- Kim_Kaphwan11
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はじめに。
現在、フランスをはじめ欧州各地で「新たな民主主義の手法」が試みられています。
日経新聞の記事:プラトンに挑む「民主主義3.0」
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54215410Z00C20A1SHA000/
この「くじ引き民主主義」とも言える手法は、実は日本でも既に一部地方で取り入れられています。
それが民間の政策シンクタンク「構想日本」が手掛ける「自分ごと化会議」です。
構想日本HP
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http://www.kosonippon.org/about/index.php
価値観が多様化し複雑化した現代、従来の「議会制民主主義」では有権者の意見が政治に反映されにくくなり、「議会制民主主義の機能不全」「民主主義疲れ症候群」が指摘されています。
「民主主義疲れ」に対する処方箋として注目される「くじ引き民主主義」と「自分ごと化会議」とは何か?
自分なりに探ってみました。
皆さんはどう思われますか?
「くじ引き民主主義」という言葉が新聞やネットで出ている。行政が、ランダムに抽出した人に特定の課題などを議論してもらう手法。フランスやアイスランド、カナダなど海外で活用されているが、日本では構想日本が10年前から同様の手法を「自分ごと化会議」と称して行っている。理念はまったく同じ。
2020-02-18 19:17:39@Ito53Shin 私もその通りだと思います。 このような手法が日本でもっと広まれば、面白くなると思っています。 ↓ twitter.com/Kim_Kaphwan11/…
2020-02-18 19:53:45こうすれば衆愚政治の危険性は少なく、一定期間十分な情報に基づいて市民同士が意見を交換することで「熟議」が行えるとしています。 実は「くじ引き民主主義」の例は日本にもあります。 以前紹介した「構想日本」が主催する「自分ごと化会議」がそれに当ると思います。 twitter.com/Kim_Kaphwan11/…
2019-05-25 00:49:44「くじ引き民主主義」とは
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ふーん、面白いね。 なるほど、こういう発想もありですね。 『もし今ここにある民主主義で事足りないのであれば、異なる民主主義を実践すれば良い』 いま「くじ引き民主主義」がヨーロッパで流行中、その社会的背景 gendai.ismedia.jp/articles/-/646… #現代ビジネス
2019-05-25 00:33:33記事では、北海道大学の吉田徹教授が、欧州で今注目されている「くじ引き民主主義」を解説しています。 「くじ引き」と「民主主義」を並べると一見奇妙に感じますが、これは『議員の一部を、市民からの「抽選制」によって選ぶ』という仕組みのようです。
2019-05-25 00:49:42私から見ると『それで大丈夫?』とも思えますが、この仕組みは欧州ではもはや珍しくないとのことです。 記事では、アイルランドで憲法改正を検討する議員に一般市民を抽選で選出した例や、ベルギーで国策について提言する審議会の委員を抽選で選出する例が挙げられています。
2019-05-25 00:49:43また古代ギリシャ(アテネ)では、高度な専門性が必要な軍人を除いて、執政官や陪審員も抽選で選出されていました。 ↓世界史の窓 y-history.net/appendix/wh010… 同様の仕組みはイタリアの都市国家でも見られたそうです。 こうなると「くじ引き民主主義」が民主主義の「保守本流」なのかも知れないですね。
2019-05-25 00:49:43「くじ引き民主主義」には「素人の衆愚政治に陥る」という危惧もあります。 しかし現在行われているものは、特定の課題を対象に、まず抽選で選出した市民によって議論を行い、その上で選挙などを経て政策を決定し、さらに議会や国民投票で可決するという幾つかのステップを踏んでいるそうです。
2019-05-25 00:49:44こうすれば衆愚政治の危険性は少なく、一定期間十分な情報に基づいて市民同士が意見を交換することで「熟議」が行えるとしています。 実は「くじ引き民主主義」の例は日本にもあります。 以前紹介した「構想日本」が主催する「自分ごと化会議」がそれに当ると思います。 twitter.com/Kim_Kaphwan11/…
2019-05-25 00:49:44なるほど、これは大切な指摘ですね。 原発問題だけでなく、あらゆる議論の際に忘れたくない姿勢です。 『「何をすべきか」ではなく「自分はどうありたいか」の視点で考える』 twitter.com/sasakitoshinao…
2019-03-13 23:21:21「自分ごと化会議」では、地方の問題(記事では島根原発問題)を「無作為抽出」によって選出された市民他26名で議論しています。 「素人ばかりで有意義な議論が出来るのか?」と思いましたが、参加者からは「前向きな発言がどんどん飛び出し、他を否定するような発言はなかった」とのことです。
2019-05-25 00:49:45参加者も満足度も高く、これまで行政とは関わりのなかった市民の行政への意識や理解度が格段に上ったとのことです。 構想日本の「伊藤伸」さんは『自分からは行かないが、ある程度手を差し伸べられたら乗っていく日本人の国民性でになじむのではないか』と語っています。 news.yahoo.co.jp/byline/itoshin…
2019-05-25 00:49:45吉田教授は、欧米で(日本でも?)ポピュリズムが台頭しているのは、『議会制民主主義が機能不全を起こしているからだ』と分析しています。 そして「民主主義といえば選挙、選挙といえば政治」という「選挙原理主義」が民主主義を窮屈にし、「民主主義疲れ症候群」を起こしていると語っています。
2019-05-25 00:49:45確かに民主主義に選挙はつきものですが、選挙が全てという「選挙原理主義」は弊害も多いと思います。 また先の統一地方選挙では、多くの議会選挙が無投票で決せられるという「担い手不足」が目立ちました。 少子高齢化にさらされている日本でも、「くじ引き民主主義」の活用を考えて良いと思います。
2019-05-25 00:49:46吉田教授は『今ここにある民主主義で事足りないのであれば、異なる民主主義を実践すれば良い』と語っています。 「民主主義が実践されていない」と指摘することは非常に大事だと思います。 しかしそれだけでなく、「無理なく実践できる民主主義」を模索することも重要と考えます。
2019-05-25 00:49:46「自分ごと化会議」とは
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松江での事例。議論を「何をすべきか」ではなく「自分はどうありたいか」の視点から考える。「何をすべきか」は専門家が集まる方が答えは出るかもしれないが、「どうありたいか」はそこに暮らす人の議論と。/原発問題の解決の前提は原発を「自分ごと化」すること bit.ly/2HgWK1b
2019-03-13 08:08:00なるほど、これは大切な指摘ですね。 原発問題だけでなく、あらゆる議論の際に忘れたくない姿勢です。 『「何をすべきか」ではなく「自分はどうありたいか」の視点で考える』 twitter.com/sasakitoshinao…
2019-03-13 23:21:21