都市部への人口集積と少子化に関する寄せ集め
1980年代から都市部の性比が下がり始め、2000年に都市と非都市の性比が交差し、2010年になると逆転してしまいます。つまり、都市に女性が集まっていると言われるのは、2000年以降について見れば、数字としては正しいと言えます。
2016-05-26 21:56:08都市女性指数(20-39歳)1950-2010 pic.twitter.com/uZVcceJ6j9
2016-05-26 21:56:29年齢階層別都市女性指数世界, 1980‐2015 pic.twitter.com/0yr9Q6GpXm
2016-05-26 21:57:13国連の人口統計から、1980年~2015年の世界の都市女性指数を年齢別に表したものですが、2015年を除けば、いずれの年や年齢層でも都市には女性が多いという結果になっています。
2016-05-26 21:57:26都市女性指標(20-39歳)と一人当たりGDP、国別 pic.twitter.com/0ielA7x2rH
2016-05-26 21:59:17都市女性指数と1人当たりGDPの相関関係を見ると(図表6)、経済水準が上がるにつれ都会に若い女性が集まってくるという傾向があり、逆に、発展途中の状況では男性が都市に集まるといった国際的な傾向が見られます。
2016-05-26 21:59:33都市女性指数から、2000年以降、都市部に女性の方が多いと紹介しましたが、それは転入-転出の差の幅が男性より女性の方が大きいためです。つまり、女性の方が都市に入ってきた後も出て行かず、都市部にいったんとどまるという傾向がこのデータから見て取れます。
2016-05-26 22:00:13加えて、男女別の特徴を挙げれば、男性は女性より動きが大きく、より多く入って、より多く出ていくという点があります。女性は男性より入ってくる量は少ないですが、出ていくのも少ないので、女性の方が都市に多くなっていきます。
2016-05-26 22:00:29都道府県別の女性活躍指数と、1人当たりの県民所得、また転入超過数をプロットしてみると(図表8)、 断トツの東京を除いても、女性の活躍度が高い県の方が1人当たり所得が高くて転入数も多いという、統計的に有意な相関関係が見い出されました。
2016-05-26 22:01:04出生県から他出し、初職時に出生県へ戻る割合を県Uターン割合」とすると、男性は26%、女性は23%。僅かな差ですが、やはり男性の方が地元に戻ってくる割合が高くなっています。また、学歴が高いほどUターンしている傾向が見られ、
2016-05-26 22:01:44男女差は学歴が高いほど縮んでいる結果になりました。年代別に見ると、明らかに若い世代ほどUターンしています。また、出生地が三大都市圏(東京、名古屋、大阪圏)か否かで見ると、非三大都市圏の人の方がUターン割合は高いという結果になりました。
2016-05-26 22:01:56基礎研レポート データで見る「東京一極集中」東京と地方の人口の動きを探る(上・流入編)~地方の人口流出は阻止されるのか / nli-research.co.jp/report/detail/…
2018-08-07 23:16:4547都道府県中、最低出生率をまい進しながらも、毎年産まれる子どもの出生数をここ15年でみていまだ減らすことがない東京都
2018-08-07 23:16:4647都道府県の社会純増減の10年間の推移(対前年%) pic.twitter.com/q1BQDhD22G
2018-08-07 23:16:462006年以降、2016年までの社会増減推移をみると、東京都が社会増減において、11年間連続で対前年プラス(純増)で推移していることがわかる。つまり、毎年、その前年よりもさらに多くの人口を東京都に呼び込んでいる
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