日本のスーパーヒーロー史を大まかに整理してみよう【小説から特撮、アニメまでを辿る文化推移】

惣流・ドルフ・ラングレン弐号機 @YZNlfuMP8Vbaaoj

空中戦の最中、爆破寸前のヘリから気絶したパラダイスキングを助け出す、しんのすけから倫理観を気付かされるアクション仮面など『ハイグレ魔王』とは互いの役割が逆となっている。 そして最後は、しんのすけの方がちょっぴりカッコ良かったと等身大ヒーローアクション仮面から御墨付きを貰えるのだ。 pic.twitter.com/OU4yH1PYSd

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2010年代にも優れたスーパーヒーローアニメが幾つかあった。 特に『ワンパンマン』と『僕のヒーローアカデミア』は海外人気も高いらしい。 数こそ多くは無いが、巨大ロボットアニメの現状に比べたら十分に勢いがある状態だ。 pic.twitter.com/LtK2OSaj09

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後は折角なのでローカルヒーロードラマにも触れよう。 数年前に「脚本の出来が良いご当地ヒーロードラマ」で調べたら該当したのが『琉神マブヤー』と『からくり侍セッシャー1』だ。 静岡のヒーローであるセッシャー1はローカル物のなかでも洗練されたコメディドラマだ。 とても観易く笑えてオススメ pic.twitter.com/3sPWkJmOxP

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沖縄のヒーローである琉神マブヤーは特に一期の出来が良い。 マブイ(魂)ストーンという沖縄県民にとって大事な観念を内包した石を守る為、悪の軍団マジムンと戦うというのが筋立てだ。 其のマブイを通して沖縄、又は人間にとって大切な物は何かという事を主人公カナイは道徳的に学んで行く。 pic.twitter.com/39vsz0YJ40

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序盤、中盤まではユル～い間とやり取りで話は進んで行くが、終盤に近付くにつれ不穏な空気が現れてくる。 コミカルで間抜けなキャラクターと思わせた悪役ハブデービルも、終盤ではシリアスな立ち振舞いをするギャップが魅力かつ絶妙だ。 虐げられた側の代弁者という、わりかしガチな設定を持つ。 pic.twitter.com/s3CMCusy1q

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沖縄特有のおおらかな空気を、真面目なメッセージ性でギュっと引き締める『琉神マブヤー』はヒーロー物ジャンルとしても欠かせない観念要素がつまっていた。 沖縄という複雑な時代背景がある事を踏まえて、ウルトラセブンの「ノンマルトの使者」回と絡めて考察した文化史論文が面白かった記憶がある。 pic.twitter.com/py7UMg2iza

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とまあスーパーヒーローに関する語りは、これくらいだろうか。 網羅では無く重要な起点部分を抑えたのと、後はあくまで好みよる選別だったので、好きなヒーローがいなかった場合の方はご容赦願いたい。

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ここ数年はローカルヒーロージャンルを調べていなかったので、恥ずかしながら自分はまだ白河市のヒーローである『ライズ ダルライザー THE MOVIE』は未見の状態だ。 生身の等身大ヒーローとしてのドラマが高評価なので是非とも早く観なければならない。 pic.twitter.com/UQE5sJaEim

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特に楽しみな見所はスペインの近接格闘術KEYSI(ケイシ)の戦闘描写だ。 『ダークナイト』のバットマンや『アウトロー』のトム・クルーズが使用した武術で肘回りの使い方が面白い。 格闘映画好きが本分なので、円盤はコレクションに必須だ。 pic.twitter.com/nuGJwskkv4

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アニメに漫画、はたまたゲームでも、まだまだ日本ではアメリカに負けずにスーパーヒーローは増えていくだろう。 個人的にはヒーローとしての描写に着目したいのは、超人的な能力よりも身近に感じるであろう其の精神性だ。 長い歴史の中で選ぶなら、貴方のお気に入りのヒーローは誰であろうか？ pic.twitter.com/UcQ5xrwbJh

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