2011/6/18・18：00開始　東京電力による「事故初期の対応・汚染水処理システム」についての会見

NHK科学文化部 @nhk_kabun

【明日に向けて・１】震災から１００日のきょうは各地で慰霊祭が行われ、宮城県石巻市の合同慰霊祭では遺族の代表が「私たちは将来に希望を持ち、あすに向かって家庭を支え、１日１日少しだけ笑顔が増えることを信じて自分たちの人生を切り開いていかなければなりません」と述べました（6/18）

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関連）宮城県石巻市は、震災による犠牲者が被災した自治体のなかで最も多く、亡くなった人は３１０１人、行方がわからない人は２０００人以上にのぼっています。（6/18）

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【明日に向けて・２】海江田経産大臣は定期検査中の各地の原発で深刻な事故への対策が実施されていることを確認したとして、きょう地元の自治体に運転再開を求めました。しかし自治体の間では原発の安全性への不信感は根強く、今回の安全対策の確認がすぐ運転再開につながるかは不透明です（6/18）

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関連）国内の原発は全部で５４基あり３分の２にあたる３５基が定期検査や震災などの影響で運転を止めています。停止中の原発のうち１１基は遅くともこの夏までに定期検査などを終えますが、地元の自治体などの理解が得られず、運転再開のメドはたっていません。（6/18）

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【明日に向けて・３】福島第一原発は事故の収束のカギとなる高濃度汚染水の浄化設備が、昨夜の本格運転開始からわずか５時間で運転を止める事態になりました。原因や対策によっては、処理計画に遅れが出るおそれもあります。(6/18)

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【明日に向けて・４】福島県は約２００万人の全県民を対象に、原発事故後の被ばく線量を推定し影響を調べる大規模な健康調査を実施します。きょう調査方法などが決まり、今月下旬から飯舘村など３つの自治体の住民を対象に「先行調査」を行うことになりました。（6/18）

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【明日に向けて・５】日本三景・松島の一角にあり、長い砂浜で知られる東松島市の野蒜海水浴場をはじめ、震災で大きな被害を受けた宮城県内の主な２８の海水浴場は、がれきの処理が終わる見込みが立たないことなどからことしの夏はすべてオープンできない見通しであることがわかりました。（6/18）

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震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故で、開催をどうするか検討が続いていた福島県相馬地方の伝統の祭り「相馬野馬追」は、内容を大幅に縮小するものの、復興のシンボルとして開催されることになりました。明日に向けて、あすもよろしくお願いします。