわって、逆光側の千本鳥居。 暗めの朱色で、なんだか妖しい雰囲気でさえありますね。 マグカルゴのポケモンキッズも合わせて暗めに写っているので、やっぱり色が同化できてますね(変な納得感) pic.twitter.com/c5LjB5IoKu
2020-02-11 19:44:04今度は千本鳥居の感覚がまばら。 太皷谷稲成神社の千本鳥居は、毎回毎回異なる顔を見せてくれます。 参道が折り返した先には更に高く続く千本鳥居の延長がありますね。 pic.twitter.com/wk4ZEfoNYz
2020-02-11 19:46:37さて、太皷谷稲成神社がなぜこの場所にあるのか。 元々は津和野藩の第7代藩主、亀井矩貞が津和野城の鬼門に当たるこの場所に、総本社である伏見稲荷大社から勧請を受けてこの太皷谷稲成神社を創建したんです。 pic.twitter.com/HlbZYdKUwU
2020-02-11 19:50:25太皷谷稲成神社は津和野藩の領民の安寧のため創建したものですが、藩主しか参拝できませんでした。 廃藩後に、一般の人も参拝できるようになったんですね。 私もその一般の人として、こうしてやって来たわけです。 pic.twitter.com/zvP24sAEqB
2020-02-11 20:01:17本日の投稿はここまで。 次回もマグカルゴのポケモンキッズを撮影した太皷谷稲成神社の写真を貼りつつ、もう少し津和野藩の成り立ちについて見て行きましょう。 ありがとうございました。 pic.twitter.com/tL9UoG5dDw
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