2011年6月16日成美大学授業「観光政策論」ゲスト講演録

SHIGENO, Hiroki 滋野浩毅 @seishindo11

今日の授業は、伏見稲荷寿司ひろめ隊の長谷川裕晃さんによる「ご当地グルメによる町おこし」 http://twitpic.com/5c6bmb

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B級ご当地グルメの分類。伝統型と開発型がある。

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考えてみよう。生まれ故郷のB級ご当地グルメは？観光誘致につながるか、起業につながるか？

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B級ご当地グルメが注目されるようになったきっかけは、B-1グランプリ。

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B-1グランプリは優劣を決定させることが本来の目的ではない。 http://twitpic.com/5c6eir

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地元福知山のB級ご当地グルメは何か？焼きそば(ゴムそば)、お好み焼き(うす焼き)

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長谷川さんが取り組んでいる伏見の稲荷寿司について。

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稲荷寿司は伏見が発祥の地。とくに三角形のが伏見発祥。三角の由来はきつねの耳とも、稲荷山の形とも。

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もう一つ、スズメの丸焼きもあるが、その姿が苦手というひともいるので、稲荷寿司を選んだ。

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伏見稲荷寿司ひろめ隊では、伏見と稲荷寿司の由来や作り方を伝えている。

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なぜ町おこしに取り組むのか？参拝者の減少、商店街の衰退。全盛期120店舗→今16店舗。

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でも、当初は反対や疑問の声もあった。

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今年5月21、22日の近畿、中国、四国ブロック大会。2日で240万売り上げたが、その売り上げは11月の本大会の原資に。 http://twitpic.com/5c6npf

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大会では単に稲荷寿司を売るだけではなく、地域を発症している。

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東日本大震災の被災地からの出展も。福島県浪江町、宮城県石巻市。彼らは元気だった。

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どこのB1でも、焼きそばは人気。

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甲府鶏もつ煮の担い手は行政マン。地域活性化は俺たちの使命だと。

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B1グランプリを受賞した団体は殿堂入りし、審査対象からは外れる。

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富士宮やきそばは、市民グループからスタートし、事業体に成長。今では雇用も生む。

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富士宮やきそばから学ぶ食のブランド確立。費用をかけずに地域ブランドを確立し、経済効果を生み出す。

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マスメディアの活用。「親父ギャグ」にメディアが飛びつく。 http://twitpic.com/5c6sx6

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富士宮やきそばの経済効果。9年間で439億円。商標登録とロイヤリティ収入。アンテナショップ、収益事業とまちおこしを分離。

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2000年以前はほとんど無名だった富士宮やきそばが、いまでは大盛況に。

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では、まちおこしをするには？まずはその町の歴史、文化、特性を知る。市役所へ相談。自治会など各地域団体にヒアリング→筋を通すこと。

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仲間を集める。家族、同級生などに相談。地域の飲食店の協力を求める。インターネット等で情報交換。