劇団どくんご東京公演4日目を観た日比野啓氏のつぶやきから始まる劇評のやりとり

劇団どくんご「A Vital Sign ただちに犬」ツアー初めてといえる、演劇批評家?(詳しくないので失礼)による批判的な劇評、から始まるTL上でのやりとり。劇団ファンの私も、思わず「そーか!」と。演劇の勉強にもなるなー。 ツイートでの批評のやりとりは、個人の練り上げた劇評とまた違った面白さ。 こういう批評家のまな板にのっかるくらいな所に劇団は来ちゃったんだなーという個人的感慨も含めて。 続きを読む
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高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) @shinorev

@keihibino @masato009 @camin @MackeyStageweb 「どくんご」と「たま」のお話。そうだった!!とひざを打ちました。開演前に観客を迎えるあの笑顔、語りと問いかけのテンポ。どこかで見た/聴いたと思ったんです。たまだ!!(部分が似てるだけですが)

2011-06-20 01:50:37
ひびのけい @hbnk

@shinorev @masato009 @camin @MackeyStageweb 私は個人的には「赤瀬川さんの親戚ですか」という台詞が笑えました。http://kh.ibino.net/mxCePq たしかに五月さんに似ている。

2011-06-20 01:52:48
高野しのぶ🌹(しのぶの演劇レビュー) @shinorev

WOW! RT @keihibino @masato009 @camin @MackeyStageweb 私は個人的には「赤瀬川さんの親戚ですか」という台詞が笑えました。http://t.co/hJpJt5A たしかに五月さんに似ている

2011-06-20 01:53:42
ひびのけい @hbnk

赤瀬川原平顔といえば歌舞伎俳優の中村魁春 http://kh.ibino.net/l2ohVe だったが、もう一人どくんごの五月が付け加わった。

2011-06-20 01:56:45
谷瀬未紀 @pikaluck

あの人魚姫は一昨年の上演中にあったのを初めて観て、あちこちで強く再演(?)を願われて(私も願った)今回復活したシーンで、5月に観た時も初見の方々が強く印象に残して(落涙もされて)ましたが、残念でした、、、 @keihibino 東北弁「人魚姫」 @shinorev

2011-06-20 02:03:47
ひびのけい @hbnk

@pikaluck いえ、所詮、個人的な好みを言っているだけなので。多くの観客に支持されればそれでよいのではないでしょうか。

2011-06-20 02:04:55
谷瀬未紀 @pikaluck

@shinorev 私も「東北弁」と思って聴いたことはありませんでした。(4回は観たシーン)声がダメだと、辛かったでしょうね、私も初の時は苦手なタイプの役者さんが気になりましたが、2回目観た時はすーっと楽しめまして、その自分にビックリ。

2011-06-20 02:12:37
谷瀬未紀 @pikaluck

@keihibino はい、横やりの失礼を意識しつつも、「稽古場だけで面白かった(に違いない)」とおっしゃってるように受け取れたもので^^; 好みと「評論の準拠するところの説明」は、違いますものね。

2011-06-20 02:21:07
ひびのけい @hbnk

批評が難しいのは、観客は見えないものを見てしまうから。観客に見えてしまったものについて「お前が見たものは錯覚にすぎない」と説くほど愚かな批評はない。だからといって、一般の観客に見えた以上に(見えないものが)見えたとドヤ顔で語る批評もくだらない。

2011-06-20 02:24:48
森澤友一朗 @peachumor

しかしどうなんだろう、上手から下手への磁石のシーンなんかは、たとえエチュード的としても、「わが星」なんかと比べると圧倒的なまでに強度が高いなーと受け止めてしまうわけなんだけど(あそこはひとまず、比較するに正当なシーンではあると思うんだが)どうなのだろうか。泥酔にて明日また考える。

2011-06-20 02:58:42
森澤友一朗 @peachumor

というか、つまり、21世紀演劇は、エチュード的演劇(というか、80年代演劇)を、果たして超えたのか?というか少なくとも、正しく、消化したのか?あ、そうか、とりあえず今晩は、もう、これに尽きる。

