謎の肺炎再び (65) ★3/14★トランプ大統領「国家非常事態」宣言/ダイヤモンド・プリンセス「感染源」の濡れ衣を着せられた香港人男性/ヨーロッパでも相次ぐ国境封鎖/トランプ大統領会見でNY市場急騰/マニラ夜間外出禁止/日本は緊急事態宣言見送り/世界の感染者計148,905（中国80,824、日本786）死者5,600

「謎の肺炎再び（64）」から続く

新型コロナ世界の感染数　
2020-3-15　00:00現在　計 148,905　死亡 5,600

日本　786　死亡 22（DP 2）
ダイヤモンド・プリンセス（DP） 697　死亡 7

中国本土　80,824　死亡 3,189（日本人1含む）
イタリア　17,660　死亡 1,266
イラン　12,729　死亡 611
韓国　8,086　死亡 72
スペイン　6,043　死亡 191
ドイツ　4,181　死亡 8
フランス　3,661　死亡 79
アメリカ　2,657　死亡 50（DP 45）　
スイス　1,355　死亡 13
イギリス　1,140　死亡 21（DP 4）
ノルウェー　1,042　死亡 2
オランダ　959　死亡 12
スウェーデン　948　死亡 2
デンマーク　804
ベルギー　559　死亡3
オーストリア　504　死亡1
カタール　320
オーストラリア　247　死亡 3（DP 10）
カナダ　218　死亡1
シンガポール　200
バーレーン　197
マレーシア　158
香港　140　死亡 4（DP 12）
ギリシャ　117　死亡1
アイスランド　117
チェコ　116
フィリピン　111　死亡 8
イスラエル　109（DP 3）
フィンランド　109
クウェート　100
スロベニア　96
アラブ首長国連邦　85
イラク　83　死亡 8
エジプト　80　死亡2
ポルトガル　78
サンマリノ　77　死亡 5
ブラジル　76
タイ　75　死亡1
インド　73　死亡1
アイルランド　70　死亡 1
インドネシア　69　死亡 4
レバノン　68　死亡3
ルーマニア　64
ポーランド　64　死亡 1
サウジアラビア　62
ロシア　59
台湾　50　死亡 1（DP 1）
ベトナム　44
エストニア　41
チリ　33
パレスチナ　31
アルゼンチン　31　死亡 1
セルビア　31
パナマ　27　死亡 1
クロアチア　27
ルクセンブルク　26
ジョージア　25
アルジェリア　24　死亡 1
コスタリカ　23
アルバニア　23　死亡 1
ブルガリア　23　死亡 1
ペルー　22
パキスタン　21
ベラルーシ　21
スロバキア　21
19: オマーン、エクアドル、ハンガリー
18:
17: ラトビア
16: 南アフリカ
15:
14: キプロス
13: チュニジア
12: メキシコ、マルタ
11: ボスニア＆ヘルツェゴビナ、アゼルバイジャン
10: マカオ、セネガル
9: コロンビア
8: モルディブ、ジャマイカ
7: 北マケドニア、アフガニスタン
6: モロッコ　死亡1、パラグアイ、モルドバ
5: カンボジア、ニュージーランド、ドミニカ共和国
4: リヒテンシュタイン
3: ウクライナ、リトアニア、バングラデシュ
2: カメルーン、ナイジェリア、ホンジュラス、モナコ、スリランカ、トルコ
1: トーゴ、ネパール、ヨルダン、アンドラ、アルメニア、ブータン、ジブラルタル、バチカン市国

参照：Center for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU)、BNO、日本放送協会
（注：参照元と時間によって誤差があります。合計数は一致しません）

【香港】中国語メディアに続き、英字紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」も、ダイヤモンド・プリンセスで最初に感染が判明した香港の80歳男性にインタビューした。

男性が１月23日に発症する前、船が１月20日に横浜港を出発した日にはすでに別の感染者が少なくとも２名いたことが日本の厚生労働省の調査でわかっているにもかかわらず、700名を超える大惨劇となった集団感染の発生源は、日本や世界では今もこの男性だと思われている。

娘二人と乗船した男性は１月25日に香港で下船し、2月1日に感染が判明するまで、一緒に日本に渡航した娘二人も、同居の妻も、その他香港では一切二次感染が出ていない。

日本政府は、横浜港で検疫が始まる前の２月初めに集団感染が出たことを指摘したのみで、１月の最初の感染者については沈黙を保っており、この男性はいつまでも濡れ衣を着せられたままだ。

彼がいなければ、彼の感染が香港で判明していなければ、数千名にのぼるダイヤモンド・プリセンスの乗客乗員は、予定通り２月４日に横浜港で下船し、そのまま世界各地で散らばっていっただろう。自分の内にあるかもしれないウィルスと共に。

この男性は、忌まわしい感染症の発生源どころか、世界中の数えきれない人を潜在的な感染から救ったのではないだろうか？

男性の前に少なくとも二人の感染者がいたことを示す厚生労働省のデータ

【武漢】新型肺炎発生で封鎖されていた中国湖北省武漢では14日、リスクの低い地域で封鎖解除が始まった。

「謎の肺炎再び（66）」に続く