人口問題研究 第76巻 第1号~特集:地域別将来人口推計 / 第8回人口移動調査の結果から(その3)
人口問題研究 第76巻 第1号~特集:地域別将来人口推計 / 第8回人口移動調査の結果から(その3) / ipss.go.jp/syoushika/bunk…
2020-04-09 00:14:07[PDF] 地域別将来人口推 日本の地域別将来推計人口からみた将来の出生数 小池 司朗・菅 桂太・鎌田 健司・岩澤 美帆・石井 太・山内 昌和 / ipss.go.jp/syoushika/bunk…
2020-04-09 00:15:42推計結果を市区町村別にみると,2040→2045年の出生数が2010→2015年の出生数の半数未満となる市区町村が半分近くに達し,とくに人口規模の小さい町村における出生数の減少が顕著であった.
2020-04-09 00:15:432040→2045年の出生数指数(都道府県別,2010→2015年出生数=100とした場合) pic.twitter.com/0eJO7hJyXZ
2020-04-09 00:15:44全国の指数は69.0であるが,都道府県別にみると東京都の85.3から秋田県の40.4まで大きな地域差がある.
2020-04-09 00:15:45将来の出生率の低迷の見通しと親世代人口の減少を受けて,全都道府県において出生数は減少するが,地域別には人口構造と人口移動の影響が大きく,出生率よりも親世代の人口の変化によって出生数の変化が大きく規定されることになる.
2020-04-09 00:15:46全国・秋田県・東京都における出生数指数の推移(2010→2015年出生数=100) pic.twitter.com/KiB1o25ZRI
2020-04-09 00:15:47秋田県では各期間概ね一定の割合で出生数が減少していく一方で,東京都では親世代の年齢構造の影響等により期間によって減少率にやや違いがみられる.
2020-04-09 00:15:482040→2045年の出生数指数(福島県除く市区町村別,2010→2015年出生数=100とした場合) pic.twitter.com/XOGbrCD1DA
2020-04-09 00:16:572040→2045年出生数指数の市区町村数分布 pic.twitter.com/KLQb4vPW0x
2020-04-09 00:16:58都道府県でみる以上に地域差は広がるが,5年間でみて2040→2045年の指数が100を上回る,つまり30年後に出生数が増加するのは図6に示したとおり12市区町村のみである.
2020-04-09 00:16:59一方,2040→2045年の出生数指数が50未満,すなわち2040→2045年の出生数が2010→2015年の出生数の半数未満となる市区町村数は830と全市区町村の半分近くに達し,とくに人口規模の小さい町村における出生数の減少が顕著となる.
2020-04-09 00:17:002040→2045年出生数指数の上位と下位の20市区町村 pic.twitter.com/I2SJ65uG9S
2020-04-09 00:17:01出生数の指数が上位の市区町村は,出生数の少ない島嶼部を除き,その大半が大都市の都心部もしくは郊外のベッドタウンに属する一方で,下位の市区町村はほぼすべてが過疎地域に属する.
2020-04-09 00:17:02道府県別,外国人の出生数と出生数総数に占める割合(2010→2015年,2040→2045年) pic.twitter.com/fWegQBz3Ce
2020-04-09 00:17:40(´ω`) 推計によれば,外国人出生数は2010→2015年から2040→2045年にかけてすべての都道府県で増加する.またこの間,日本人出生数の減少が著しいため,出生数総数に占める外国人出生数の割合は各都道府県で大幅に増加する.
2020-04-09 00:17:41出生数総数に占める外国人出生数の割合は,2010→2015年では全国で1.28%,最大2.69%(群馬県),最小0.11%(秋田県)であるが,2040→2045年では全国で3.03%,最大4.42%(群馬県),最小1.80%(宮崎県)へと推移する.
2020-04-09 00:17:42[PDF] 地域別将来人口推 日本の地域別将来推計人口からみた将来の死亡数 菅 桂太・小池 司朗・鎌田 健司・石井 太・山内 昌和 / ipss.go.jp/syoushika/bunk…
2020-04-09 00:19:14今後多くの市区町村で人口減少とともに死亡数も減少することや,2015年の高齢人口割合が高い自治体に死亡数のピーク年次が早い自治体が多いこと,そして,死亡数のピーク年次が早い自治体に死亡数の今後の減少が大きな自治体が多いことなどを示した.
2020-04-09 00:19:1585歳以上の年齢を細分化して計算した死亡数の85歳以上一律に推計した死亡数に対する比(%):都道府県 pic.twitter.com/pfUPadGh0O
2020-04-09 00:19:1685歳以上の年齢を細分化して計算した死亡数の85歳以上一律に推計した死亡数に対する比(%):市区町村 pic.twitter.com/2NZB1sDyDs
2020-04-09 00:19:17男女別85歳以上死亡数の比(年齢別計算/85歳以上一括)と85歳以上人口にしめる95歳以上人口割合の関係 pic.twitter.com/McPnI5NIZl
2020-04-09 00:19:18粗死亡率(‰)と75歳以上人口割合の関係:死亡数の推計手法(85歳以上一括/年齢別計算)の比較 pic.twitter.com/OarEAfK5YW
2020-04-09 00:19:18都道府県単位にみると,多くの自治体で2030~2035年まで死亡数は一貫して増加するものの,2035~2040年にかけて和歌山県などの4自治体,さらに2040~2045年にかけては32自治体(約7割)で総死亡数は減少する.
2020-04-09 00:20:29