文化資本の差ってある。田舎で猛勉強をするより、都会(東京)で遊んでいたほうが成績か良い!と言う現実。これは本当!

小学と中学の一時期、父の仕事の関係で茨城県の鹿島・波崎町に住んでいたことがある。 で、学力検査的一斉試験をすると結果は「二つの山」になった。 団地の子の平均点と地元の子の平均点が明確に別れていた。 これは県レベルの教育委員会でも「どうにかしなきゃ」な話だったらしい。
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Nicholai MARO @MAROCKs

小学と中学の一時期、父の仕事の関係で茨城県の鹿島・波崎町に住んでいたことがある。 この国で働くビジネスマンなら大抵ご存知の企業が、日本全国各地から来ていて工業地帯を作っていた。多分、社会科で学んだ人も多いと思う。 blog.tinect.jp/?p=53430

2018-09-07 15:06:06
リンク Books&Apps 「文化資本」のことを棚上げにして、田舎=心が豊か、というのは、あまりにも短絡的だ。 最近の子どもは忙しい。 うちの長男(小学校高学年)も、毎日、学校の宿題に塾に習い事にと、スケジュールが詰まっているのです。 余裕がなくなっている、ということで、定期的に、あまり興味が持てないものを止めてはいるのですが、そ… 417
Nicholai MARO @MAROCKs

その企業に勤めている人たちは「団地」と呼ばれる一つの町に住んでいた。 ホントに「町」と呼ぶのがあっている近代的鉄筋コンクリートの集落。 先生の成り手もいない僻地だったから、水戸の茨城大学で教職をとった若い先生が特別手当を貰って赴任する、そんな土地だった。

2018-09-07 15:06:06
Nicholai MARO @MAROCKs

バスは一時間に一本だし、最寄の「街」はバスに乗って40分の利根川を渡った千葉県銚子市だったし。 東京に行くなんて、そこから急行に乗って100分かかり。

2018-09-07 15:06:07
Nicholai MARO @MAROCKs

小学校のクラスの半数は地元の子で、残り半数は団地の子。 団地の子は、東京(横浜・川崎・千葉を含む)、大阪(神戸・京都を含む)、名古屋、福岡など「都会」と呼ばれるところから来た子が多かった。既に工業地帯として有名であった四日市とかから来た子もいた。

2018-09-07 15:06:07
Nicholai MARO @MAROCKs

で、学力検査的一斉試験をすると結果は「二つの山」になった。 団地の子の平均点と地元の子の平均点が明確に別れていた。 これは県レベルの教育委員会でも「どうにかしなきゃ」な話だったらしい。

2018-09-07 15:06:07
Nicholai MARO @MAROCKs

地域に塾は無い。 学校も公立のみ。 クラスで一番の子は親の家庭内教育と通信をやっていたけれど。 クラスで二番の子は毎週週末に千葉までバイオリンを習いに行っていたっけ。

2018-09-07 15:06:08
Nicholai MARO @MAROCKs

団地の子だって全員が通信教育をしていたわけでなく、毎日遊び呆けていたわけだけれど、転校してくる前はほとんどの子が「この国に住んでいる人だったら誰でも知っている都会」と呼ばれる地域で生活をしていて。

2018-09-07 15:06:08
Nicholai MARO @MAROCKs

まぁ、都会に住んでいると、外部よりの刺激が多くて。 インターネットなんか無い時代、テレビ・ラジオ・印刷物の新聞書籍しかない時代なのに、日々の暮らし・・生活をしているだけで外部の情報にさらされる。

2018-09-07 15:06:09
Nicholai MARO @MAROCKs

意識して勉強とかしなくても勝手に頭に入ってくる。 そんな子たちが田舎に行くと東京・都会にいた時には経験しなかった高順位でテストの答案が返ってくる。

2018-09-07 15:06:09
Nicholai MARO @MAROCKs

記事に「現実には、家に一冊も本がないという家が、多く存在するのだ。これなどは端的に分かりやすい文化資本の格差である。」と書いてある。これは本当!地元の子の家には本棚がない子が多かった。

2018-09-07 15:06:09
Nicholai MARO @MAROCKs

団地では本棚が無い子はまずいなかった。本棚には大人の読む小説や専門書や児童向けの学習書が置いてある家が多かった。

2018-09-07 15:06:10
Nicholai MARO @MAROCKs

中学校は越境して銚子市立の中学に通った。一時間に一本のバスに乗って。 銚子の中でも本来進学する筈の学校ではなくこの学校に越境してくる子もいた。 その地域では進学校と呼ばれる学校だったのでとてつもなく勉強させられた。 英単語、数学のドリル、漢字書き取り…etc。

