まさのさん解説『報道 環境省 放射性物質濃度が基準超の指定廃棄物 誤って工事に使用』に見る数字のトリックと法律・法令違反に触れない環境省プレスリリース(2020.3.14作成)

まとめました。
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まさのあつこ @masanoatsuko

そういえば、今日3.13出た「週刊金曜日」で、 「公聴会の意見は無視か?」と1F汚染水について書きました。 kinyobi.co.jp

2020-03-13 20:48:59
まさのあつこ @masanoatsuko

「放射性物質の濃度が1キロ当たり1万9300ベクレルで、環境省が去年11月に指定廃棄物に指定し専用の処分場に運ぶ予定でしたが、先月20日に調べたところ、ほかの廃棄物と一緒に回収され、村内の土木工事に使用されていた」だ? www3.nhk.or.jp/news/html/2020…

2020-03-13 20:53:45
リンク NHKニュース 環境省 放射性物質濃度が基準超の指定廃棄物 誤って工事に使用 | NHKニュース 放射性物質の濃度が一定の基準を超え、指定廃棄物となっていたコンクリートのがれき170キロが、環境省のミスでほかの廃棄物と… 3 users 2269
まさのあつこ @masanoatsuko

「基準の2倍」というのは、完全なミスリードです。 原子炉等規制法では100ベクレルが再利用基準ですから、「原子炉等規制法の再利用の基準の193倍」と言うべきところ。 ↓ 環境省、指定廃棄物を誤って資材利用 基準の2倍超、道路工事に―福島原発:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2… @jijicom

2020-03-13 21:04:19
リンク 時事ドットコム 環境省、指定廃棄物を誤って資材利用 基準の2倍超、道路工事に―福島原発:時事ドットコム 環境省は13日、放射能濃度が1キロ当たり8000ベクレルを超える「指定廃棄物」を、誤って福島県飯舘村の道路工事で資材として利用していたと発表した。周辺の空間線量に変化はなかったが、工事現場を掘り起こして除去するという。 この廃棄物は、飯舘村の家屋解体で出たコンクリートのがれき約1立方メートル(約170キログラム)。放射能濃度は1キロ当たり1万9300ベクレルと基準の2倍超で、2月上旬に村内の道路工事で砂利として使われた。 再利用できる基準値以下の廃棄物と共に、仮置き場で保管されていたが、同省担当… 712
まさのあつこ @masanoatsuko

「浪江町で2月、指定廃棄物が入った袋二つを地元事業者が紛失したことが明らかになり、同省が管理状況を調査する中で新たなミスが発覚した。」 twitter.com/masanoatsuko/s…

2020-03-13 21:07:16
まさのあつこ @masanoatsuko

こんなことが起きている最中に、環境大臣は、鉢植えに本来の再利用基準の51倍の5100ベクレル土壌を植木鉢に利用しただわ。 #鉢植えに除染土 #つける薬がない大臣 twitter.com/masanoatsuko/s…

2020-03-13 21:09:26
日付切取線 @krtr_date

✄------------ 3/14(土) -----------✄

2020-03-14 00:00:01
まさのあつこ @masanoatsuko

この話は何重にもひどい話。 ①「この廃棄物は、飯舘村の家屋解体で出たコンクリートのがれき」とある。 ②「約1立方メートル(約170キログラム)。放射能濃度は1キロ当たり1万9300ベクレル」とある。 ③「2月上旬に村内の道路工事で砂利として使われた」とある。

2020-03-14 06:29:35
まさのあつこ @masanoatsuko

①②③をまとめて言えば、 飯舘村の家屋解体で出た放射能濃度1万9300Bq/kgコンクリートのがれき、約170kgを村内の道路工事で砂利として使ったということだ。 原子炉等規制法では原子力関連施設から出るコンクリートで再利用しても良い基準は100 Bq/kgだ。 だから、本来なら

