動画「なぜこれほど多くの若者が幸せでないと感じているのか?」を訳してみた。

tarafuku10 @tarafuku10

動画「なぜこれほど多くの若者が幸せでないと感じているのか?」を訳してみた。なぜこれほど多くの若者がアンハッピーなのか。敬虔なユダヤ教徒であるデニス・プレーガーが、その最大の理由について、彼の意見をシェアします。 youtube.com/watch?v=6YP1l3… pic.twitter.com/5mMgXE97DS

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

なぜこれほど多くの若者が幸せでないと感じているのか? 1つ例をあげよう。2019年のロイターの報道だ。「自殺念慮を抱き、深刻な鬱に苦しみ、自傷行為を行うアメリカの大学生の割合は、過去10年に満たない期間に2倍以上に増加した」 pic.twitter.com/gQMdxWUcCt

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

幸せだと感じられないという問題を抱えるのはアメリカ人だけではない。社会評論家のケイ・ハイモウィッツは最近こう書いている。「ドイツ人は孤独だ。人生を楽しむ才に長けたフランス人は孤独だ。そして、スカンジナビア人でさえも。英国の首相は最近 “孤独問題担当大臣” を任命した」 pic.twitter.com/hnwOIbkGAs

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

人間の歴史において、人々がこれほど裕福で、健康で、居心地のいい家に住み、高い教育を受け、長生きしたことはない。それでも、調査が始まって以来、人々、特に若者たちがこれほどアンハッピーだったこともない。 なぜなのか? pic.twitter.com/nOY1NPECny

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

理由はいくつもある。最もよく挙げられる理由は、薬物やオピオイドへの依存、携帯電話の使用が常態化したことによる人間関係の希薄化、若者の将来に対する不安である。しかし、最大の理由は価値と意味の喪失だ。 価値の話から始めよう。ここでは私はアメリカについて語る。 pic.twitter.com/JK9RRndCIa

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

アメリカは、2つの価値体系に基づき建国された。ユダヤ・キリスト教的価値観とアメリカ的価値観だ。これらを組み合わせることにより、世界の歴史で最も自由で、最も機会にあふれ、最も豊かな国が誕生した。これは、偏執的な愛国主義ではない。事実である。 pic.twitter.com/fp9DrgTy7C

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

世界中のあらゆる国から人々はアメリカを目指して移住してきたし、現在でもそれは続いているのだ。 アメリカ的価値観の要は、政府をできるだけ小さくすることである。これにより、キワニス、ロータリー・クラブ、ライオンズ・クラブ、読書クラブ、ボーイ/ガール・スカウト、ボウリング競技会、… pic.twitter.com/NRvrRnrdJj

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

…音楽の集まり、そしてもちろん教会などの非政府団体は、アメリカ人に友人を作る機会を提供し、最も困窮したアメリカ人に援助を提供することができた。しかし、政府が大きくなるにつれて、こうした非政府団体の数は減り、消え去ってしまった。 pic.twitter.com/5Lv6EyJKxY

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

もう1つの価値観として、中産階級の価値観と呼ばれるものがある。たとえば、子供を産む前に結婚すること、職を持つこと、自己鍛錬、満足感を後回しにする能力、愛国心などである。 これらすべてがアメリカのエリートたちに攻撃された結果、どうなったか? pic.twitter.com/Puf7mQo7BB

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

ミレニアル世代の親を持つ子供たちの過半数は、未婚の女性が生む子供たちだ。しかし、医療保険大手のシグナ社による2018年の調査によれば、一般論としてシングル・ペアレントはアメリカで最も孤独な人々だ。一度も結婚せず、子供も持たないアメリカの成人の割合は、史上最高である。 pic.twitter.com/DaawQBAVC8

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

そして、愛国心だ。1960年代まで、アメリカ人は国を愛し、建国者たちを敬い、アメリカの価値、特に自由を信じながら育った。アメリカ人は、過去の歴史の暗い部分を無視したりはしなかった。しかし、アメリカという国が例外的な存在になったのは、… pic.twitter.com/jJmkJfetFo

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

…その欠点のためではなく、その美徳のためであることを認識する賢明さも持っていた。そうした欠点は世界のいたるところで見られるものだが、美徳はそうではない。この強力なアメリカのアイデンティティが、ルーツ、コミュニティ、希望、意味を、何世代にもわたってアメリカ人に提供してきたのだ。 pic.twitter.com/cxBFkfbnTV

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

ここから導かれるのは、幸せだと感じられない最も重要な理由は、意味の欠如ではないか、ということである。著名なオーストリア/アメリカ人精神分析家のヴィクトール・フランクルは、その名著『夜と霧』の中で、食べ物を除けば、人間が最も必要とするのは意味である、と書いた。 pic.twitter.com/2hvbOWjHDk

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

そして、アメリカ人を含むすべての人々に対して、宗教ほど多くの意味をもたらしたものはほかにない。しかし、第二次世界大戦以降の西洋では、神と宗教は歴史のゴミ箱の中に捨てられてしまった。 pic.twitter.com/TTHPYDvb2Y

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

その結果、1980年以降に生まれたアメリカ人の3分の1以上が、どの宗教にも属していないと考えている。アメリカの歴史で、このような状況はこれまでなかった。そして、ヨーロッパの状況はこれよりもひどい。 pic.twitter.com/i08ph5cL6W

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

もしかしたら、意味の提供に大きな役割を果たしてきたプロテスタント、カトリック、ユダヤ教の衰退が、アメリカを含む世界の若者たちの多くがますます悲しさと孤独を感じる最大の原因かもしれない。 pic.twitter.com/Qke0Fv5VGN

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

JAMA (ジャーナル・オブ・アメリカン・メディカル・アソシエーション)サイカイアトリ誌に掲載された2016年の研究によれば、週に1回以上礼拝に出かけるアメリカ人女性が自殺する可能性は5分の1である。常識的に考えれば、これは男性にも当てはまるだろう。 pic.twitter.com/MuqGszvWFO

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

神には意味はない、祖国は基本的に邪悪である、過去は嘆かわしく、未来は暗い、結婚や子供は重要ではない。若者たちはそういう風に言い聞かされてきた。 なぜ、これほど多くの若者が、鬱に悩み、不満を抱え、怒っているのか? pic.twitter.com/Sff21GyWUz

拡大

tarafuku10 @tarafuku10

資本主義や、所得格差や、家父長制や、地球温暖化のせいではない。信じる宗教、神、国をもたないからだ。それが彼らに何をもたらすのか。意味の欠如である。 インスタグラムにはその代わりは務まらない。 デニス・プレーガーでした。(了) 英文スクリプト: prageru.com/video/why-are-… pic.twitter.com/9uGg2V2xc8

拡大