観劇報告書Selection⑳(特別編)【蒼天の猫標識】

とあるものって、昔から部室の金庫に代々保管されてるちっこい隕石なんですよ。みんなはただの石ころじゃないかってあんまり問題にしなかったので咲子がキレる…って話です。でもその石、実は…。

☆花壁咲子…立花せつ子（劇団バッカスの水族館）
☆竹下忠…森達也（劇団ギルド電撃蛍）
☆蓮城愛美…坂本あずき（劇団わに社）
☆森田麻衣子…高木彩加（妄烈キネマレコード）
☆佐藤翔…山田遥己（名古屋市立大学演劇部劇団鈍-NORO-）

以上の皆さんです。なお敬称略で。

…で上から順にキャラの印象言っときましょうか。

花壁はですね、すぐ怒るわ、速攻で凹むわで、いかにもめんどくせーって感じの人ですね。駄々っ子というか。なんも目ぇひんむかんでもw。石の話より合コン誘われなかったことへの怒りの方が凄まじかった気が…。竹下はですね、マイペースというかイマイチ掴みどころなかった人。ただ、何気ない台詞で相手を圧しおるところがなんだかなぁー笑。最後、やや冷めたかの様な表情からの首を回しつつの台詞がいかにも異星人っぽい。蓮城はですね、ヤル気0、コロナで自粛する気も0のテキトー女子。石の話より自分が朝食うパンの話題の人。何気に光の速さでメイクアップしてた。人の話は基本聞かない人というか我が道を行く人とも…。森田はですね、ほぼ全員に振り回されっぱなしの気の毒な人。動画が固まる並みに本人がフリーズしてた気がする。それだけに第3話のあの流れはねぇ…おっと誰か来たようだ。佐藤はですね、オドオドしたチョイ挙動不審入った後輩?って感じ。これは冒頭からこのまんま。でもキレるときっと手が付けられない?。にしてもずっとなんか書いてたけどあれは何だったんだろうか?。最後かけてる眼鏡外した時とのギャップが…人が変わったかのよう。

ハンカチ咥えて悔しがる人って、昔の漫画ではよくあったと思うけど、実際にやってる人ってそういや見たことない笑笑。

ちなみに、この隕石、第1話では、竹下と佐藤がどっかとの交信に使ってた様ですね。しかも宇宙人の言葉らしきもので。どこにかけていたのだろうか?。

花壁ってノロだったんかいっ!笑笑。でもコロナと言わないとこがね…そこは作者、流石に配慮したのね、冗談でもそればっかは言えんもんねぇ。

☆北条典子…尾國裕子（無所属・新人）
☆如月けんた…篠塚将宏（劇団ゼロ）
☆森田麻衣子…高木彩加（妄烈キネマレコード）
☆伊藤信玄…斜田章大（廃墟文藝部）
☆坂部タイガー…松竹亭ごみ箱（ダンスカンパニーafterimage）
☆甲斐かれん…未彩紀

以上の皆さんです。なお敬称は略で。

相変わらず上から順に印象を。

北条はですね、衣装やら立ち振る舞いからしてもはや晩餐会状態というか浮き世離れしまくりって感じですね。人の話聞いてないでしょ?あーた。ナイフとフォークより箸の頻度が高い…ずっと何食ってんのよ?笑笑。如月はですね、冒頭から近づき難いオーラ出まくりのオレンジジュース飲んでるどっからどう見てもヤベー人って感じ。バックの画像って宇宙戦艦か何か?。森田はですね、相変わらずその場の空気に取り残される。第1話からの続投です。伊藤はですね、たぶん男性陣では一番マトモ。マトモという時点で周りがどんだけドイヒーなのかお分かりだろうか?ビルの爆破ネタはいつもと同じく?健在だった。にしても名前が信玄て、全く勇ましくないぞ、信玄公www。坂部はですね、見ためからしてアイドルヲタ、ズブズブ系のアブなめな人って感じ。松竹亭ってのはこういう人種が多いのか?笑。というかなんでこの回、変な人種だらけなのか?笑笑。なお趣味は芸術鑑賞と読書…うん、取りようによっては間違ってはいないか笑笑。甲斐はですね、トランプの仕分け工場をアパレルと言わせちゃうあたり見栄っぱりな気が…。合コン女子の生態をもろ剥き出しって感じ。帰りたいのに帰れない。そらオンライン呑み会だもん、あ、悶絶してる…。

ちなみに、この隕石、第1話のものと同じかどうかは不明なのですが、やはり北条と何者かとの交信に使われていた様で…その何者ってのは如月????。

…ではなかったことが第3話で判明します。

第2話と第3話って出てる人っておんなじなんです。なんせ、合コン始まってから確か3時間後くらいのお話なんで。第2話との違いはあのアタマおかしいとしか思えない如月ワールド含めて、合コン開始直後のぎこちなさが幾分和らいでお互い和気あいあいって感じになったということと…ん?まぁどっちかいうとお互いグダグダになってきただけのかもはしれませんがね?笑。あとは意外な人物が暗躍していたってことですかね。目立たなかったアノ人です。

この回、宇宙人の話なぞ関係ねーじゃんとか思ったでしょ?いやいやそれがそうでも無いのです。一気にいろんなことが分かってきます。

※如月→人を眠らせる=夢を見させる力を持つ宇宙人であり、ビビデバビデブーなる帝国の皇帝。
※北条→それに抗える力を有する宇宙人=アルパカ星人。

アルパカ星人は争いを好まない穏健派なのですが、とはいえ相反する力を持つ勢力なので如月はなぜに地球に来たのか?疑念を持ったのですね。

ん?アパレル星人では間違ってもないですよ。アルパカねアルパカ。カジュアルになっちゃうからね。

それにしたって、でも両者ともどこをどう見ても変人なんだよなぁ…一人は奇人入ってるし。ええか、おい、この人たちﾎﾞｿｯ

そうこうしているうちに如月はマークしていた北条では無く、ある人物によって暗殺されてしまうことになります。まぁ、この一連の流れ、ワードウルフに似てるっちゃ似てますね笑笑。

そして、如月=皇帝暗殺の報を聞いて嘆き哀しんだのが、第1話に出てきた竹下と佐藤です。彼らはアルパカ星人の仕業と思い込み復讐を誓います。要するに彼らの正体は如月=皇帝の部下だった訳です。

…そこに第1話繋がるのかよって感じですね。
…にしても佐藤の宇宙語と竹下の薄暗い部屋の中でのいきなりの4足歩行が何気に宇宙人というよりむしろ化け物っぽい。こえーよ。