「 #思い出のマーニー #米林宏昌 監督による実況解説 2020」 #ジブリ #金曜ロードSHOW! When Marnie Was There

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米林宏昌 @MaroYonebayashi

知らない人の服を着て、知らない人と一緒におまつりに行くことに。 浴衣姿で走ったりボートを漕いだり階段を駆け下りたり…アクションが多かったので、スタッフに浴衣を着て再現してもらい、作画の参考にした。 pic.twitter.com/k2eQx8dhOM

2020-03-19 10:49:30
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

スタッフははじめてボートを漕いだらしく、いい感じにぎこちなかった。 下手くそにボートを漕ぐのを作画するのは難しいが、大塚伸治さんが絶妙に描いてくれた。

2020-03-19 11:02:11
米林宏昌 @MaroYonebayashi

あ、浴衣の杏奈はもう載せてましたね。 かぶっちゃった。 朝顔の模様の位置と色合わせが大変だった記憶が。

2020-03-19 12:10:28
米林宏昌 @MaroYonebayashi

世界には目に見えない魔法の輪があり、その内側にいる人間と外側にいる人間がいる。内側にいる人たちが気にしていることは、外側の自分には全く関係ないことだ。 杏奈は自分自身について、こう考えている。 pic.twitter.com/7EkVYc1raM

2020-03-20 09:24:26
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

ひとりでいることなんて平気なのに、それを不自然に思って気にかけてくる人たちがいる。杏奈にとってはそれが苦手だった。 自分は平常でいたいだけなのに。

2020-03-20 09:49:00
米林宏昌 @MaroYonebayashi

でも、杏奈の中には、潜在的に自分のことを見てほしいという考えもある。今の自分から変わりたいという思いはあるけど、うまく形にできない。 そうでなければ別に教師の手に自分の絵を渡さなくてもいいだろう。 変わりたくなければ変わらなくていい。 pic.twitter.com/65FGX0iLZe

2020-03-20 10:04:07
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

なぜこんなことを言うかというと、次に信子という子について触れたいので。 信子はマーニーに出会うことになるきっかけの人物。

2020-03-20 10:15:08
米林宏昌 @MaroYonebayashi

4/3の放送のときはリアルタイムで解説などできたらと思います。

2020-03-22 11:02:47
米林宏昌 @MaroYonebayashi

信子は優等生タイプの女の子。 子供たちのイベントでもリーダー的に振る舞えるし、友だちもいっぱいいる。一人ぼっちの杏奈にも気を使って話しかけてくれる。大人たちにも「いい子」と思われているだろう。 ただ、輪を超えて近づいてくる信子は杏奈にとっては苦手な子だった。 pic.twitter.com/swy7eQkSv8

2020-03-22 17:50:22
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

信子は杏奈の手に持っていた短冊をさっと取って見ちゃう。 信子みたいな距離感で人と接する人は意外と多いのでは? 気をつけましょう。杏奈に嫌われます。 pic.twitter.com/Ai3QsECoh8

2020-03-22 18:31:49
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

映画を見た後、信子の評価が分かれてるのが面白かった。 この世には、信子を受け入れられる人と、受け入れられない人がいる。

2020-03-22 18:39:14
米林宏昌 @MaroYonebayashi

原作の信子にあたるサンドラは、ゲームでズルをしたり、結構イヤな子なんだけど、そうすると杏奈の悪態にお客さんが同調するだけになってしまう。

2020-03-22 21:11:41
米林宏昌 @MaroYonebayashi

信子は「杏奈にとってイヤな子」になってなくてはならず、杏奈は「あんたのとおりに見える」という信子の言葉にショックを受けなくてはならない。 杏奈が他人の前で見せる「普通の顔」と1人のときに呟く言葉の加減が難しかった。

2020-03-22 21:18:22
米林宏昌 @MaroYonebayashi

@olive3sky 泣いて帰ってきたと後でお母さんが言ってるので、信子も思いがけず杏奈を傷つけたことにショックを受けたんでしょう。 失敗っていつも意識の外で起きる。信子があの瞬間の杏奈の気持ちを理解することは難しいでしょう。杏奈も同じく。 でもラストのやり取りは分かり合える兆しかもしれない。

2020-03-22 22:59:54
米林宏昌 @MaroYonebayashi

物語の後半で登場する少女、彩香(さやか)。 東京からしめっち屋敷に引っ越してきて、マーニーの日記を発見する。空想するのが大好き。マーニーに対する妄想が膨らみ、杏奈と一緒にマーニーの秘密を解き明かそうとする。 絵は本を読んで妄想中の彩香さん。 pic.twitter.com/b5KDORLdnx

2020-03-23 18:16:25
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

しめっぽいお話の中で(ちょっと変わっているけど)明るいキャラクターのためか、意外と人気がある。 でもあまり描く機会はなかったので、ちょっと描いてみました。

2020-03-23 18:19:06
米林宏昌 @MaroYonebayashi

アフレコのときはビックリした。 命が吹き込まれるのはこういうことかと思った。 天才!

2020-03-23 20:55:28
米林宏昌 @MaroYonebayashi

彩香、最初はこんな真面目な感じの子でした。 原作では彩香にあたるプリシラは5人兄妹。杏奈が5人のワイワイした中にいるのが重要なんだけど、映画では時間の都合上2人兄妹になった。 pic.twitter.com/QuCualDqVm

2020-03-23 22:14:46
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

原作は上下巻に分かれていて、マーニーが出てくるのは前半だけ。後半は5人兄妹とその家族との話になる。 でもマーニーが前半だけで出番がおわるのはどうかと思い、サイロ以降のマーニーのやりとりを彩香との出会いの後にした。 pic.twitter.com/hD7pnDTBsv

2020-03-23 22:47:08
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米林宏昌 @MaroYonebayashi

マーニーは夢の中のような人物に対し、彩香は現実世界の人物。彩香と出会ったときに、杏奈は「マーニーは自分の想像の中の女の子」と告白している。にも関わらずその後にマーニーに会うことで、より危うい展開になった。

2020-03-23 22:53:40
米林宏昌 @MaroYonebayashi

こちらの世界で生きていくなら、杏奈にとってのマーニーのポジションは彩香に入れ替わっていかなくてはいけない。 タイミングを同じくしてマーニーにとっての杏奈は和彦に入れ替わっていく。

2020-03-23 23:02:42
米林宏昌 @MaroYonebayashi

マーニーの出番を分けたことにより、マーニーと会えなくなる時間が発生する。なぜ会えなくなったかは、大岩のおじさんおばさんの存在は大きかった。それと養母の頼子。 現実世界が充実していれば別にマーニーはいなくてもいいかなあと。

2020-03-23 23:30:58
米林宏昌 @MaroYonebayashi

@Tessy_crystal 間違いなく重要な人たちだったけど、しょうがない…彩香に全部託しました。 それにしても男性が入り込みにくい話でした。彩香の兄がシャツを杏奈にかけるので精一杯。

2020-03-23 23:39:26
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