Early Bird @ 41isyoichiさんの英語講座(2020年4月10日分)bookkeeping/old/theの使い過ぎ/one's age/inとinto/the manとa man/anchor/『英文法小事典』/best

まとめました。
1
Early Bird @41isyoichi

中高で英語を教え、大学で英語科教育法と受験英語指導研究を講じてます。教員研修会講師。文科省高校検定教科書 FLEX (増進堂)執筆者。NHKラジオテキスト英文法コラム元執筆者。『英語教育』(大修館書店)など専門誌へ寄稿多数。共著に『夢をかなえる英文法 ユメブン1』(アルク)。未来塾(@miraijuku2015)主宰。

Early Bird @41isyoichi

本日は振替休暇を取得して家事と教材研究と原稿執筆を進めてます。今後テレワークになっても必要な文献類はコツコツ集めて手元に置いてあるから、図書館へ閲覧に外出しなくても図書館が閉鎖されても平気。朝3時からの作業でも入用な書籍はいつでも手に入る。むしろ仕事は書斎に居る方がはかどります😊 pic.twitter.com/Qj9YhApYyS

2020-04-10 09:22:30
拡大
Early Bird @41isyoichi

学生時代に「プライベートライブラリー」という概念を授けてくださった渡部昇一先生に、改めて感謝している次第です。(プライベートライブラリーに関しては御著書『知的生活の方法』(講談社現代新書)に詳しいです。) amzn.to/2UYwy0U

2020-04-10 10:33:49
Early Bird @41isyoichi

「簿記」は英語で bookkeeping だが、この発音は日本語の「簿記」に酷似している。それもそのはず、「簿記」は福澤諭吉が bookkeeping の音にも配慮し忠実に造った訳語なのだ。『福翁自伝』で「簿記法の書は私が翻訳した。今日世の中にある簿記の本はどれも私の訳例にならって書いた」旨を述べている。

2020-04-10 10:34:48
Early Bird @41isyoichi

He is as old as my father. という文に使われている old は「年をとっている」なる通常の意味で使われているのではない。How old are you? や She is twenty years old. という文に使われた old と同じで「年齢の尺度、目盛り」を表す。相手が an old man (or woman) でなくても十分に使える表現だ。

2020-04-10 14:02:55
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 盲点⚠️ 句や節で限定された名詞には必ず定冠詞が付くと思っている人がいるが、この思い違いが the の使い過ぎに結びつく。 (1)the principal of our school (2)a teacher of our school 校長先生は各校に一人だから of our school という限定がつけば(1)のようにthe principal だ。

2020-04-10 15:42:31
Early Bird @41isyoichi

一方、一般の先生は学校に大勢いるはずだから of our school という限定がついても自動的に the teacher とはならない。つまり、a teacher of our school は「(自校の先生方の中の) 一人の先生」の意であることに注意したい。

2020-04-10 15:42:35
Early Bird @41isyoichi

類例。 👉He bought a house which looks on the sea. → 海に面した家はたくさんある 👉I am looking for a pencil that I lost. → 聞き手は I なる人物が鉛筆をなくしたことを知らない

2020-04-10 15:42:41
Early Bird @41isyoichi

The woman looks much younger than her age. という文につき、堀内克明『小事典 英語Q&A Ⅱ』(p.125)は 「人と年齢を比較することになりますが、one's age という表現はそのような使い方が認められています。She looks her age. (年相応に見える)という言い方を参考にして」 と補足し親切だ😳

2020-04-10 16:34:10
Early Bird @41isyoichi

(1)She danced in the room. (2)She danced into the room. (1)は「彼女はその部屋で踊った」の意。一方(2)は「彼女はその部屋に踊りながら入っていった」の意。後者は She went into the room. なる文のバリエーションで、went という動作の様態を詳しく説明していると捉えることができる。

2020-04-10 18:39:19
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 盲点⚠️ (1)That is the man who wanted to see you. (1)は文意からすでに you に会いたい人がいたことが話題になっていたと見られるから、当然 the man である。 (2)A man who wanted to see you left a message.

2020-04-10 19:33:34
Early Bird @41isyoichi

一方、(2)は初めて you に会いたい人がいたことを知らせる文で、言い換えると、A man wanted to see you and he left a message. となる。もちろん、すでに you に会いたい人がいたことが話題になっていれば The man who wanted to see you left a message. となる。

2020-04-10 19:33:34
Early Bird @41isyoichi

つまり、A man who wanted to see you left a message. は絶対に A man でなければいけないというのではなく、前後関係によっては The man でもよいことになる。この点に注意したい⚠️

2020-04-10 19:33:34
Early Bird @41isyoichi

停泊中の船舶にとって錨(anchor)は頼みの綱。リレーの最終走者、アンカーも頼みの綱。「停泊地」は英語で anchorage と言う。アラスカの港町アンカレッジ(Anchorage)は船舶の停泊地、北米を代表する港湾都市だ。 pic.twitter.com/8vV0tUd5aD

2020-04-10 20:10:18
拡大
Early Bird @41isyoichi

『英文法小事典』(北星堂)の日英語を対比した記述が興味深い。例えば、進行形を「~している」でなく「~しているところです」と訳せばかなりの精度で進行形にならない英語の動詞を予測できる、など、日本語を活用した英語指導のヒントも提供する。学習者のみならず、指導者にも利用価値の高い好著だ。

2020-04-10 21:48:47
Early Bird @41isyoichi

『英文法小事典』(北星堂)の日英語を対比した記述が興味深い。例えば 、be動詞と一般動詞の相違は日本語では「です」と「ます」との相違に反映される。英語が苦手な学習者は *I am study English. という誤りを犯すが、日本語で言っても「私は英語を勉強しますです」となっておかしい、といった具合。

2020-04-10 22:24:18
Early Bird @41isyoichi

Hulu に入会して「たりないふたり」の漫才を見てます😋

2020-04-10 22:48:54
Early Bird @41isyoichi

便利な best の使い方😎 be動詞と過去分詞の間に挟むことで簡潔で英語らしくなる。 👉 That museum is best visited on Friday. (金曜日に訪問するのが一番だ) 👉 Mt. Fuji is best climbed in August. (8月に登るのが一番だ) 👉 Yesterday's experience is best forgotten. (忘れるのが一番だ)

2020-04-10 23:08:20