カオスラウンジに関わる問題の本質とは【関わった個人・企業の責任編】
- uzuranohone
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前半は主に企業が問題のある作品をそのまま出したことへの言及になります
「企業や企画者はなんでこんな分かりやすくアウトなものを通してしまったのか・関わってしまったのか」という点についてちょっと考えたいと思います。
2011-06-12 19:07:27現在確認できてる範囲ではデザインガーデン(@FujifilmJP_DG)、ホテルサンライン蒲田とみんなの仕事場(@shigotoba)、文学フリマ(@Bunfreeofficial)、美術手帖(@iteiya @BIJUTSUTECHO)。
2011-06-12 19:07:47まだ内容が確認できてない物では武蔵野美術大学の学内広報誌mau leafの梅ラボ氏インタビューとswitch(@switch_pub)での梅ラボ氏の寄稿がありますね。
2011-06-12 19:08:35これらの企業や企画においてカオスラウンジ作品が著作権や商標、肖像権を明らかに侵害していて、権利者にも無許可である、ということを確認した上で商品や記事として取り扱ったのなら当たり前ですが企業や企画者に対しても責任が生じます。
2011-06-12 19:09:08「この作品は多くの権利者の知的財産権を明らかに侵害している、許可を取る気も無い。いつ企業から訴えられるかも分からないし、訴えられた際には分かって販売・宣伝に関わったあなた方も矢面に立たされる。当然様々な人や企業から批判されるだろう。それでも使って頂けるのならお願いしたい」
2011-06-12 19:09:25という様な交渉を通すような企業があったらさすがにちょっと男らしすぎますけど。そしてカオスラウンジ幹部陣である黒瀬陽平さんや藤城嘘さんにそれを通せる営業スキルがあるのでしたら、個人的には別業界への転職をお奨めします。
2011-06-12 19:09:48恐らくですが「何も言われず大丈夫だと思って確認せずにそのまま通した」という線が一番あり得そうです。実際に権利関係の侵害を指摘されたデザインガーデンとみんなの仕事場では即座に販売中止・記事削除という対処をしています。
2011-06-12 19:10:04そのまま通すこと自体はチェック体制の不備を示す大きな問題で、改善されるべき事です。しかしカオスラウンジ側に結果的に騙された形であるのならば事後の対応が何より重要になってきます。問題を認識していらっしゃるのであれば、これからの企業や企画者の対応に期待したいですね。
2011-06-12 19:10:47後半は、前半の言及を踏まえた上でカオスラウンジを支持した個人、団体の責任とは何かが主題です
さて、現行の著作権法や商標法などに対して疑問を投げかけることは悪いことではありませんし、むしろもっと為されるべきことです。しかし具体的な問題点やビジョンが無いまま疑問だけを投げかけてもそれはあまりに不毛すぎます。
2011-06-13 20:46:46単純に「カオスラウンジ宣言が商売において許される法律」が通ったらまずカオスラウンジの商品がひたすらコピーされて黄色に塗られて売られるでしょうね。切り刻まれたロゴ入りで。
2011-06-13 20:47:18お金が発生しなかったり、企業が関わらないことでしたら疑問を投げかけることは完全に個人の自由です。ただし今回の件については商業ベースに持って行きながら具体的な方策を何も示さずカオスラウンジ側が議論を放棄したことが火種となりました。
2011-06-13 20:47:41幹部陣である黒瀬陽平・藤城嘘・梅ラボ等に最大の責任があることは確かです。しかし周りの人間もちゃんと突っ込んだ質問をしたり、止めることが出来なかった責任があります。周囲に居ながら第三者のような顔で「大変そうだね」「いつかこうなると思ってたよ」と言うことはあまりに無責任です。
2011-06-13 20:48:01実際に近い位置で関わっていた著名な方というと、ネット上で話題になってるのは東浩紀(@hazuma)さん、村上隆(@takashipom)さん、美術手帖編集長の岩渕貞哉(@iteiya)さん、Pixiv社長の片桐孝憲(@tarbrick)さん辺りでしょうか。
2011-06-13 20:48:10作品を購入した・支援をしたというのであれば、より一層彼らが不法行為を行ったり、騒動を招くようなことをする際には止めたり納得の行く説明をさせるべきです。美術関係に関わっているいい歳した大人が知的財産権について全く知らなかったというのは通りません。
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