長谷川幸洋東京新聞論説副主幹( @hasegawa24 )の朝日新聞の記事に関するツイート
- takitahiroki
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朝日の政治グループ次長が署名コラム(11日付け)で、自分は直接電話取材したが「(菅は)解散の覚悟はなかった」と書いている。「解散する意向」と官邸から「意図的に流されていた」とも。ところが、当の朝日は2日付けで「首相は解散意向」と報じている→http://bit.ly/iL2VkF
2011-06-13 11:41:01朝日の次長は「菅に解散意向がない」「解散の意思はない」と知っていながら、自分が紙面に関わっている朝日紙上では「解散意向」と報じたのか?そうなら「官邸の情報操作」と承知しながら、紙面を作っていたことになる。新聞の自殺行為だ。
2011-06-13 12:50:30しかも、報道した後になって「あれは実は官邸の意図的な情報操作だったんだよ」なんて署名コラムで書くというのは、どういうことか?「オレは最初から知っていた」という自慢話か。それとも「あれは実は情報操作でした」という読者に対する言い訳か?
2011-06-13 12:52:55この次長氏は「解散しなかったのは残念だ」という立場のようだ。つまり、菅は解散する意図がなかったけど、情報操作で解散風を吹かしていた。それは分かったうえで紙面で報じたけど、本当は解散するつもりがなかった。それが残念だ、と言っている。
2011-06-13 12:55:50こうなると、朝日新聞は本当のことを報じなかったけど、本当の真意を知っているオレは、解散の覚悟がなくて残念だ、という話になる。菅に食い込んでいる自分の自慢話は分かった。だが、新聞の使命と官邸の情報操作に知っていながら荷担した責任はどうなるのか。まったく自覚がないようだ
2011-06-13 12:58:11あまりにひどい話で、私の理解で正しくないなら、ぜひ、そうと指摘してほしいところだ。これは朝日新聞の生命線にかかわる事態だぞ。私の理解が正しくないなら、またツイッターで私はちゃんと訂正なり、説明なりします
2011-06-13 12:59:56だいたい今回の退陣騒動は、辞めたくない菅と辞めさせたい仙谷以下の4人組との情報戦がすごかった。そういう構図こそが権力闘争の本質的な部分。情報戦を含めてメディアが起きていることを客観的に報じるべきなのに、情報もらって、そのまま垂れ流しているポチ記者が多すぎる。
2011-06-13 13:10:07こういう署名コラムが出てくるとは、新聞が疑われるのも当然だな。読者は「こいつはだれのポチか」と考えながら、記事を読むべし。「だれの宣伝をしたいのか」と思って読めば、逆に事態がよく見えてくる。
2011-06-13 13:12:15そりゃそうだ。たしかに読者は疲れる。お金をもらって購読していただいているのに、読者を「疲れさせる」新聞とはなんだ。こういうビジネスは成立するわけがない RT @eritwin917: @hasegawa24 もっと言ってください!素直に記事を読めないのも疲れるのです。
2011-06-13 13:23:31ありがとうございます。こういうのは、ちゃんと読めるようにしておきたいと思ってました。 RT @kazutomi: 「長谷川幸洋氏 @hasegawa24 (東京新聞論説副主幹)が朝日新聞による情報操作を指摘」をトゥギャりました。 http://bit.ly/kr6AQ2
2011-06-13 13:30:01あれは、もうだいぶ「菅は退陣だ」って宣伝が浸透したから、そろそろ顔を出してはっきり言ってもいいころ、ということで出てきたということでしょう。まず匿名で退陣という相場観をつくる。次いで顔出して言う。 RT @ryoji_85tw: 仙谷氏テレビ出演も同様な構図?
2011-06-13 13:33:15権力闘争を戦うのに、世間の相場観をつくっておくのは、政治家にとって最重要。新聞はそういう相場観づくりの手段になっている。新聞はその片棒担いでいる自覚がない。だから「首相は解散するつもりだ」なんてささやかれると、特ダネもらった気になって、そのまま垂れ流してしまう。
2011-06-13 13:38:38でも、ちょっとソースに食い込んでくると「おれは、もっと真相を知ってる」と言いたくなって、コラムに書きたくなる。それが今回の真相では。
2011-06-13 13:39:52いまみたいな報道スタイルを続けている限り、いつまで経っても、本当のことは伝わらない。記事を書くスキルを全面的に見直すべきだ。たとえば、この次長氏が最初から「菅は解散するつもりがない」と署名で書いていたら、どうなったのか。政局の展開が変わった可能性だってある
2011-06-13 13:42:13もっとも、どんなに食い込んだつもりになっていたとしても、政治家が記者にホントのホントの話を言うかどうかは分からない。政治家はあくまで記者を相場作りのチャネルとみてるんだから。これは官僚でも同じ、どころか官僚はもっとすごい。賢いから
2011-06-13 13:44:59結局のところ、記者自身のスタンスが問われる。そこがなければ、いつまで経っても、記者はポチの身分から脱せない。自分はこの政権と首相をどう考えるのかっていうスタンス。
2011-06-13 13:46:16そんなこと言うと「それじゃ客観報道にならないんじゃ」という批判があるかもしれない。けど、自分の立場、軸がなくて、どう客観的になれるの?自分の立ち位置があるから、はじめて客観的に世界を語れるんじゃないの?
2011-06-13 13:48:00@MadamKingfisher 「首相は解散で嘘をついているかも」と分かっているのだから、記事は「首相は解散と言っているが、脅しかも」と書くべき。次長は首相の本音理解に自信がなければ「解散と脅していたが、私にはそう見えなかった」と書くべき。それなら、記事とコラムは矛盾がない。
2011-06-13 15:47:13朝日問題。コラムを書いた次長は政治グループにいるものの、2日の「首相は解散の意向」という記事には関与していなかったのかも。すると、菅の真意を知っている次長が記事を事実上、訂正した?官邸の情報操作に乗った記事を批判した?そうだとすると、一種の内部批判。それならそれで価値もある。
2011-06-13 23:43:08でかい組織だと、現場の記事の出方とデスクの考え方が違う事態はおおいにありうる。ただ、読者にはよく真意が分からない???。もう少し説明があったら、分かりやすいが、次長が「意図的な情報操作」と認めているから難しいだろうな。でも、内部からそういう指摘が出た点は評価していいかも。
2011-06-13 23:45:50私自身は菅が解散するというのは、単なるブラフだったとみる。枝野と菅が示し合わせて、朝日記者にそう書かせたくらいのところではないか。それでビビる議員が出れば菅にプラスなのだから、伝える記者は少なくともブラフの可能性があることを付け加えるべきだったな。
2011-06-13 23:48:33取材先の思惑に乗せられて書いてしまう記事はべつに朝日に限った話ではない。東京新聞だって同じこと。政治記事でも経済記事でも、しょっちゅうある。どうも客観性を誤解して、相手の言う話をそのまま書けばOK、みたいなことになっているのが最大の問題。
2011-06-13 23:56:05