「 #思い出のマーニー #米林宏昌 監督による実況解説 2020」 #ジブリ #金曜ロードSHOW! When Marnie Was There

※個人的まとメモ(問題あれば、コメントご一報くだされば、考慮の上で対応いたします)。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------ 公式サイト http://www.ghibli.jp/marnie/ 続きを読む
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

彩香のキャラ表。 彩香の大きいメガネは描きやすかったけど(風立ちぬで慣れた)、絵描きの久子の縁なしメガネはめんどくさかったなあ。 pic.twitter.com/OsK44sEBR4

2020-03-24 00:02:55
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

彩香の部屋。 置いてあるもので何となく人となりがわかる。 美術監督の種田さんには過去の屋敷、荒れた屋敷、リフォームした屋敷、と3種類のしめっち屋敷を作ってもらった。どう変わったかを見るのも面白いかも? pic.twitter.com/dPa9zGNkIR

2020-03-24 00:20:05
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

@ribbon2018 ありがとうございます。 見た人それぞれの思い出を浮かべてもらえたら 作った甲斐があります。

2020-03-24 18:36:25
米林宏昌 @MaroYonebayashi

@katsuryoutarou 彩香は声の存在が大きいですね。 なので、メアリのときは一択でした。

2020-03-24 19:29:01
米林宏昌 @MaroYonebayashi

@olive3sky 最初のキャラクターを並べてみたときに、もう少しそれぞれ個性が欲しくなり、十一はよりしゃべらなくなり、彩香はより空想家になっていきました。

2020-03-24 19:33:23
米林宏昌 @MaroYonebayashi

「思い出のマーニー」の最大のネックは、一番いい部分がネタバレなので、プロモーションで全く話題にできないことだ。なので、物語の後半についてしゃべる機会はなかったけど、せっかくなので触れていきたい。 知りたくない人はこれ以降は見ない方がいいです。

2020-03-25 00:00:24
米林宏昌 @MaroYonebayashi

後半はシーンの意味が二重、三重になってるけど、一回観たときにはよくわからず、思い返して考えなきゃいけないという不親切な映画だ。 本だと前のページをもう一度めくればいいけど、映画だとそれができない。

2020-03-25 00:07:54
米林宏昌 @MaroYonebayashi

クライマックスの「許してあげる!」のシーンも、結末を知っていれば感動的だろうけど、初見の人は二人がなんであんなに泣いているのか訳がわからないんじゃないかとすごく不安だった。

2020-03-25 00:13:08
米林宏昌 @MaroYonebayashi

物語の後半はマーニーとは何者なのか、というメステリーになる。 彩香がマーニーの日記を見つけるまではマーニーはおそらく杏奈のイマジナリーフレンドか、古い屋敷に住んでいる幽霊だとお客さんは思っているだろう。(まあそういう面もあるけど、あえてはっきりとはさせない) pic.twitter.com/WV4fuEb7CK

2020-03-25 00:20:04
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

杏奈がマーニーについて想像の中の女の子と自覚しているのは大きな告白。 こちらの世界で生きていくための一歩でもあるだろう。 pic.twitter.com/TyWO5bbtkV

2020-03-25 00:36:32
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

微妙にセリフ調整。 杏奈にとってのマーニーはこれまでと変わっていく。 pic.twitter.com/5NwdTF3W8J

2020-03-25 00:41:46
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

杏奈と彩香はマーニーの秘密を探す仲間ということをはっきりさせておく。 にも関わらず、この後のシーンで杏奈は簡単にマーニーについていっちゃうんだけど… pic.twitter.com/Uz2mzb42E8

2020-03-25 00:59:12
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

味わっていただいて嬉しいです^_^

2020-03-25 01:08:53
米林宏昌 @MaroYonebayashi

メステリー× ミステリー◯

2020-03-25 01:20:46
米林宏昌 @MaroYonebayashi

やらなきゃいけないことがあるので今日はこれだけ。 何かの雑誌のために描いたやつ。 制作も佳境に入るとこんな幻覚が…! pic.twitter.com/7HJKyMi3yA

2020-03-25 21:46:27
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

ビジュアルガイドか。何かの雑誌じゃないですね^_^; 夢の中に出てくるときはたいてい作画用紙なので起きたときに損した気持ちになります。

2020-03-26 15:05:41
米林宏昌 @MaroYonebayashi

杏奈はマーニーと再会。 ここから約10分2人だけの会話シーンが続く。前半は杏奈の告白、後半はマーニーの告白。 長いので、場面を変えたり、回想をはさんだり、時間を飛び越えたり、退屈しないようにいろいろやった。 pic.twitter.com/XSqkMLKEPC

2020-03-26 23:03:35
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

杏奈は自分に対する里親制度の手当ての紙を発見する。 自分の存在とそこに書いてあるお金を照らし合わせて、複雑な気持ちになる。 pic.twitter.com/hbJJXlYHV7

2020-03-26 23:30:03
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

お金目当てで制度を利用する悪い人もいるみたいだけど、まあ、杏奈はそこまでは考えを巡らせなかったでしょう。 ただ、「普通の」家庭ではもらっていないものを、自分の家はもらっている。 このことが気になる。気になる自分もイヤ。 pic.twitter.com/SVZHHbltUy

2020-03-26 23:40:35
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

もらえるものはもらっとけばいいじゃん、という考え方もありますが、杏奈ですからね。 いろいろ考えちゃったんでしょう。 先回りして考えがちな頼子のことも合わせて考える。 多感な時期。

2020-03-26 23:49:44
米林宏昌 @MaroYonebayashi

里子については、杏奈と同じ立場の子が観るかもしれないから、気を使った。 頼子とは血は繋がってないけど10年ほど一緒に暮らしているわけで、教えてもらった料理の技術などは杏奈の中に蓄積されている。 そういうことに気づいていくことが大人になっていくということだと思う。

2020-03-27 00:02:08
米林宏昌 @MaroYonebayashi

杏奈が佐々木家に引き取られたのが5歳の頃なので、10年もいないか。 5歳は微妙な年齢ですね。 頼子のことをお母さんでなく、おばちゃんと呼ぶのもわかる。 本当の親や祖母のことも聞いていたようなので、自分はここのうちの子でないという考えはつねにどこかにあったのかな?

2020-03-27 00:16:21
米林宏昌 @MaroYonebayashi

今日の金曜ロードショーは「魔女の宅急便」ですね。 タイトルが出るまでの10分弱にキキの性格、育った環境、魔女のルールなどが簡潔に入っていてさすがという絵コンテ。 アリエッティのときに参考にして観たなあ。

2020-03-27 15:23:07
米林宏昌 @MaroYonebayashi

アリエッティは宮崎監督が脚本。 「始まり方が大切」と説明を受けた。 原作とは全然違う構成になるほどーと思った。 マーニーの始まり方も何度も何度も考えて作っていった。

2020-03-27 16:03:54
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