- uchida_kawasaki
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先般とりまとめた緊急対応策に基づき、新型コロナウイルス感染症に対する治療薬の研究開発を進めています。そして、新型インフルエンザの治療薬として国が備蓄しているアビガンなどについて、患者の方の同意を得て、すでに医療機関において投与を開始しています。 pic.twitter.com/p8CKeSGTHu
2020-02-23 17:57:18警告
動物実験において、本剤は初期胚の致死及び催奇形性が確認されていることから、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと
(「禁忌」及び「6.妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)。
妊娠する可能性のある婦人に投与する場合は、投与開始前に妊娠検査を行い、陰性であることを確認した上で、投与を開始すること。また、その危険性について十分に説明した上で、投与期間中及び投与終了後7日間はパートナーと共に極めて有効な避妊法の実施を徹底するよう指導すること(「6.妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)。なお、本剤の投与期間中に妊娠が疑われる場合には、直ちに投与を中止し、医師等に連絡するよう患者を指導すること。
本剤は精液中へ移行する1)ことから、
男性患者に投与する際は、その危険性について十分に説明した上で、投与期間中及び投与終了後7日間まで、性交渉を行う場合は極めて有効な避妊法の実施を徹底(男性は必ずコンドームを着用)するよう指導すること。また、この期間中は妊婦との性交渉を行わせないこと(「6.妊婦・産婦・授乳婦等への投与」及び「薬物動態 2.分布」の項参照)。
治療開始に先立ち、患者又はその家族等に有効性及び危険性(胎児への曝露の危険性を含む)を十分に文書にて説明し、文書で同意を得てから投与を開始すること(「禁忌」、「2.重要な基本的注意」及び「6.妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)。
本剤の投与にあたっては、本剤の必要性を慎重に検討すること。
禁忌
次の患者には投与しないこと
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人〔動物実験において初期胚の致死及び催奇形性が認められている(「6.妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)〕
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効果及び用法・用量
効能効果
新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症(ただし、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分なものに限る。)
効能効果に関連する使用上の注意
本剤は、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分な新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、本剤を当該インフルエンザウイルスへの対策に使用すると国が判断した場合にのみ、患者への投与が検討される医薬品である。本剤の使用に際しては、国が示す当該インフルエンザウイルスへの対策の情報を含め、最新の情報を随時参照し、適切な患者に対して使用すること。
本剤は細菌感染症には効果がない(「2.重要な基本的注意」の項参照)。
小児等に対する投与経験はない(「7.小児等への投与」の項参照)。
用法用量
通常、成人にはファビピラビルとして1日目は1回1600mgを1日2回、2日目から5日目は1回600mgを1日2回経口投与する。総投与期間は5日間とすること。
用法用量に関連する使用上の注意
インフルエンザ様症状の発現後速やかに投与を開始すること。
使用上の注意
慎重投与
痛風又は痛風の既往歴のある患者及び高尿酸血症のある患者〔血中尿酸値が上昇し、症状が悪化するおそれがある(「4.副作用」の項参照)〕
重要な基本的注意
承認用法及び用量における本剤の有効性及び安全性が検討された臨床試験は実施されていない。承認用法及び用量は、インフルエンザウイルス感染症患者を対象としたプラセボ対照第I/II相試験成績及び国内外薬物動態データに基づき推定。また、海外で実施した肝機能障害患者での薬物動態を検討した臨床試験において、肝機能障害患者では、本剤の血漿中濃度が上昇した2)(「薬物動態」及び「臨床成績」の項参照)。
抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無又は種類にかかわらず、インフルエンザ罹患時には、異常行動を発現した例が報告されている(「重大な副作用」の項参照)。
異常行動による転落等の万が一の事故を防止するための予防的な対応として、[1]異常行動の発現のおそれがあること、[2]自宅において療養を行う場合、少なくとも発熱から2日間、保護者等は転落等の事故に対する防止対策を講じること、について患者・家族に対し説明を行うこと。
なお、転落等の事故に至るおそれのある重度の異常行動については、就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多いこと、発熱から2日間以内に発現することが多いこと、が知られている。
細菌感染症がインフルエンザウイルス感染症に合併したり、インフルエンザ様症状と混同されることがある。細菌感染症の場合及び細菌感染症が疑われる場合には、抗菌剤を投与するなど適切な処置を行うこと(「効能又は効果に関連する使用上の注意」の項参照)。
妊婦、妊娠してる可能性のある方へは投与禁止。 精液への移行があるので注意喚起が必要。 twitter.com/uchida_kawasak…
2020-02-23 03:21:23@PriamalFear @uchida_kawasaki 情報、ありがとうございます。これによるとアビガンの作用機序は「インフルエンザウイルスの複製に関与するRNAポリメラーゼを選択的に阻害」とあります。コロナウイルスとインフルエンザのRNAポリメラーゼの配列はずいぶん違うみたいなのですが、効く予想する根拠は何なのでしょうか?
