ドイツでは、首相自らが、原発からの撤退を決意し、連邦議会にも、2022年までに無くしていく法案を提出しています。というつぶやきのまとめ。です。

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@straycat1378

ドイツでなぜできた 日本国内の原発を即止めたとして電力需要を3割減らせば電力不足は起きないといわれています。09年の発電量9254億kw/hの3割カットは、84年の発電量と同じと言われています。省電力社会の転換や太陽光・風力など、再生可能な自然エネルギーでまかなうことは可能です。

2011-06-15 21:34:47
@straycat1378

ドイツでなぜできた ドイツでは2020年までに再生可能なエネルギーでの発電量を、35%2引き上げるとしました。00年は6.3%、09年は16.1%に拡大できたのは、電力の固定価格買取制度のためです。これは自然エネルギーで発電した電力を、政府が電力会社に義務付けたものです。

2011-06-15 21:37:34
@straycat1378

ドイツではなぜできた 自然エネルギー発電業者は価格交渉をしなくても、一定の値段で買い取られます。経営は安定し新規参入は容易です。しかし日本では電力会社を相手に個別の取引をしないといけません。またドイツでは発電状況のいい所は買取価格を低く、悪い所は高くと地域の実情に合わせています。

2011-06-15 21:41:20
@straycat1378

ドイツではなぜできた 優先接続という制度もあります。自然エネルギーで発電した場合、送電管理会社は、必ず接続することが義務付けられています。ドイツにも東京電力のような大きな電力会社もあれば、小さな会社もあります。都市ごとの電力供給会社もあります。日本では余った電力の買取だけです。

2011-06-15 21:44:02
@straycat1378

ドイツではなぜできた 電力料金に占める自然エネルギーの料金の割合は00年1%、07年5%です。電力料金の上昇は、石油など化石燃料の増大など他の原因のほうが大きいと言われています。このように、ドイツでは、自然エネルギーに投資する方が「儲かる」ような制度設計をしています。

2011-06-15 21:47:02
@straycat1378

ドイツではなぜできた 日本にあるのは「再生可能エネルギー基準(RPS)です。一定の目標を決めて電力会社に買取らせる仕組みですが、目標値が低すぎるため一定以上には伸びません。最初の制度設計から逆で、日本は、発・送・配ともに兼ね備えた地域独占の電力会社に有利なものになっています。

2011-06-15 21:49:49
@straycat1378

ドイツではなぜできた 日本の原子力予算は技術開発費・立地対策費など総額で毎年4000億円です。使用済み核燃料の再処理に電気料金から2500億円が取られています。合計で6500億円、原発をやめれば不要になるのですから、再生可能な自然エネルギーへの可能性は大きいのではないでしょうか。

2011-06-15 21:52:37