2020-03-14 06:42:00
まさのあつこ @masanoatsuko

100 Bq/kg以下という基準(=クリアランスレベル)を 193倍超えたコンクリートが、 誤って、道路工事で再利用されたと、 報じられるべきところ。

2020-03-14 06:49:13
まさのあつこ @masanoatsuko

ところが、なぜ、そう報じられずに、④「基準の2倍」と報じられてしまうのか。 ①②③④の問題が根深いのは、 工事した作業員や周辺住民を守るためのコンクリートの再利用基準は原子炉等規制法上は100Bq/kg以下なので、 単純には「基準の193倍」だが、厳密には、

2020-03-14 07:06:20
まさのあつこ @masanoatsuko

そうは言えない「穴」が、原子炉等規制法には空いている。 100Bg/kg以下のクリアランスレベルを適用しているのは、通常運転している原子力関連施設であり、本来、原発事業者である東京電力が遵守すべき基準だ。 だが、原発事故から飛び出した放射性物質で汚染されたにもかかわらず、

2020-03-14 07:11:27
まさのあつこ @masanoatsuko

その汚染されたコンクリートには原子炉等規制法の対象になっていない。 東京電力の原発事故で生じた汚染コンクリートは、放射性物質汚染対処特措法の対象になり、 8000Bq/kg以上は厳重に管理されるべき「指定廃棄物」となる。 本来なら、原子炉等規制法とそろえて100 Bq/kg以上を「指定廃棄物」に

2020-03-14 07:20:20
まさのあつこ @masanoatsuko

その処理責任者を原発事業者である東京電力とすべきところ。 ところが原発事故で、原子力行政が歪み始めた。 原子炉等規制法は、原発事故が起きても汚染が原発敷地内で留まることを想定していたからだ。

2020-03-14 07:23:50
まさのあつこ @masanoatsuko

そこまで言い始めると際限がなくなるので、今回の問題に戻る。

2020-03-14 07:25:16
まさのあつこ @masanoatsuko

再掲するが、 ①「この廃棄物は、飯舘村の家屋解体で出たコンクリートのがれき」とある。 ②「約1立方メートル(約170キログラム)。放射能濃度は1キロ当たり1万9300ベクレル」とある。 ③「2月上旬に村内の道路工事で砂利として使われた」とある。 まず、③に注目。

2020-03-14 07:27:38
まさのあつこ @masanoatsuko

そもそも、 放射性物質汚染対処特措法であっても、汚染コンクリートは8000Bq/kg以下でも以上でも、再利用することは想定されていない。 最終処分すべきものであり、再利用してはならない。

2020-03-14 07:30:05
まさのあつこ @masanoatsuko

記事にも「本来は富岡町の施設で埋め立て処分する予定だった」とある通り、 事故で汚染されたコンクリートの運命は最終処分しかない。 8000Bq/kg以上のものは、富岡町にある元産廃処分場(現、国営の処分場)に運ばれる。 だから、この問題は、

2020-03-14 07:35:35
まさのあつこ @masanoatsuko

「指定廃棄物」を管理する責任のある環境省が、放射性物質汚染対処特措法違反を犯した、 という重大な問題だが、発表者が環境省らしく、そのように発表していない。 そこがまず問題だ。

2020-03-14 07:39:37
まさのあつこ @masanoatsuko

③についての問題は、 再利用してはならない原発事故による汚染コンクリートが、道路工事に使われてしまった。 何ベクレルであろうと、コンクリート再利用は想定されていない。

2020-03-14 07:44:23
まさのあつこ @masanoatsuko

最近、大問題とされている8000Bq/kg以下の再生利用は、除去土壌の話。 記事の④「基準の2倍」は ・汚染コンクリート ・汚染除去土壌 を混同してしまっている。

2020-03-14 07:47:25
まさのあつこ @masanoatsuko

ここで問題のかげに隠れているのは、8000Bq/kg以上の汚染コンクリートが福島県富岡町の最終処分場に埋め立てられるとしたら、以下はどうなのか?という問題。気が遠くなる話で、ここでは本来触れなければならないが、触れない(短い言葉で語れるほどの情報を持っていないので)。

2020-03-14 07:55:38
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コメント

かつや @kouya11 2020年3月15日
この問題もまたデータが隠されてしまって責任の所在がわからなくなるのではないかと危惧しています。
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内田 @uchida_kawasaki 2020年3月18日
まとめを更新しました。
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