「東日本大震災災害復興シンポジウム」の記録
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平賀「避難者の日々の用事をバスでといっても、それは無理。だから公的な交通機関をということで、地元のバス会社に交渉して、なんとかならないかといったらなんとかなった。(会場笑)許可はあとでいいと。申し込んで3日で路線バスが走った。」#fksm0611
2011-06-11 16:12:46平賀「干す場はどうするか。物干しの古いやつをもらってきて、各階に干し場を作る。たかが洗濯なんだけど、みんなで問題解決に取り組んだ。わたしたちは支援は素人でわからないことがいっぱい。社協が何かも知らなかったが、今回どんなものなのか全部わかった。」#fksm0611
2011-06-11 16:21:21平賀「洗濯の話。最初は川でやっていたが、洗濯機は寄付してもらった。合計3台。一次避難所では『冷たい戦争』も生じたので、ローテーション表を作ってまわすことに。お金も取る。1回100円。洗濯機は優秀で壊れないが、壊れたらもらえる先も確保」#fksm0611
2011-06-11 16:18:36平賀「従来型の観光はもうだめ。それが今回のこと(原発を含む)でよくわかった。これからは1泊2日じゃなくてロングステイも視野に入れたい。新しいことができそう。災害が起こったら被災者も受け入れる。そんなかたちに。」#fksm0611
2011-06-11 16:22:27三浦「福島大が地域にどう貢献してくれるのか。学校をまわって、できそうなことが見えてきた。連絡網で学習支援のボランティアをつのった。5/6に説明会をしたら90名来た。登録は全部で120名、3年4年が主体」#fksm0611
2011-06-11 16:30:25三浦「福島県は来年小中学校の教員を募集しない。そんななかで、学生は子どもたちのために何かしたいと申し出てくれた。県内で活動を1ヶ月している。」#fksm0611
2011-06-11 16:31:55三浦「第一ステージは命を守る戦い。第二ステージは物資が行き渡って、ボランティアセンターが機能した時期。4月から連休明けまで。」#fksm0611
2011-06-11 16:33:06三浦「連休明けからが活動の時期になった。それまでのボランティアがいなくなって親の不安が募る中で、教員の車で郡山や福島へ学生ボランティアを運んで活動をしている。(注:とても大変ときいています。)」#fksm0611
2011-06-11 16:37:34三浦「こちらは安定的に活動しようと思っているが、保護者のほうはむしろ早く避難所は出たい。長いスパンでいろんな子どもとつきあっていかないといけない。」#fksm0611
2011-06-11 16:39:33三浦「心配していること。子どもの生活状況が変化するとストレスになって、子どもが荒れる。そういう状況にどういうふうに、誰が対応するのか。学校を回っていると、半分以上の学校は避難している子どもについてあまり話してくれない。把握されていない。先生も大変なんだが」#fksm0611
2011-06-11 16:41:21三浦「教員も精神的にぎりぎりな状態で子どもを見ている。それを見逃してはいけない。いろんな支援を子どもたちに」#fksm0611
2011-06-11 16:43:05丹波「学習支援を2004年に山古志村の子どもに対してやった。子どもたちは目の前のおにいさん、おねんえさんみたいになりたいといって、中には何回も落ちても福島大学を受験してくれて、この春から通っている学生がいる。」#fksm0611
2011-06-11 16:45:21三浦「非常時なのに平常時の対応をしたり、平常時のいいことが非常時だからといってなくなってしまってる。ここをどうにかしたい。また、子どもにとっては避難所は修学旅行のような状態。そこにも子どもの生活に気を配る専門家が必要だし、対応してほしいと思う。」#fksm0611
2011-06-11 16:59:58天野「避難所のモラル等の問題。常識では考えられないような要求も出る。そういうときはいったん全体に問題を返した。全体で結論を出していく。そのなかで「非常識だな」と、提案者本人が気づいていったりした。」#fksm0611
2011-06-11 17:03:53鈴木「物資は非常に当初苦労した。県のほうから来るものと、ネットなどでこれがほしいということを言っていった。ミスマッチもあったが、イメージができるようなメッセージを送った。『3歳の女の子がいます。あなたが買ってあげたいものは』というかたちで。」#fksm0611
2011-06-11 17:09:08山中「阪神の時は里帰り支援。県内に帰るのに住宅と旅費の支援。今回は逆。家族が妊婦のところに行く面倒を見る。三宅の時は10世帯の中で世話人を作ってそこへ情報を送った。そこへ集まって人間関係を作ってもらう。」#fksm0611
2011-06-11 17:11:48