2018-09-07 15:06:10
Nicholai MARO @MAROCKs

そしてやたらと競争させられた。クラスの誰が何点取ったのか毎回発表。 人生で初めて「クラスで一番!」の経験もした。(そしてそれ一回きり) 一学年8クラスだったけれど、学年内順位も一桁キープだった。 とは言っても、進んで勉強したことはなく、課題をこなしていただけなんだけれど。

2018-09-07 15:06:11
Nicholai MARO @MAROCKs

規則も厳しかった。 男子は丸刈り頭が必須だった。 なんて非民主的な空気なんだろう、と思った。 全体主義ってこんな感じなのかな。 呼吸が苦しかった。 学校に行くのが嫌だった。

2018-09-07 15:06:11
Nicholai MARO @MAROCKs

愕然としたのは中学二年になってから。 春休み中に東京に帰って来た。 練馬区立の中学校に転校編入した。 銚子の中学みたいに無理やり勉強させられるような空気はなく、とても民主的な感じがした。髪の毛自由だし。 宿題なんてないし。 周りも勉強なんてしてないように見えたし。

2018-09-07 15:06:11
Nicholai MARO @MAROCKs

鹿島ではタミヤのプラモデルを作るのが趣味の一つだったけれど東京に帰って来たからやめてしまった。もっと刺激のあることが多かったから。 レコードだって好きな時に好きなものを買えた。 銚子にもレコード屋さんがあったけれどマニアックなものはなかったし。

2018-09-07 15:06:12
Nicholai MARO @MAROCKs

秋葉原の石丸電気の在庫量には驚いた。現行版でないものはなかったし、市場在庫しかないといわれているものもまずおいてあった。 渋谷や新宿や銀座の中古レコード屋・輸入レコード屋も有難かった。東京にずっと住んでいる人にとっては当たり前な存在なのかもしれないけれど。

2018-09-07 15:06:12
Nicholai MARO @MAROCKs

現代の人が太平洋戦争中の日本にタイムスリップ、とか 太平洋戦争中の人が現代にタイムスリップ、なんて題材の 映画やドラマや小説や漫画があるけれど、 現代はチャラい・民主的、昔は硬い・厳しい・全体主義的、な表現をしていることが多い。

2018-09-07 15:06:12
Nicholai MARO @MAROCKs

そして視聴者・読者はそのギャップを主人公を通して疑似体験をして楽しむんだけれど。 そのようなストーリーに触れると、僕は自身の転校体験を思い出す。 で、東京の中学での最初の定期試験でクラス内順位が一桁に入らなくてね。 うひゃー!愕然!です。 まぁ時間が解決してくれたけれど。

2018-09-07 15:06:13
Nicholai MARO @MAROCKs

文化資本の差ってある。 田舎で猛勉強をするより、都会(東京)で遊んでいたほうが成績か良い!と言う現実。 これは本当! #反省堂国語辞典 【「田舎のよさ」を世間にアピールしているのは、「それを語る言葉を持った都会人たち」】 blog.tinect.jp/?p=53430

2018-09-07 15:06:13
リンク Books&Apps 「文化資本」のことを棚上げにして、田舎=心が豊か、というのは、あまりにも短絡的だ。 最近の子どもは忙しい。 うちの長男(小学校高学年)も、毎日、学校の宿題に塾に習い事にと、スケジュールが詰まっているのです。 余裕がなくなっている、ということで、定期的に、あまり興味が持てないものを止めてはいるのですが、そ… 417

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リンク note(ノート) この割れ切った世界の片隅で|鈴|note コロナウイルスが社会に与えた最も大きな影響は、見えづらかった社会の分断を可視化したことではないでしょうか。ステイホームできない、明日を生きるのすら精一杯な人。パソコンを持っておらず、家では完全に社会から隔離されてしまう人。勉強ができるような家庭環境でない人。外で遊ぶ自分を自慢げにSNSに載せる人。「クラスターフェス」と称し、コロナに積極的にかかろうとする人。感染者を引っ越しにまで追い込む地方の村社会。 普段暮らしているとそのような人と出会わない、という人が殆どでしょう。だけど、これが、今の日本社会なのだと 1002 users 15918