東日本大震災から災害ボランティアセンターの設置・運営の課題を探る

熊本県社会福祉協議会が市町村の社協を対象に実施した「ボランティアセンター機能強化課題別研究会」の内容の要約です。内部向け研修ですが、皆様のボランティア活動の参考になれば幸いです。
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斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

広瀬さん:4/26~5/3、マッチング・グルーピングを担当。派遣は「ぜひ行きたい」と手を上げた。県災害ボラセンマニュアルの策定委員をさせて頂いたことがきっかけで興味を持ち、災害ボラの研修などを受けていた。が、現地の経験がなかったので、不安は大きかった。 #kumavc

2011-06-24 14:42:49
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

広瀬さん:被災地を見て無言。被災された方がこの風景をみてどう思うだろうかというのを感じて涙をこらえてた。ここでも何を伝えていいのか分からない。使命感が強くなった。 #kumavc

2011-06-24 14:44:51
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

広瀬さん:マッチング班はボランティアさんと一番接する場所。来たニーズをもとにボランティアさんに呼びかけをして人を集め、現地に入る上での説明を行った。すでにボランティアさんは多く、忙しいというより当たりまえだなあと思って取り組んでいた。 #kumavc

2011-06-24 14:48:05
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

広瀬さん:熊本のネーム入りのジャケットを着ていた。九州からのボランティアから声をかけられて意気投合した。地元の方からは「九州からありがとうございます」と声をかけられた。このジャケットが人を結んでくれた。twitterに「熊本の赤ジャケットの人」と書かれて嬉しかった #kumavc

2011-06-24 14:51:55
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

広瀬さん:地元のボランティアスタッフが疲れてた。自分たちが何をできるか考え、元気になるための合言葉を考えた。スタッフが元気でないといい支援ができない。現地スタッフとは今でも連絡をとっている。 #kumavc

2011-06-24 14:53:56
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

広瀬さん:ボラセンには隅から隅まで情報が入ってくるわけではない。サテライト・ブランチの勉強が必要。人はひとりでは生きていけない。いわきで絆の大切さを改めて知った。 #kumavc

2011-06-24 15:00:28
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

江口所長:「寄り添う」とは自分の考えを相手に押し付けることではない。提示し、選択してもらうことが「外国人部隊」(外からの支援者)としてのあり方ではないか。人と人で繋がって、創り上げていくのがボランティアセンター。 #kumavc

2011-06-24 15:02:49
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

3人目は西原村社協の藤森さん。 #kumavc

2011-06-24 15:03:47
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

藤森さん:広瀬さんと同じ時期に入った。テレビを見て「何かせにゃいかん」と感じ、派遣に応じた。災害時のマニュアルや協定を阿蘇ブロック社協で取り組んでいたことも動機。被災現場を見て、ボランティアも含め、あらゆる「長期的」支援が必要だろうと感じた。 #kumavc

2011-06-24 15:09:00
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

藤森さん:ニーズ班を担当した。現場に行ったボランティアさんからの問い合わせも担当。ボランティアからの報告受付も担当したが、ボラが戻ってくる時間帯が集中し混雑するので、グルーピング班などに応援を貰っていた。 #kumavc

2011-06-24 15:11:22
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

藤森さん:言葉の壁は大変だった。ニーズ班の作業はすでに「いい流れにしよう」という思いで工夫が積み重ねられていたが、「ボランティアがどこまでするのか」特に津波被害地の作業について議論があった。重作業になると思われるものはバイクボラの方に協力してもらい現地調査をした。 #kumavc

2011-06-24 15:16:24
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

藤森さん:朝、ボランティアさんが多いときにはどんどんニーズを結びつけていけるが、ボランティアさんが少なくなってきたら需給調整が必要。各所との連携は重要だった。 #kumavc

2011-06-24 15:19:22
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

藤森さん:ゴールデンウィークはボランティアさんがたくさん来ることを見越して検討を重ねていたが、ニーズが急激に増えるわけではない。地域の側溝や公共の場所など、大人数を必要とし、受け入れられる活動場所を受け入れ先として調整した。 #kumavc

2011-06-24 15:22:12
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

藤森さん:いわき市災害ボラセンはアットホームな雰囲気だった。帰ってきてもいつもいわきが気になる。 #kumavc

2011-06-24 15:26:51
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

江口所長:長期支援が必要ということで県社協だけでなく市町村社協の派遣もお願いした。安全確保はボランティア活動の重要な課題。被災範囲が広く応急危険度判定なども十分なされないままなどという状況の中で、ボランティアの活動判断は非常に難しかった。 #kumavc

2011-06-24 15:33:16
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

4人目は菊池市社協日置さんです。日置さんには事前に「困った方はいませんでしたか?」という少し話しにくいことをテーマにお願いしています。 #kumavc

2011-06-24 15:50:11
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

日置さん:少しでも現地の人の負担を減らせるようにお手伝いしよう、という思いで現地入りした。被災2ヵ月後だったが、現地スタッフに「2,3年の経験をした」をいう声を聞いた。休まれては?というと「ボラセンは日々変わっていく。休むと追いつけなくなるので休みにくい」と。 #kumavc

2011-06-24 15:52:34
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

日置さん:ボランティアからの苦情・・・活動内容に不満「もっと達成感のある作業を」。放射線に対する心配「遠いところを」。/被災者からの苦情・・・雨の日の活動中止「どうしても今日して欲しい」。事前の現地調査はトラブル防止のために重要 #kumavc

2011-06-24 15:57:02
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

日置さん:ゴールデンウィーク明け。1件あたりのボランティアさんを少しづつ少なくして対応。それでも足りず「まだ来ないの」という苦情もあった。土日にボランティアさんが多く来るのでそちらに可能なかぎり割り当てた。日によっては現場にスタッフが活動に行ったことも。 #kumavc

2011-06-24 15:59:43
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

日置さん:印象に残った言葉。「正しい」という感じは「ー」に「止」まると書く。一度止まって、今自分がどのような活動を行っているか振り返ることが大事。(さいば註: @daido15 さんから聞いたみたいです) #kumavc

2011-06-24 16:11:12
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

江口所長:最後に中尾さんに。天草は津波が想定されるがどう考えているか → 橋や水運が寸断されてボランティアが来たくても来られないだろう。「島原大変肥後迷惑」津波により天草で1万人死亡した。震災を受け防災をすべて見直している。支所機能の縮小による機能低下も課題。 #kumavc

2011-06-24 16:21:33
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

江口所長:学ぶべきこと(1)受援力を高める(2)被災地被災者に「よりそう」(3)平時からのコーディネートが重要(4)市町村地域防災計画における社協の位置づけを再確認(5)訓練を定期的に(6)サテライトは有効(7)ツイッターやブログを活用 #kumavc

2011-06-24 16:32:18
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

「平成23年度ボランティアセンター機能強化課題別研究会」要約ツイート終了いたします。連投失礼いたしました。皆様のボランティア活動の参考になりましたら幸いです。 #kumavc

2011-06-24 16:36:04
斉場俊之 @Toshiyuki_Saiba

全然時間が足りませんでした。まだまだ聞きたい、話したい、ということでこの後交流会に行ってきます。 #kumavc

2011-06-24 16:36:55