2011-06-20 03:04:17
yanoz @yanoz

演出家の特権化は、劇場に通う人たちの自己特権化と共犯なわけ。エクストリーム観劇競争と演劇史の書き換え競争の共犯。とても見やすい道理。

2011-06-20 10:56:27
yanoz @yanoz

見巧者共同体の中に居たい人は、そっちにいたらいいと思う。そして垣根を守っていたら良いと思う。

2011-06-20 10:58:38
yanoz @yanoz

むしろ「才能を気取った演出家の工夫など、一人の役者の思いつきにも及ばない」というのが真理じゃない?少なくとも、演出家のすべき仕事は「工夫」じゃないし、演出家の達成を工夫としてしか評価できないのは貧しいよ。

2011-06-20 11:02:26
yanoz @yanoz

どくんごを語る上で見逃せないのが、ワンダーランドの回顧企画に角田博英氏が残していたコメント。 http://goo.gl/jZNgF これを読み飛ばしていたことを悔いたものです。角田氏に会った事ないしどんな方か知らないけど、この「ちょっとした旅」の話を聞いてみたい。

2011-06-20 11:13:31
どいの @doino

演劇における価値の源泉は演出家の工夫ではなく、一人の役者の身体/言語そのもののであるはずです。…と、それ自身特権的肉体論の亡霊か。 RT @yanoz: むしろ「才能を気取った演出家の工夫など、一人の役者の思いつきにも及ばない」というのが真理じゃない?(…)

2011-06-20 13:00:57
どいの @doino

あ、一人の、ばかりじゃないな。役者という身体/言語の関係性、もある。

2011-06-20 13:14:03
yanoz @yanoz

演出の方法を探求した人は関係とか共同性について考えていたはずだと思ったりします。役者に誰かが対する所で演劇が生まれるというか。QT @doino: 演劇における価値の源泉は演出家の工夫ではなく、一人の役者の身体/言語そのもののであるはずです。…と、それ自身特権的肉体論の亡霊か。

2011-06-20 13:39:45
どいの @doino

@yanoz テキスト、演出、他の俳優、旅、劇場、生活スタイル。あらゆる契機が存在します。それは方法です。方法はそれぞれの現場ごとに違って当然だと。どのような方法を取ろうとも、そこで賦活されるべきは役者の身体/言語なのであってそれ以外ではない、という意味での価値の源泉。

2011-06-20 13:54:29
柾木博行 @MackeyStageweb

@yu7aoyama 行きました。九州でもまだそんなに名前が知られているわけではないんでしょう? まだ浦和から引っ越して2年くらいですもんね。

2011-06-20 13:57:48
yanoz @yanoz

@doino いただいたコメント、「役者の身体/言語が演劇の価値の源泉である」という思想に即した関係性から生まれる演劇にはそれ固有の強さがある、という主張と読みました。演出家にこそ価値の源泉がある、観客にこそ価値の源泉がある、集団にこそ価値の源泉がある、それぞれ可能な思想かと。

2011-06-20 14:13:30
yanoz @yanoz

そういえば上演のはじめと終わりしか役者が出てこないで、ひとりで街をあるかされるだけの演劇作品があったなあということを思い出してあれこれ考えてみる。もちろんそれは、観客を作る方法があって成立したことだけど。 http://goo.gl/w63aj

2011-06-20 14:19:39
どいの @doino

@yanoz うーん。舞台にある、供されるのは演出でも観客でも集団でもなく… と考えていますが。なんか勘違いしているかな。

2011-06-20 14:26:48
yanoz @yanoz

演出家の作家性と集団的な創作原理をショートカットさせたような企画が「キレなかった14才 りたーんず」だった。 http://goo.gl/gCe2r そのレビューを戸井田道三を引いて締めくくったのはかなり本気だけど、自分はまだその論点の射程をつかみきれていないと思う。

2011-06-20 14:27:24
yanoz @yanoz

@doino いや勘違いとは思いません。どくんごの舞台を可能にした理念はこういうものだったんだなあと感慨深いです。

2011-06-20 15:23:43
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