ウェブアーキテクト実名表示義務化の必要性に関する議論

一部の市民にとって好ましくないアーキテクチャがあったとき、そのアーキテクトと市民が対話できる可能性は、開かれている必要があるのではないか。 対話が直接(市民)か間接(官僚・代議士)かはともかく。 アーキテクトが個人が組織かはともかく。 アーキテクトが実際に対話を望むかどうかはともかく。 続きを読む
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石橋秀仁 @zerobase

コンピューティング史の概観:(1)メインストリームの軍事技術(暗号、弾道解析、ロケット)⇨科学技術計算⇨企業内利用(会計)、(2)サブカルとしてのパーソナルコンピューティング(アラン・ケイ)、(3)主流から分岐したインターネット

2010-04-16 18:40:27
石橋秀仁 @zerobase

その3つの流れが合流してノマドワーキングが可能に(パーソナル×インターネット×業務コンピューティング)。しかし、それは管理装置という主流から分岐した個人の創造装置としてのパーソナルコンピュータが再び管理装置と連携するということ。

2010-04-16 18:43:01
石橋秀仁 @zerobase

情報通信技術が個人に自由を与えたテレワーク、ノマドワーキングだが、それが同時に、ある面では自由を奪っていく可能性。新しい働き方が称揚される現在、東浩紀『情報自由論』の問題提起を検討したい http://bit.ly/9HMPsD

2010-04-16 18:46:31
石橋秀仁 @zerobase

簡単に言えば、Twitterで私生活が管理者・上司に筒抜けとなることは、「情報通信技術による人間管理の拡大」とも言えるし、「匿名である自由が失われた状態」でもあるのだが、なによりやっかいなのは、それを我々自身が望んでやっているということだ

2010-04-16 18:50:23
石橋秀仁 @zerobase

アーキテクチャを設計する主体(アーキテクト)の存在は重要で、それが市民社会・政治にとって対話可能な存在であること、一般人やその代表である政治家にとって話が通じる相手であること、が重要だ。

2010-04-16 18:55:07
石橋秀仁 @zerobase

アーキテクトの匿名性は微妙だな。実名表示を義務づけるのは暴力的法規制だが、市民社会が自分たちの寄って立つアーキテクチャを民主的にコントロールするためには、「対話相手」が必要だ。そのために必要な法規制かもしれない。

2010-04-16 18:57:37
石橋秀仁 @zerobase

とはいえドメインやサーバーの管理者に匿名を許さないというのは極めて暴力的だから、規制に線引きは必要だ。規制が適用されるべき条件(規模など)を、なるべく限定的に定める、といった方向。ネットの自由な空間が抑圧されるのは避けなければならない。難しい問題。

2010-04-16 19:01:03
石橋秀仁 @zerobase

まあ当面はプロバイダ責任制限法でなんとかしていくんだろう

2010-04-16 19:02:11
yoshimi kikuya @ysmx

繊細な線引きと律法の根拠を同時に設定する議論は、政治心理としては難しい。RT @zerobase: とはいえドメインやサーバーの管理者に匿名を許さないというのは極めて暴力的だから、規制に線引きは必要だ。規制が適用されるべき条件(規模など)を、なるべく限定的に定める、といった方向。

2010-04-16 19:14:41
石橋秀仁 @zerobase

なるほど、都条例改正を見ると、まさに RT @yoshimix3: 繊細な線引きと律法の根拠を同時に設定する議論は、政治心理としては難しい。RT @zerobase: とはいえドメインやサーバーの管理者に匿名を許さないというのは極めて暴力的だから、規制に線引きは必要だ。

2010-04-16 19:19:59
石橋秀仁 @zerobase

上司や顧客に見つかってTwitterリセット、というmixiリセットみたいな話はすでにたくさんあるはずだ http://bit.ly/bZtqYG

2010-04-16 19:25:13
yoshimi kikuya @ysmx

@zerobase 政治というか近代的権力は、コキコキ音がしそうな古典力学がモデルだしw [Powerの再解釈

2010-04-16 19:32:44
tomo3 @tomo3310

@zerobase 上司を見つけたけどスルーしました。そして上司にフォローされたら仕事に夢中みたいなことつぶやいちゃうw別アカウントは作るかもしれないけど、リセットはしない(できない)かな。

2010-04-16 19:34:49
yoshimi kikuya @ysmx

@zerobase 「Power」の再解釈が出来ないと、ことネットに関する政治案件では、悲惨な議論が繰り返されるでしょうね。

2010-04-16 19:35:01