ゲーム障害とネット依存

ゲームとネットの依存について
10
blue @1_s_u_1_

キンバリーヤング氏提唱のDiagnostic Questionnaire (DQ) 5項目以上当てはまる →インターネット依存症 pic.twitter.com/IqnV9ADl3R

2020-02-08 18:37:36
拡大
blue @1_s_u_1_

🎮ゲーム障害😻 ゲームに熱中し、利用時間等を自分でコントロールできなくなり、日常生活に支障が出る病気。WHOで2019年5月に新たな病気として国際疾病分類に加えた。 ・厚労省:疑いは成人約421万人、中高生で約93万人と推定(2017年)。 ・久里浜医:ネット依存の約90%がゲーム障害(2016・17年) pic.twitter.com/v5gLUGaEdN

2020-02-08 17:21:16
拡大
blue @1_s_u_1_

IAT20 70点以上:ネット依存傾向高 40~69点:ネット依存傾向中 20~39点:ネット依存傾向低 kurihama.hosp.go.jp/hospital/scree…

2020-03-22 18:36:58
blue @1_s_u_1_

2012年からの5年間で、ネット依存の疑われる中高生が1.8倍に増えた(同様の傾向は成人でも認められている)。 全国中高生への大規模調査では2017年に中学生の12.4%、高校生の16%にネット依存が疑われ、その推計値は93万人。2012年にも行われた同様の調査では推計値52万人だった。 pic.twitter.com/V85ksCRvJ5

2020-02-08 17:24:51
拡大
blue @1_s_u_1_

元々依存はアルコールや薬物などの物質に対する依存に使われてきた医学用語であり、ギャンブルやゲームなどある行動の行き過ぎとそれに伴う問題の組み合わせは衝動をコントロールできないための結果とされてきた。

2020-02-08 17:25:57
blue @1_s_u_1_

しかし、ゲーム・ギャンブル依存者の脳の中で起きる変化が、物質依存者の脳の中で起きている変化非常に似ていることがわかり、依存と考えられるようになった。

2020-02-08 17:26:22
blue @1_s_u_1_

・気持ちよいと多幸感を感じるのは脳内の報酬系が活発になるため。 ・薬物依存者は多幸感を求めて薬物を使うが、大量に使っている内にこの報酬系がその薬物に鈍感になっていく ・そのためより多くの薬物を使って多幸感を維持しようとする → その結果薬物使用量が増え依存が深刻化していく。

2020-02-08 17:26:53
blue @1_s_u_1_

このような変化はMRIなどの脳の画像検査で明らかになる。 これと全く同じ変化がゲーム依存でも観察されている。ゲームをして多幸感を維持しようとする結果ゲーム時間がますます延びる。

2020-02-08 17:27:29
blue @1_s_u_1_

欲望や怒りなどの感情を司る辺縁系が作り出すこれらの感情を、理性を司る前頭前野(前頭葉の一部)がうまく調節していれば人間らしい理性的な行動がとれる。 例えば「ゲームをしたい」という強い欲求があっても、勉強をする、学校に行くことを優先するように理性の脳がコントロールをしている。

2020-02-08 17:28:17
blue @1_s_u_1_

しかし、ゲーム依存が進行していくと、この理性の脳の働きが下がってゲームの歯止めがきかなくなり依存が重症化する。ゲーム障害は単にゲームのし過ぎではなく、「脳の働きに変化を伴う」病気である。 pic.twitter.com/twiaEKLAMC

2020-02-08 17:31:26
拡大
blue @1_s_u_1_

嗜癖 ①物質依存症:薬・アルコール ②行動嗜癖: 1)特定の行動:ネット、買い物、ギャンブル、仕事 2)特定の人との関係:セックス 摂食障害は食べ物への依存と食べる行為への依存というようにどちらも併せ持つタイプらしい。 自立した人間関係を築けないストーカーも一種の行動嗜癖らしい。 pic.twitter.com/wtX9K0SIIC

2020-02-08 17:42:36
拡大
blue @1_s_u_1_

・嗜癖:記憶の特殊な形 シナプス可塑性LTP(長期定着過程)の一形態。 その変化が起きるのは海馬ではなく報酬回路の鍵である側坐核腹側被蓋野である。 嗜癖はシナプスが強化された結果である。

2019-11-03 22:17:31
blue @1_s_u_1_

嗜癖:報酬回路 腹側被蓋野から側坐核へ一過性のドーパミン放出を誘発することで、報酬系を活性化させる。 pic.twitter.com/NXGSs1L4pR

2019-11-03 22:41:20
拡大
拡大
blue @1_s_u_1_

・薬物依存者の多くが飲酒による酩酊状態のときに覚せい剤などの再使用が起こっている。薬物依存からの回復を目指す上で飲酒との付き合いについても考えていくことが重要。 ・覚せい剤事犯者の中には薬物依存のみならずアルコール依存やギャンブル依存のリスクが高い人が一定の割合で存在している pic.twitter.com/55NMepBmNK

2020-02-08 19:28:19
拡大
blue @1_s_u_1_

✖️クロス・アディクション(多重嗜癖)❌ ・2種類以上のアディクション(嗜癖:やめようと思いながらもやめることができない習慣)を併発している状態。 ・薬物依存とアルコール依存、摂食障害と窃盗癖、アルコール依存とニコチン依存、薬物依存とセックス依存など、多様な組み合わせがある。

2020-02-08 19:20:34
blue @1_s_u_1_

ネット依存の進行 ①正常段階:自分の生活を豊かにするのに役立っている(趣味) ②グレーゾーン:ゲームにはまりかけているが、おおよそ自分でコントロールできる(習慣) ③依存症:さまざまな支障が出ているがやめられない病気) pic.twitter.com/dyYHvcznDi

2020-02-08 17:48:59
拡大
blue @1_s_u_1_

ゲーム障害に付随する問題 (久里浜医療センター調べ) pic.twitter.com/yRWzWqS07m

2020-02-08 18:30:01
拡大