翻訳『人々が死んでいる』：N.Y.C.病院内でコロナウイルスと戦う| NYTニュース(2020.3.28作成) #新型コロナウイルス

Takaya Suzuki MD, PhD @suzuki_takaya

‘People Are Dying’: Battling Coronavirus Inside a N.Y.C. Hospital | NYT ... youtu.be/bE68xVXf8Kw @YouTubeさんから

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この恐怖は私にとって個人的なもので、共有できるようなものではないのかもしれませんが、本当に恐ろしかったので一応英訳しておきます。 youtu.be/bE68xVXf8Kw

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英訳じゃねえや、翻訳。

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「人々が死んでいる」 スミス医師 「この部屋、足が見える人、みんなCOVIDの感染者です。」

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「思い返すたびにフラストレーションがたまります。準備は全くなく、全ては手遅れになってしまいました。みんなこうなるとわかっていたのに手遅れだったということです。」

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Dr Colleen Smithはニューヨークの市中病院救急部の医師で、取材に応じてくれた数少ない医師である。 「今日も酷い日でした、事態は毎日悪くなっている。今日は患者の遺体を保存するために冷凍車を呼ぶことになりました」

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「いまはとにかく人工呼吸器を探し回っています。CPAPでもいい。CPAPでもあれば少し良くなった人をCPAPにまわして、もっと重篤な人に人工呼吸器を使えます。」

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この会話の数時間後、緊急に他の病院から回してもらった人工呼吸器はたったの５台だった。 「５台。。。Oh my god。。。」

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病院首脳部は人工呼吸器が足りてないことは認めていない。声明では、「どんどん供給を増やしている。人工呼吸器を供給することが最優先課題だ」としている。

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「今日は５台の人工呼吸器がきました。でも他に患者が死なない限りは、2日もすればさらにまた人工呼吸器が必要になります。人工呼吸器は100台あるということらしいですが、奇妙なことにその100台を私は見たことがありません」 スミス医師によれば、もうすでに物品の不足も始まっている。

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「事態はうまくいっている、全て大丈夫だと大統領、当局は言っています。我々の視点から見ると、すべてうまく行ってません。人では足りません、物もありません。患者のケアに絶対必要なものすら不足しています。ここはアメリカ、第1級の国のはずです」

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「もともとかなり忙しい病院ですが、普段のERには毎日200人くらいの患者がきます。いまはそれが400人を超えてる日もあります」 「当初、熱や咳のある患者だけを隔離することにしていました。そういった患者を注意して見ていれば、それ以外の患者については特別な警戒をする必要はありませんでした。」

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「しかしある時からそうではないことに気づき始めました。たとえば熱はないけれども腹痛だけがある、そういった人もレントゲンやCTを撮影するとCOVID19の肺炎があるのです。」 「交通事故で患者が運び込まれます。そういうときは大抵CTを取りますが、そのCTにもCOVID19の肺炎があることもあります」

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「交通事故で患者が運び込まれます。そういうときはたいていCTを取りますが、そのCTにもなんとCOVID19の肺炎があることもあります」 「そういえばというよな感じでCOVID19にかかっていた人はたくさんいるはずです。10人の研修医やナース、指導医もかかっていました。」

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「このシチュエーションは受け入れがたいです。検査を受けることもとても怖い、たとえ症状があったとしても。私達は何回もウイルスに暴露されているはずです。でも私達には自分を守るために当然あるはずの防護服がもはやありません。」

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「N95マスクを一つつけます。それは一日中外せません。そして今日つけたN95マスクを、私は金曜日もつけているでしょう。私達はいつもN95マスクがいつなくなるか心配しています。」 病院は軽症患者を受け入れるために外にテント式病室を作っているとのこと。でもそれでは全く不十分だという。

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「いま心配なのは患者がどんどん具合悪くなっていることです。喫煙もしない既往歴もない健康な若者がどんどん重症になっている。ただの、普通に街を歩いている若者です。30歳とか50歳の人が何人も突然具合悪くなるとか考えられますか？」

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FEMAは物資をどんどん供給するとしている。しかしスミス医師は、そこには約束があるだけで、実際にものはないという。 「みんな大丈夫だといいます。必要なものは十分あると。でもこの状態が中国のように1ヶ月、2ヶ月、5ヶ月と続いたら。とにかく必要なものがありません。」

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「メディアに出てなにか私に問題がおこってもキにしません。人々に、これは悪い状態だ」と知ってほしい。サポートがない。 必要な物品がない、それは、本当に辛いことです。」

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このあたりが最高に恐怖。 twitter.com/suzuki_takaya/…

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武漢では酸素飽和度93％を基準に入院適応（重症化どうか）を決めていたようです。酸素飽和度モニターを持っている人は息を止めて93％に下がるまで頑張ってみてください。相当苦しいはずです。