学校教育のカリキュラムはオンライン学習対応化を目指せ
- naobotaka_magi
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みなさんの家には、在宅勤務や自宅授業の設備はあるだろうか? 新型コロナウイルスの騒ぎで需要が激増になって久しいこの設備。
2020-04-11 18:09:21私は幸いにも、自宅における定額ネット設備やパソコンやタブレットやスマホなどが用意されている。格安とはいえ回線状態が良いので、ストレスもさほど強くはない。 とはいえ、仕事世代はともかく学生世代は休校で不自由を余儀なくされている。
2020-04-11 17:07:28普段であれば、ネットでの授業を許可してほしいところだが、一部地域では登校での授業でそれ以外は授業の中止といった状況にある。 改めて確認するが、決してほとんどの学生が自宅学習できない環境に置かれているわけではない。
2020-04-11 17:07:28しかし、なかなか自宅学習の実施が進まないのはなぜだろうか? それは「日本のカリキュラムが自宅学習と相性が悪すぎるから」ではないかと、私は考えている。 自宅学習と相性が悪すぎるから、こうした状況においては自宅学習を実行できないのではないのだろうか。
2020-04-11 17:07:29今の住宅には体育や音楽に向かない家庭が多く、それ以外の科目例えば数学だけとっても、コンピューターによる採点が困難な分野がある。
2020-04-11 17:45:47当然、学校の授業には一日に決まった科目数の授業を一定時間行うのだが、一人の先生が授業を行える生徒のの数には限りがあるし、特定の科目だけを授業するわけにも行かない。
2020-04-11 17:45:48「外出は必要最小限に」とか「無理な外出をするな」ということはもちろんなのだが、それよりは学校の授業の自宅学習対応化を推し進める方が重要ではないかと、私は考えている。
2020-04-11 17:45:49実は現在でも自宅学習対応のカリキュラムに統一された地域は存在している。それは北欧諸国や中国である。
2020-04-11 17:45:49学生としては、登校できようができなかろうがカリキュラムが大きくかあることはないだろうし、教員にとっても突発的な非常事態に適応できるのだから、便利な仕組みである。
2020-04-11 17:45:50ただし、デメリットも存在している。 視覚ないし聴覚に障害のある者には困難が多いこと。そして、インターネット回線を利用するために、回線の突発的な混雑に対応しなければならないという部分だ。
2020-04-11 17:45:50実は、私も学生時代に英会話のオンライン授業を利用していた。物理的に教室に通う形式じゃなければ嫌というわけではなかったし、特にストレスを意識していたわけではないので、週に1回は電車で教室に通学していた。
2020-04-11 17:45:50だが、私が使わなくなった最大の理由は「通学した場合としない場合で質が異なる」という理由である。 近くの中堅の英会話教室にはあったが、それ以外の英会話教室には原則通学形式のものしか存在しない。
2020-04-11 17:45:51理由は憶測でしかないが、教室に生徒が来ない分だけ、効率を維持できないのは当然である。しかし、普通の教室と並べたときに、どうしても不便感が出てしまうことから、ビジネスでは使いにくいのではないかと考えられる。
2020-04-11 17:45:51限られた教室でしか実施されてないために、選択肢がなかったり、高度な学習ができないことから、私はいつの間にか普通の英会話教室に通う生活に戻ってしまっていた。
2020-04-11 17:45:52しかし、今回のように健康リスクの問題が発生し、在宅学習の需要の増加が浮かんでくると、やはりあの英会話教室の在宅授業はとても重要な参考資料であると気づかされた。
2020-04-11 17:45:52物理的な移動を伴わずに授業ができることは、物理的に移動が困難な生徒が多い地域や時期にとってこそ、極めて大きなメリットなのである。
2020-04-11 18:00:54多くの人が忘れていると思うが、かつて夜行バスで移動していた人達は、夜行列車で移動していた。 しかも交通費は、今の2500~8000円ではなく、特別料金込みで10000円クラスという高額さであった。
2020-04-11 18:00:55しかし、航空網や新幹線の発達などにより、夜行交通の高頻度低輸送車化への転換や、通勤鉄道の需要インフレや低コスト競争などの問題への対応が進んだ結果、夜行列車はバス化し、今の状態に至ったのである。
2020-04-11 18:00:55今回の新型コロナによる自宅学習需要激増の一件は、学校教育の最適化の必要性を痛感させられる一件であったと、僕は考えている。
2020-04-11 18:00:56名門校を中心にカリキュラムが本格的に自宅学習対応になり、もしくは他の方法で学校教育の高効率化と省コスト化を推し進めれば、今のような登校ありきの学習ではなく、必要に応じて最低限度の物理的登校が当たり前の標準となることも不可能ではないと考えている。
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