- Oboro_sakamichi
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51 夜ご飯を食べ終えた陽菜は〇〇の部屋へ。 〇〇:まぁ適当なところに座って 陽:うん 〇〇:ここに来たのは定期テストの勉強会以来か 陽:そうだね
2020-05-21 23:26:3052 〇〇:それはそうと、1日カフェ店員の体験してみた感想はどうだった? 陽:すっごく楽しかった!接客って初めてだったけど、またやりたいって思った! 〇〇:なら良かった😊 母さんも、陽菜の仕事ぶりを褒めてたよ 陽:えへへ…//
2020-05-21 23:28:3053 陽:ふあぁ…もう眠くなってきちゃった 〇〇:5歳児の身体にはこたえたか笑 陽:5歳児じゃないもん…! 〇〇:はいはい笑 それじゃあ、陽菜は俺のベッドで寝てくれ 陽:〇〇君は?
2020-05-21 23:30:0355 陽:…一緒に、寝よ? 〇〇:は、はぁ!? 陽:私、今小さいからスペース取らないし… 〇〇:いや、流石に駄目だろ… 陽:だめ…?
2020-05-21 23:32:5956 見た目5歳児の上目遣いでのお願いに、ついに〇〇は折れた。 〇〇:分かったよ… 観念したように、先に布団に入る〇〇。その後に陽菜も続く。 陽:…ねぇ、なんで背中向けてるの? 〇〇:なんでって、そりゃ…
2020-05-21 23:35:2859 その後、他愛もない話をしている内に2人とも眠ってしまった。 ー翌朝ー 〇〇:んっ… 目覚めた〇〇。しかし、 〇〇:!?
2020-05-21 23:42:3960 〇〇の目の前には、気持ちよさそうに眠っている陽菜の姿が。 しかも、元の大きさで。 そう、症状が続くのは24時間。そして今は朝の7:00。既に幼児化は解けていたのである。
2020-05-21 23:44:5661 〇〇:(まずい…このままだとベッドから出れない…!) 〇〇はベッドの奥、壁際で寝たため、ベッドから降りるには陽菜を超えなければならないのだ。 〇〇:(こうなったら、一か八か…!)
2020-05-21 23:46:5662 〇〇は陽菜を起こさないよう、そっと陽菜をまたいでベッドを降りようとした。 しかし、左足をベッドから下ろした時、陽菜が突然寝返りを打った。 〇〇:(まずい!) 咄嗟に避けようとした〇〇。だが、そのはずみでバランスを崩し___
2020-05-21 23:50:5263 ドンッ! 〇〇は陽菜の顔の横に手をつき、顔どうしは鼻の先が触れ合いそうなほどに近い体勢になってしまった。 そして手をついた時の揺れで、 陽:ん、んん…
2020-05-21 23:53:1764 うっすらと目を開ける陽菜。目の前には〇〇の顔が。 陽:……! 〇〇:ち、違うんだ陽菜!俺の話を… 陽:き、きゃー!! 朝の寝室に陽菜の悲鳴が響き渡った。
2020-05-21 23:55:5165 …〇〇は陽菜の誤解を解くのに人生最大の努力をした、とだけ言っておこう。 そして、無事(?)に陽菜の幼児化も解けて、一件落着となるのであった。 〇〇:無事じゃねぇー!! ーfin.
2020-05-22 00:00:33この作品は、とまりぃさんの企画(#ほっこり杯)に合わせて、僕の書いているシリーズ作品、"Cafe 陽だまり"内のメンバーから1人を「幼児化」させて書いたものです!
2020-05-22 00:05:12ここから"Cafe 陽だまり"を初めて読む、という方も多いと思いますので簡単な登場人物の紹介をさせていただきます! ・柊木(ひいらぎ)〇〇:作中の主人公。家は"Cafe 陽だまり"というカフェを営んでいる。 ・河田陽菜、渡邉美穂、金村美玖:作中のヒロイン
2020-05-22 00:07:56もし今作を読んで「本編も読みたい!」と思っていただいた方は、僕の固定ツイートにまとめがありますので、そちらからご覧ください! 前置きが長くなりました!それでは、どうぞ!
2020-05-22 00:11:20