「リベラル」は、他者とのしがらみから解放された「リベラル」で在りたいがために、利用価値のない弱者(他者)には寄り添わないのでは。

自分用の備忘録です
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HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

最近思うのは。 もしかすると「リベラル」は、他者とのしがらみから解放された「リベラル」で在りたいがために、利用価値のない弱者(他者)には寄り添わないのでは、と。

2020-04-16 10:55:50
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

リベラルとは ・他者とのしがらみから解放された、個人の自由を尊重する ものだと思う。それはとても大事なことだし、むしろ私もそれを支持していたりはする。 ただ最近感じているのは、その自由への尊重と権利を「自分にとって価値があるものだけに」適用しておきながら、

2020-04-16 10:56:32
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

権利とセットになる義務と責任、他者に対しても同様に求められる尊重や配慮を「自分の自由に対するしがらみ(≒非リベラル的な同調圧力)」とみなして忌み嫌っている「リベラル」が多いのではないか? と思えている。大事なのはリベラリズムや多様性ではなく、自分個人の権利や「お気持ち」、快適さ。

2020-04-16 10:57:42
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

「社会よりも個人」という点が「リベラル的」といえばそうかも知れないけれども。 配慮や権利を求めるばかりで、自分は犠牲や負担、責任、対価を払わない。自分のは「権利」、他者のは「利権」・・・とばかりに、与えない。

2020-04-16 11:00:29
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

いつも用意や負担するのは他者。享受するのは自分。あえて「仕事」があるとすれば、与えられた配慮や境遇、権利が足りない、ここがダメだ、「お気持ち」が収まらない!と重箱の隅をつついてまでもケチをつけることだけになってしまう。

2020-04-16 11:00:55
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

本人達はそれを「批判」と呼び正当化するけど、ちょっと怪しいところ。(批判するなという意味ではない。)なにしろ、無限に要求をエスカレートさせるばかりで問題解決への妥協点がない。ゴールポストを動かし続ける。そもそも一貫して「問題解決に向けての協力」を提供することはないのだから。

2020-04-16 11:01:23
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

しまいには「提供者」への不平不満が誹謗中傷や罵詈雑言にまで発展する。見た目や態度、箸の上げ下ろしのような些細なことにまで難癖を付けて新たな「問題」を「開発」し、何を言っても、逆に何を言わなくても叩く。それ自体が「娯楽」になっている。

2020-04-16 11:08:32
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

ある意味で攻撃対象に依存し、「サンドバッグ」としての機能、「心置きなく叩く権利」すら一方的に提供させている。 でも本人達は、その行為によって自意識や使命感、自己肯定感を満たしていく。

2020-04-16 11:09:13
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

どんな的外れで理不尽な言いがかり、因縁であろうとも、「「問題点を理解して批判・忠告している」「社会正義のために既得権益者と戦っている」自分は、相手よりも「格上」「有能」「正しい」と思っていられるのだから。集団のエコーチェンバーに呑み込まれれば、いよいよその自覚もなくなっていく。

2020-04-16 11:10:20
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

責任者や当事者にしか見えていない背景や複雑な事情なんてお構いなく、自分から見えている景色と思い込み、価値観だけで、叩く。スポーツの試合で観客席から選手や監督にヤジを飛ばす素人やフーリガンと変わらない。 ( ↓ 参考資料?20年ちょっと前のサントリーボスCMより)youtube.com/watch?v=jKEGiD…

2020-04-16 11:11:02
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HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

ともあれ。 ・・・でも、それってリベラルではなく、単に「お客様根性が肥大化したエゴイスト」「モンスタークレーマーの類」ではないのかな? もちろん、そうではない「本物のリベラル」(と呼ぶべきなのか?)、リベラリストもいるのだろうけれども。

2020-04-16 11:11:20
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

だから「リベラル」を、語られている理想を言葉通りに受け取って「多様性や弱者の味方」「表現や言論の自由を護っている」「権威主義からの解放者」的なイメージとして捉えると見誤る。 その多くは、自分が無条件に満たされることにしか関心はない。

2020-04-16 11:11:47
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

なぜならば、自分の権利に伴う義務や負担は、「旧態依然とした抑圧」「同調圧力」であり、憎むべき「反リベラル」的なものだから。 稀に「結果論として」、強い要求が問題解決の力になることもあるけれども。そのために多大な犠牲を払っているのはいつも、現場で奮闘している人たちだったりはする。

2020-04-16 11:12:25
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

結果、利用価値の無い弱者には恐ろしく冷淡にもなる。自由や人権を自分は謳歌しても、自分の「お気持ち」を損なう当事者や弱者の人権や自由は、「リベラル」の敵として認めない。「御用〇×」「名誉■$」「▲◇ポチ」だとか平気で言う。平気で差別も攻撃もする。事実上、人間扱いしない。

2020-04-16 11:12:49
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

先日語った「バラモン左翼」問題ともつながっている。 note.com/88410616/n/n7d… デマもダブスタも平気で使う。「批判」は得意だが責任は取らない。要求しかできず実務能力はない。どこまでも「お客様」なのだから。 こういう人たちに権力を与えたり政治や実務を任せてしまうと大変なことになるよね。

2020-04-16 11:14:05
リンク note(ノート) 『「リベラル」でないと人間扱いされない』バラモン左翼問題|林 智裕|note 「リベラルでないと人間扱いされない」 海外からも、そんな事例が良く聞こえてきたりこなかったり。いわゆる、「バラモン左翼」問題ですね。この造語自体は、ピケティの言葉。 この貴族のようなサロン化・階級社会化が、世界的に新たな同調圧力と火種、階級を生む権威主義となっている。人権を守る相手も選り好みし、人間扱いしない相手の人権は踏みにじる。 トランプ大統領を生んだ一因と思います。 ぶっちゃけ「反アベ・反政府・反ワクチン・反原発」をはじめとした「反〇×」の末端では、こういうサロン化した「教義」からの同調圧力、権威な 2 users 25
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

いま、新型コロナウイルス騒動が世界に大きな変革をもたらしている。たぶんアフターコロナの世界では、既存の「リベラル」という権威・階級主義も弱体化し、新しい価値観が主流となっていくのかも知れない。 願わくば、その世界がより人に優しく、多くの人を幸せにするものとなれれば良いのだけれども

2020-04-16 11:14:48
HAYASHI Tomohiro @SonohennoKuma

・・・ということも、またnoteにまとめてみました。 note.com/88410616/n/n4b…

2020-04-16 11:15:26
リンク note(ノート) 「リベラル」は、他者とのしがらみから解放された「リベラル」で在りたいがために、利用価値のない弱者(他者)には寄り添わないのでは。|林 智裕|note 表題の件、ほとんど出オチだけど。 リベラルとは ・他者とのしがらみから解放された、個人の自由を尊重する ものだと思う。それはとても大事なことだし、むしろ私もそれを支持していたりはする。 ただ最近感じているのは、その自由への尊重と権利を「自分にとって価値があるものだけに」適用しておきながら、権利とセットになるはずの義務と責任、他者に対しても同様に求められる尊重や配慮を「自分の自由に対するしがらみ(≒非リベラル的な同調圧力)」とみなして忌み嫌っている「リベラル」(自称)が多いのではないか? と思えている。大事 11