Introduction to Garagarapon Grammar #gengo
@dlit ホリスティックなのと分解タイプのとがお互いに切磋琢磨するのが理想なんでしょうね。僕もまだまだ生成文法や語彙意味論のものを勉強しないと…。Constructionしか勉強しなかったらConstructionで分析する必要性が見えてこないですし。
2011-06-29 12:40:01@otoguro 大きな違いとしては派生の段階でかなりの構成物がCrashして破棄されることでしょうか。RepresentationalなのはあくまでMerge-over-Moveのような最終段階のGlobal economyな話ということで。 @koda_TO
2011-06-29 12:42:56にゃるほど(いつか使おう)。 QT @koda_TO: @dlit Numerationは福引のガラガラポンとかスロットマシーンのようなもんで、ボタンを押したらランダムに出てくると考えていただければ。
2011-06-29 12:46:39@pathos95606 僕も偉そうなこと言いつつconstruction周りは代表的なのしか読んでなかったりしますが…(^^; 分解タイプだけで全部やるってのはさすがに無理なのでそういう点で期待もあるのです。
2011-06-29 12:50:22@koda_TO 原理的にはそうなりますね.非派生系理論でも結局分析するときはあまりそこを明確にしないから,知らないと派生系と似ているように見えたりしますけど. @dlit
2011-06-29 12:50:32@otoguro @koda_TO ふむむ。だいぶすっきりしました、ありがとうございますー(そこまで理解が間違ってるわけじゃなさそうで良かった…
2011-06-29 12:51:33@nonomaru116 俺も詳しく知らないんですけど、なんでもFrequencyを使ったものだとか。LabPhonとかUsage-basedな人たちが進めているらしいんですけど… http://j.mp/iKaO0e
2011-06-29 12:52:23@koda_TO @dlit 自然発話はほぼガラガラポンだと思いますが,文の容認性を判断するときは,提示文に対する表示を作るのだから,レキシコンから単語を呼び出したり素性を持ってくるんで,ガラガラポンとはちょっと違うのかなと思います。でもこの辺ってやっぱり議論ないなあって印象
2011-06-29 12:56:13@otoguro 派生畑で育った学生さんがHPSG/LFGを読むと派生的に考えちゃうんですよね。とくにHPSGのPS-Ruleとか。。。 @dlit
2011-06-29 12:57:33@yearman いや、ガラガラポンだと思うんですが。その考え方ですと、Productionが混同してきているような気がします。 @dlit
2011-06-29 12:59:38@koda_TO 容認性判断って提示文(の音声)を入力にして,その音声・単語認知と統語解析(係り受け解析)の結果がnum.に影響してると思うんですけど。ここをガラガラポンにすると提示文と違う文に対する容認性を判断する余地が出てしまいませんか? @dlit
2011-06-29 13:14:37@koda_TO というより容認性判断という作業は文の知覚から出力まで見るものだと思うので,productionとの混同はある種の必然(←やや言い過ぎ感)があるかと。すんません,これから会議なので抜けます。。。 @dlit
2011-06-29 13:16:14@nonomaru116 あ、あとKiparskyあたりが研究しているStratal OTのような物がありますね。結局形態論を考えると派生という考えから抜け切れないみたいです。
2011-06-29 13:20:01@koda_TO 派生って、言われてみると確かに「こんなことが頭の中で起こっているわけがない」って気もしますが、前後や因果関係がはっきりしているから、非常に納得しやすい考え方なんですよね。まぁわかりやすいイコール正しいってわけでもありませんが。
2011-06-29 13:24:18@yearman 俺の考えでは、生成統語理論はこの点に関しては50年代から一貫していて、個別言語を「文法的な文章の(無限)集合」と捉えてて、統語機構は文法的なものをCharacterizeさせる物という以外の何者でもないと思うんですが。
2011-06-29 13:27:38MPはNumerationとPhaseで派生の終わりという概念がRedundantに示されているんで、その点からもNumeration入らないんじゃないかなあというのが俺のジャスティス。
2011-06-29 13:48:20@koda_TO 「統語機構は文法的なものを…」に異論ないです。ポイントはその統語機構の入力となるnum.が全てガラガラポンか否かだと理解してます。で,僕は自然発話ならともかく,容認性判断という作業においてはそうでないところがあるというものです。なんだかどこかにズレがあるような?
2011-06-29 16:27:48@koda_TO ちなみに統語機構と統語解析(正確には統語解析器)は別物と考えてます。前者は単語(形態素)を組み合わせたりするもの,後者は与えられた文(単語の列)に対する係り受け関係を作るものです。(というよりこの辺になると直接ダーッと話した方がすっきりしそう)
2011-06-29 16:29:21少し前に生成文法における内省が話題になってたけど、認知言語学での内省も問題無いわけじゃないと思う。Compoundに関する議論なんかだと内省によって判断することが重要なことも多い。そして、コーパスを使わない研究だと、意図的に変な例を作ることもあるんだけど、判断が割れることも多い。
2011-06-30 08:32:51まぁ、これは生成文法の内省の問題とは質が違うから同じように議論するのは無理だけど、言語学における内省の扱いはきちんと考えた方が良さそう。
2011-06-30 08:35:24