ウェブと政治 - ディスカッション - 第1回ウェブ学会シンポジウム
東「古典の執筆者が何を考えていたかは分からない。古典の解釈でしかないという見方もある。しかし、古典とは、現代風に解釈することに意味がある」.oO(感銘を受けた! #webgakkai
2009-12-07 14:12:26#webgakkai 古典の重要性、は現代的な意味でコンテクストを読み取ること。当時の人が何を考えているのかなんて、何一つわからない。でもそれを現代的に読むことは、クリエイティブで、実践的。
2009-12-07 14:12:35討議型民主主義論で「討議」が重要なのは各自が自己のパースペクティヴを超えた他者の見解を考慮しつつ選好形成すること。ルソーの「各自がコミュニケーションなしに情報を得て」を「webを通じて他者の見解も含めた情報を参照しつつ各自単独に熟慮する」と考えると面白いかも。#webgakkai
2009-12-07 14:17:14濱野「Democracy 2.0、初音ミク出馬せよについてプレゼンします。キャラクター民主主義、いわばキャラクラシーの提案です。」
2009-12-07 14:13:03濱野「初音ミクを中心としたN次創作の分析が濱崎さんによって行われています。初音ミクはジャンルというより、歌、音楽、映像などメタジャンルになっている。同じようなコミットを政治に対しても行ってもいいのではないか。」
2009-12-07 14:14:10濱野:Democracy2.0。初音ミクに選挙に出馬してもらう。キャラクター民主主義。初音ミクを介した集合的な創造活動があるのであれば、政治でも出来るのではないか。 #webgakkai
2009-12-07 14:14:36濱野「政治家2.0みたいなことですね、簡単に言うと。N次政策/制作/創作。裏側に皆さんが立っていて、野生の政策秘書たちとして、秘書A、秘書B、秘書Cのように集まってくる。ニコ動のタグの仕組みを使って政策を書いていく。」
2009-12-07 14:15:21濱野「分岐と派生がポイントと思ってます。意見が対立したら、キャラそのものを派生させればいいんじゃないか。初音ミクがハチュネミク、ソワカちゃんに派生していったように。逆にその設定がフィードバックさせていくことが考えられる。」
2009-12-07 14:16:22濱野「Characracy。仮想政治家人格と、匿名の野生の政策秘書達。政策決定が正しく動くなら、実在の人物である必要はないのではないか。意見の対立は、キャラクタの fork で対応可能。」 #webgakkai
2009-12-07 14:18:28濱野:バーチャル政治家の下で、政策を書く人、国会で読み上げる人など、ネット上の人が支える。「分岐と派生」も可能。キャラ自体が分岐していく。 #webgakkai
2009-12-07 14:16:29なんかみんな初音ミクに笑ってるけど、キャラを前面に押し出して裏では優秀な秘書が立案する、っていう濱野さんが言ってる話は実際のオバマ大統領とけして遠くないとおもう。 #webgakkai
2009-12-07 14:16:23例えはぶっ飛んでるけど、政治家のバーチャル化って発想は政治家は民衆の代表(代議制)だと考えると意外と筋が通ってるんだよなあ。まさに二次元は裏切らないw #webgakkai
2009-12-07 14:18:31濱野「もちろんやるおでもいいお。キャラクラシーの課題とか限界ですが、ありまくりです。制度としてvitualなキャラクターは国会に行けない。その代りに代行人を立てる必要がある。すごい仕組みで代行人を監視すればいいだろう。」
2009-12-07 14:17:39濱野「キャラクラシーのメリットとして、公人として性能が高い。遍在することができる。実は導入可能性が最も高いはずである。今の制度のまま代表として初音ミクを立てるだけだからである。日本の政治風土に合っている。参加への意志と匿名への意志を両立できる。」
2009-12-07 14:18:56キャラクシーのメリット:「体がひとつじゃないので普通の政治家よりいろんなところにいられて公共性が高い」「代議民主制の制度自体は変えない」「参加したいけど匿名ではいたい、というニーズを満たせる←昔から欧米にはない日本の問題点」
2009-12-07 14:19:11#webgakkai 濱野:キャラクラシーの課題。キャラクターは国会に行けませんw 。が、メリットもある。あらゆるところに偏在できる。また、可能な「民主主義2.0」で実現可能性が高い。日本独自のネットカルチャーとも親和性が高い。参加の意志と匿名の意志を両立できる。
2009-12-07 14:19:25濱野:「参加への意志」と「匿名への意志」を両立出来る。日本人の特徴は、参加したいけど匿名的でありたいというもの。初音ミクであれば、匿名的のまま政治参加が可能。 #webgakkai
2009-12-07 14:19:10濱野「メリット:参加への意思と匿名への意思を両立できる→日本独自の政治参加のあり方が実現できるのではないか」 #webgakkai
2009-12-07 14:19:18ここまで超要約。東先生:ルソーを現代的に読み直して民主主義2.0に思想史的な正統性を与えよ。ハマノ先輩:初音ミク政治家論は代理人/タグ的政策秘書など使えばいつでもできる。 #webgakkai
2009-12-07 14:21:34#webgakkai 津田「何を話せばいいんでしょう。僕はMIAU、インターネットユーザ協会をやっていて、ユーザの声を反映させようとしている。でもうまくいってない。金髪のおっさんじゃなくて、初音ミクみたいなキャラクターが重要だったんだなーって。」
2009-12-07 14:20:23津田:「代表がこんな金髪のおっさんだからだめだったんだなー、初音ミクみたいなキャラを立てればよかったなー」wwww #webgakkai
2009-12-07 14:20:30#webgakkai 津田「MIAUはみんな手弁当でやっている。たしかに初音ミクの創作意欲を政策意欲に使うというのはなるほどなと思う。僕はTwitter厨として語れればと思う。」
2009-12-07 14:21:15