PNRからの「何となくポップ」を克服する−−−Roll & Replace, Deep Seal, Clearout, Dunker Spot...
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PNRでよくある”ミス”として、スクリナーが「Rollにうまく入らなそう」だから「何となくポップ」してしまって、チャンスメイクできないというパターンが挙げられる。 強い意図があってポップするなら話は別だが、Rollで素直に貰えそうにないから中へダイブしない…というのは最早タブーですらある。
2020-06-15 07:18:41まず、Rollによって中へダイブすることには、自分が貰う以外のメリットがある。 それは他のTagディフェンスを引き出して、Roll & Replace (Dive & Lift) の形からアウトサイドのオープンないしセパレーションを作り出すところだ。↓ "Roll & Replace (Dive & Lift) Action" youtu.be/FDerAgo_-Cg
2020-06-15 07:21:01また、教科書的な形でRollへのパスを受けられない場合も、インサイドに深くSealしたり、Post Upすることが出来る。 この場合概ね ①スイッチしてきたDFや、Tag Dに対してSealしてミスマッチを突く ②一瞬ハンドラーのカバーに出たことで対応が遅れているビッグマンDFに対してSeal の2パターンがある。
2020-06-15 07:24:09Montrezl Harrell - NBA - PNR Post Up youtu.be/5A8s4kYsv3A ハレルのPNR→Sealがまとめられている動画を紹介。 スイッチしてきたDFや、Tagに対してSealする展開が多めに含まれている。
2020-06-15 07:26:28Gonzaga - Backside Pick & Roll Seal youtu.be/gxWF_BBRR-E この動画ではどちらかというと第二のパターン、つまり PNR → スクリナーDFがハンドラーへのカバーに出る → その間にスクリナーが深い位置にRoll → スクリナーDFのカムバックが必然的に遅れるのを利用して、深い位置にSeal が多い。
2020-06-15 07:28:52最後に、「PNRからRollerが深い位置へのSealを狙う」というコンセプトと極めて相性が良いのは、当然 PNR Clearout youtu.be/9fIbURTmLLY (PNRからのSeal Screen)になる。 『何となくポップ』からいち早く”卒業”して、Roll & Replace、Deep Seal、Clearoutでチャンスメイク出来るようになろう。
2020-06-15 07:31:45私としたことが、PNRからDunker Spotに入るパターンを挙げ損ねていたので追加します。 良いスクリナービッグは、(Seal、Clearoutを他オプションとしつつも) やはりこのDunker Spot スペーシングを本当にサボらないので活きますね。 Dunker Spot全般については youtu.be/qjcsCu_UH0k をどうぞ。 pic.twitter.com/LCVlZuL4c6
2021-01-02 11:32:57あとは、DFのポジショニングに合わせて、リムの真裏でパスを受けるDead Lowスペーシング(ちなみにDead Lowは海外では検索にヒットしない言葉) youtu.be/Rs5ZWZqpLvU も、PNR後の合わせのパターンとしてかなり使えるものになります。
2021-01-02 11:35:15