2020-02-23 21:01:462017.1.17 富士フイルム・古森会長、独裁色強まる…狂う世界一へのシナリオ、社長解任説広まる biz-journal.jp/2017/01/post_1… 東芝メディカル買収でキヤノン御手洗に負けた富士フィルム古森重隆氏に花を持たせるため?
2020-02-23 21:09:33この国の政策は国会で決まるんではない。ゴルフ場で決まるんだ! みたいな twitter.com/uchida_kawasak…
2020-02-23 21:14:06@uchida_kawasaki @sinwanohate 中国で2020年2月16日付けの報道によりますと、臨床試験でFavipiravirによる効果があったと。 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95… news.sina.com.cn/c/2020-02-16/d…
2020-02-24 01:02:58@uchida_kawasaki @sinwanohate 日本での導入経緯は、こちらが詳しいですね。 bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/2…
2020-02-24 01:06:422020.2.22 神奈川県、新型コロナに対するアビガン使用の認容や協力を政府に要望:日経バイオテクONLINE bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/2…
2020-02-24 01:19:52引用>海外メディアは、中国の病院が、80人規模の患者を対象にした臨床試験に基づいて、アビガンの成分であるファビピラビルが抗HIV薬よりも優れた抗ウイルス活性を持ち、副作用が少ないことを示唆した報じている。 twitter.com/uchida_kawasak…
2020-02-24 01:22:05@PriamalFear @uchida_kawasaki ありがとうございました。ヌクレオシドアナログでポリメラーゼに取り込ませるのですね。今はウイルス培養系があります。それで簡単に阻害効果を確認できそうですが、確認済みだといいなぁ、と。
2020-02-24 07:14:39@PriamalFear @uchida_kawasaki 2018年の総説ですが、機序がはっきりしなくて日本の備蓄品と皮肉っぽく?書いてあって、確かに嫌な予感…。 ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…
2020-02-24 07:25:50@sinwanohate @PriamalFear 安倍氏がツイートで、特定の薬剤名を強調する事に違和感を感じています。と言うか、やっぱりと言うか。
2020-02-24 07:43:55@uchida_kawasaki @sinwanohate 利権がらみで国内外でワーワー騒いでいる面もありますね。私もかなり違和感あるんですが・・・ とりあえず、2月17日の時点で"効果有り"との2件の臨床結果が報告されたそうです。現在も安全性についての多数の臨床試験は継続中とのこと。 news.stcn.com/2020/0218/1564…
2020-02-24 11:52:32@PriamalFear @sinwanohate どれくらい、身体の中に残るのか。それを危惧されてる方がいらっしゃいました。 この薬剤は最後の手段だろうと。
2020-02-24 11:55:30@uchida_kawasaki @sinwanohate なるほど。そういう一面もありそうです。 実際は Ritonavir (HIVプロテアーゼ阻害薬)などで反応不良の場合、Favipiravir を試すという感じみたいですね。今その臨床試験が始まったそうです。ただし小児(16歳未満)は不適合としてますね。
2020-02-24 12:07:51@uchida_kawasaki @sinwanohate 中国における Favipiravir 単体の臨床試験は1月30日~4月29日の予定。 現在、臨床試験薬として承認されているだけで、他の薬剤で効果が無かった場合にのみ患者に投与されると。 2020-02-22付( 報道 ) m.hexun.com/socialmedia/20…
2020-02-24 13:08:27@uchida_kawasaki @sinwanohate 深圳市"第三人民医院"による、Favipiravir の安全性と有効性に関する臨床研究計画書 (研究期間:1月30日~4月29日) chictr.org.cn/showproj.aspx?…
2020-02-24 13:24:59@uchida_kawasaki @sinwanohate ※研究対象: 16~75歳 発症(脇下体温38℃以上)後、7日以内を対象。
2020-02-24 13:27:31@uchida_kawasaki @sinwanohate あ、大事な事は「治験中および治療終了後7日以内に避妊措置を講じること」とあるように、ここからも Favipiravir の体内残留期間は7日であるとも読めますね。結構長いので、この間に他の薬物併用などは安全性面でも注意が必要となります。
2020-02-24 15:46:15